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2013年4月

2013/04/29

JPT第4戦 JBCF群馬CSCロードレース

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[上:チームを育てチームをコントロールしながら自らチーム最高位の5位でゴールした中村キャプテン]
[下:成長著しいマトリックスのエースライダー窪木一茂選手がJプロツアー初勝利を飾る]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

4/27(土)に、Jプロツアー第4戦の「JBCF群馬CSCロードレース」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の7名がエントリー。

普久原奨
中村誠
飯野智行
鈴木近成
郡司昌紀
堀孝明
城田大和
出走=124名

2013年Jプロツアー第4戦となる「JBCF群馬CSCロードレース」が、スピード系コースの群馬サイクルスポーツセンター6kmサーキットで開催され、レース中盤から3名で逃げていた窪木一茂選手(マトリックスパワータグ)が一旦は10名の追撃集団に吸収されるも、ラスト3周でJプロツアーリーダーのトリビオ(Team UKYO)とともに再び抜け出し、最後はマッチスプリントでトリビオ(Team UKYO)を下してJプロツアー初優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、スタート直後から続いたアタック合戦に、鈴木近成、郡司、堀、城田の若手4選手が積極的に対応して主導権を奪いにいきますが、中盤で決まった3名の逃げには乗れずに一時その差は3分を越えるまで開きます。
それでも、後半にかけてTeam UKYO勢の追撃の動きに同調して、普久原、中村、鈴木近成の3選手が10名の追撃グループに入り勝利を狙いにいきましたが、終盤の攻防で窪木選手(マトリックスパワータグ)とトリビオ(Team UKYO)に行かれてしまい、最後は中村キャプテンの5位が最高位という結果となっています。

Jプロツアー第4戦の『JBCF群馬CSCロードレース』は今年最初のロードレースラウンド。

純粋な登坂力勝負で戦った伊吹山ヒルクライム、チームの半数の選手が初体験となった南紀白浜チームタイムトライアル、戸惑いとアクシデントのなかで終わった南紀白浜クリテリウム。

そして、新生宇都宮ブリッツェンの選手たちにとっては初めての経験となるサーキットレースでの戦いを迎えます。

出場チームは、多くの強豪選手を揃えたTeam UKYO、ヴィズィアックや窪木選手といった国内チームトップクラスのスピードマンを擁するマトリックスパワータグ、アジアナンバーワンを狙うAISAN Development Team U-26などのトップチームを中心に、効果的な戦力補強を行った多くの国内主要クラブチームが揃います。

宇都宮ブリッツェンは、飯野、中村、普久原の3選手をこのレースの主力組とし、他の若手4名がレース序盤のアタック合戦に参加しながらレースを組み立てていくという内容でレースに挑みました。

この日もスタート直後から多くのアタックが繰り返され、まだ戸惑いの残る宇都宮ブリッツェンの若手選手たちは後半のことは考えずに積極的にそれらに対応していきます。

しかし、各チームの戦力が拮抗していることもあり、レース開始から40km以上走っても30秒以上のタイム差を稼ぐ逃げは決まりません。

そして、ようやく3名のアタックが決まり、疲弊したメイン集団はこの逃げを容認します。

澤田(cannondale championsystem)
窪木(マトリックスパワータグ)
高岡(イナーメ信濃山形)

先頭3名とメイン集団との差はすぐに1分近くまで広がり、メイン集団からは何人かの選手が単発で追撃を試みます。

その中で、伊藤選手(AISAN Development Team U-26)の追撃は素晴らしく、1分近くあった差を単独で徐々に詰めていき、一時は30秒を切るところまで近づきました。

一方、メイン集団は完全に動きを止め、タイム差はどんどん開いていき、60km地点では3分という大きな差となってしまいます。

しかし、レースも折り返しを過ぎたところでメイン集団は再び活性化。

前にメンバーを送り込んでいないTeam UKYOと宇都宮ブリッツェン勢を中心に、数度に渡る加速でタイム差を詰めにかかります。

勢いが弱まらないメイン集団は、失速して先頭とのタイム差が開き始めていた伊藤選手(AISAN Development Team U-26)を吸収すると、更にアタックを繰り返しながら先頭3名との差を縮めていきます。

残り40km弱、メイン集団から10名の選手が抜けだして追撃を組織。

中村、普久原、鈴木近成(宇都宮ブリッツェン)
ヴィズィアック(マトリックスパワータグ)
狩野、トリビオ(Team UKYO)
菅野(VAX RACING with SAITAMA)
紺野(湘南ベルマーレ)
平塚、福田(AISAN Development Team U-26)

そして、ゴールまで30kmを切ったところで追撃の10名が先頭の3名を吸収しました。

この13名を追ってメイン集団から土井選手(Team UKYO)が単独で追走を試みますが、あと少しというところまで迫りながらも追走を断念します。

これで勝負は先頭の13名に絞られました。

残り20km、平塚選手(AISAN Development Team U-26)が先頭集団から単独攻撃を仕掛けると、カウンターでルビーレッドジャージを着るトリビオ(Team UKYO)が飛び出します。

これに、レース中盤から逃げていた窪木選手(マトリックスパワータグ)がすかさず飛びつき、先頭は2名となります。

それを追うのは6名。

中村、普久原(宇都宮ブリッツェン)
福田(AISAN Development Team U-26)
紺野(湘南ベルマーレ)
ヴィズィアック(マトリックスパワータグ)
狩野(Team UKYO)

チームメイトが前に行っているヴィズィアック(マトリックスパワータグ)と狩野選手(Team UKYO)は当然前を引くことはなく、実質的な追走4名のペースは上がらずに先頭2名との差は徐々に開いていきました。

先頭の2名ではフレッシュなトリビオ(Team UKYO)がやはり強力。

長距離を逃げてきた窪木選手(マトリックスパワータグ)は、疲労+後方にスプリンターのヴィズィアック(マトリックスパワータグ)を残していることもありトリビオ(Team UKYO)との先頭交代を拒否します。

苛つくトリビオ(Team UKYO)は、先頭交代を要求したり、アタックを繰り返して窪木選手(マトリックスパワータグ)を排除しようと試みますがいずれも失敗。

追走4名との差を50秒以上に開いた先頭の2名は、牽制しながら最終ラップへと突入していきました。

結局、粘る窪木選手(マトリックスパワータグ)を最後まで引き離すことのできなかったトリビオ(Team UKYO)は最後のゴールスプリントに勝負をかけます。

しかし、高いスピードを誇る窪木選手(マトリックスパワータグ)がマッチスプリントで軽くトリビオ(Team UKYO)を抑えて先頭でフィニッシュ。

先週のJBCF南紀白浜クリテリウムに続いて2週連続の優勝をチームにもたらしました。

2位には悔しがるトリビオ(Team UKYO)。

30秒遅れの3位争いのゴールスプリントは福田選手(AISAN Development Team U-26)が制しました。

宇都宮ブリッツェン勢では福田選手(AISAN Development Team U-26)と同タイムの5位に中村選手が入っています。

栗村監督コメント
「不安と期待が入り混じるなかで迎えた今季初のロードレースラウンドとなる群馬CSCロードレース。本音で言えば、南紀白浜クリテリウムでの失敗や飯野選手の怪我のこともあり、不安の方が遥かに大きかったのが実際ではありました。レース序盤の動きをベテラン勢には任せずに若手選手たちに委ねたのは一種の賭けではありましたが、中村選手などが随時効果的なフォローをしてくれたこともあって若手選手たちはスタートから1時間以上も集団前方で動き続けました。このコースは、集団前方で動いているのと集団の中にいるのとでは疲労度が大きく異なってきます。結局、彼らが動いた逃げは一つも決まることはなく、疲労で徐々に動きが鈍ってきた45km過ぎのアタックが決まることになります。そして、後半の勝負の時間帯。先週の南紀白浜クリテリウムで苦い想いをした普久原選手と鈴木近成選手が借りを返す走りで13名の先頭集団にきっちり入りました。結局、好調の中村キャプテンが5位。ここに鈴木真理選手と本来の調子の飯野選手が絡んでくれば結果は大きく違ってくることは間違いないでしょう。ただし、今はこの逆風下での戦いを続けなくてはいけません。逆風下だからこそ得れるものというのは少なくないわけですから、この先も前を向いてしっかりと進み続けていこうと思います。本日もたくさんの熱いご声援ありがとうございました。」

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◆[リザルト]
[JBCF群馬CSCロードレース - 群馬県みなかみ町 - JPT第4戦 - 120km]
1位 窪木一茂 (マトリックスパワータグ) 3h07m25s 38.41km/h
2位 Jose Vicente TORIBIO (Team UKYO) st
3位 福田真平 (AISAN Development Team U-26) +30s
4位 Mariusz WIESIAK (マトリックスパワータグ) +30s
5位 中村誠 (宇都宮ブリッツェン) +30s
6位 狩野智也 (Team UKYO) +31s
7位 紺野元汰 (湘南ベルマーレ) +34s
8位 普久原奨 (宇都宮ブリッツェン) +45s
9位 菅野正明 (VAX RACING with SAITAMA) +1m39s
10位 鈴木近成 (宇都宮ブリッツェン) +2m08s
29位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) +3m08s
30位 郡司昌紀 (宇都宮ブリッツェン) +3m10s
DNF 城田大和 (宇都宮ブリッツェン)
DNF 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン)

出走124名/完走73名

◆2013年Jプロツアー個人ランキング
1位 Jose Vicente TORIBIO (Team UKYO) 3,180P
2位 窪木一茂 (マトリックスパワータグ) 2,310P
3位 Mariusz WIESIAK (マトリックスパワータグ) 2,190P
4位 狩野智也 (Team UKYO) 1,940P
5位 土井雪広 (Team UKYO) 1,570P
6位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) 1,355P

◆2013年Jプロツアーチームランキング
1位 Team UKYO 8,685P
2位 マトリックスパワータグ 6,950P
3位 宇都宮ブリッツェン 5,885P
4位 イナーメ信濃山形 3,750P
5位 cannondale championsystem 3,550P
6位 湘南ベルマーレ 3,205P

ルビーレッドジャージ Jose Vicente TORIBIO (TeamUKYO)
ピュアホワイトジャージ 紺野元汰 (湘南ベルマーレ)

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[5月を目前にしながらも気温5℃前後という厳しい寒さの中で開催されたJPT第4戦群馬CSCロードレース]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[現場スタッフとしての動きも板についてきた廣瀬GM]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[スタート前の軽食を摂りながらファンの方にいただいたお守りを手に何かを想う堀選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[田村メカが各バイクへ手際よくゼッケンプレートを装着していく]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[イメチェンした城田選手がウォーミングアップを開始する]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[WAKO'S のチェーンルブを丁寧に注していく田村メカ]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[前週のレース以降軽いスランプに陥っていた普久原選手が静かにローラーをまわす]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[南紀白浜の失敗で精神的に大きなダメージを負った鈴木近成選手が雪辱を期す]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[まだ身体中に多くの傷跡が残る飯野選手だがエースとしての責任感を胸に戦いへ向かう]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[スタート前恒例の円陣を組みながらレース展開を脳裏に描く中村キャプテン]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[この日もアーリーアタックに反応する役割を与えられた郡司選手が集中した表情をみせる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[ピュアホワイトジャージを着る堀選手がスタートラインに並ぶ]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[個人ランキング4位につける飯野選手は最前列からのスタート]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[124名のP1ライダーが12時35分に一斉にスタート]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[スタート直後から多くのアタックが繰り広げられ鈴木近成選手が反応していく]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[ルーキー城田選手もレース後半のことは考えずに積極的に前方で展開]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[南紀白浜クリテリウム同様逃げに乗るべくチャンスを伺っていく郡司選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[“ピュアホワイトジャージは守らなくていい”という指示を受けた堀選手もアタックに反応していく]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[4名の若手だけでは対応しきれない動きをフォローしながら周回を重ねる中村選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[後手にまわらないよう監視しながらも後半の勝負をイメージしていく普久原選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[強い気持ちでスタート地点に立ったもののやはり本調子からは程遠かった飯野選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[序盤の1時間はずっとアタックが繰り返されたが逃げは決まらずに動き損の展開となる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[45km過ぎにようやく3名の逃げが決まりレースは一旦落ち着く]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[タイム差が3分となったところでTeam UKYOが動き出し中村キャプテンも同調していく]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[スピードを上げるツアーリーダーのトリビオと共にメイン集団前方を走る飯野選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[いくつかの動きのあとに集団前方で先頭交代に加わっていた普久原選手が4名で飛び出す]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[先頭3名を追う10名の追撃グループが形成され、中村、普久原、鈴木近成の3選手が入る]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[マークの厳しい土井選手もメイン集団から力ずくで飛び出すもののあと一歩で追走集団には加われず]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[序盤から動いていた城田選手はスピードの上がったメイン集団から遅れ単独でゴールを目指す]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[追走10名が逃げていた3名を捕らえその後トリビオと窪木選手が再び飛び出す]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[Team UKYOとマトリックス勢の抑えが効きなかなかスピードを上げられない中村選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[長距離を逃げながらも終盤はインテリジェンスに走って勝利を手繰り寄せた窪木選手]
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[3位争いはスプリンターの福田選手とヴィズィアックが競り合い中村選手は5位でフィニッシュ]
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[少し遅れて普久原選手が8位でゴール]
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[進化をみせた鈴木近成選手は10位でゴールするも悔しさを爆発させる]
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[レース後中村キャプテンから矢継ぎ早に問題点を指摘される鈴木近成選手]
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[勝利は若干遠かったものの好調さをみせた中村選手がレース後のインタビューに応える]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[毎レース様々な経験をしながら成長していく新生宇都宮ブリッツェンのチャレンジはこれからも続く]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2013/04/23

JPT第3戦 JBCF南紀白浜クリテリウム

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[上:60km/hの高速域で転倒した飯野選手だったが諦めることなくレースに復帰して16位でゴール]
[下:JBCFロードチャンピオンの証“ヴィオラジャージ”を着るヴィズィアックがゴールスプリントを制する]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

4/21(日)に、Jプロツアー第3戦の「JBCF南紀白浜クリテリウム」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の7名がエントリー。

普久原奨
中村誠
飯野智行
鈴木近成
郡司昌紀
堀孝明
城田大和
出走(決勝)=60名

2013年Jプロツアー第3戦となる「JBCF南紀白浜クリテリウム」が、和歌山県白浜町の旧南紀白浜空港跡地で開催され、ヴィオラジャージ(JBCFロードチャンピオン=2012年JBCFロードチャンピオンシップ優勝)を着るマリウス・ヴィズィアック(ポーランド/マトリックスパワータグ)が、Jプロツアーリーダーのホセビセント・トリビオ(スペイン/Team UKYO)を得意のスプリントで退け、今期初優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、昨日のチームタイムトライアルで機関車役となった郡司選手がレース中盤に形成された逃げに入って有利な展開を手に入れるものの、終盤の勝負どころでヴィズィアック(マトリックスパワータグ)とトリビオ(Team UKYO)のアタックに反応した飯野選手がトリビオ(Team UKYO)に接触してクラッシュ。
ニュートラルを利用してなんとかレースに復帰するも、チーム全体で最後のゴールスプリントにうまく絡めずに、飯野選手の16位が最高位という結果に終わっています。

今年も宇都宮ブリッツェンにとってはエーススプリンター不在のなかでの難しい戦いとなるクリテリウムレース。

ピュアスプリンターではないものの高いスピードを誇る鈴木真理選手の完全復帰までは、若手を中心になんとか活路を見出していかなくてはなりません。

この日の宇都宮ブリッツェンの作戦は、スプリンターとしての活躍を期待されている地元宇都宮出身の鈴木近成選手をスプリント担当とし、他の4名が繰り返されるアタック合戦に対応していくという形を設定します。

10m/sを超す強い風が吹き荒れる厳しいコースコンディションのなか、決勝に進出した60名のP1ライダーたちが定刻の15時35分にスタートを切ります。

すぐにアタック合戦がはじまりますが、風向きが“真向かい風”と“真追い風”を繰り返すという状態なこともあり、メイン集団は一向に崩れる気配をみせません。

それでも常にアタックが繰り返され、宇都宮ブリッツェンではキャプテンの中村選手が何度もこれらに対応してチームが後手にまわるのを防ぎます。

スピード系のレースを得意とする澤田選手(cannondale championsystem)が数回に渡って逃げを試み10数秒ほどのリードを奪いますが、どれも決定的な動きには至らず。

膠着状態のまま中盤戦に入ると、重要な選手たちが動いたあとのタイミングで7名の選手がアタックを決めました。

郡司(宇都宮ブリッツェン)
遠藤(cannondale championsystem)
阿部(Team UKYO)
高岡(イナーメ信濃山形)
伊藤(JPスポーツテストチーム)
青木(シエルヴォ奈良)
紺野(湘南ベルマーレ)

優勝候補の選手は含まないもののスピードのあるルーラー系の選手を多く含んだ先頭の7名は、スローダウンしたメイン集団との差を徐々に広げていきます。

この逃げに選手を送り込めなかった有力チームはマトリックスパワータグのみ。

しかし、決勝進出選手が3名のみのマトリックスパワータグは、無駄なエネルギーを使うことはできずに追走のタイミングを慎重に計ります。

そうこうしているうちに青木選手(シエルヴォ奈良)が脱落して6名となった先頭グループとメイン集団との差は40秒へと広がり、先頭集団の逃げ切りの可能性がが徐々に大きくなっていきます。

すると、ようやくマトリックスパワータグが追走を開始し、更に先頭集団にいる阿部選手(Team UKYO)での勝負を不確実とみたTeam UKYO勢も土井選手を中心として追撃に参加。

この結果、先頭集団との差は徐々に縮まりはじめていきます。

向かい風区間をほぼ先頭固定で土井選手(Team UKYO)が引き続け、残り3周となったところでその差は10秒程。

そして、まもなく吸収というタイミングでヴィズィアック(マトリックスパワータグ)がアタックを仕掛けて先頭集団へのブリッジを開始、これにルビーレッドジャージを着るトリビオ(Team UKYO)と飯野選手(宇都宮ブリッツェン)が反応して3名が先頭6名を追いあげます。

しかしその直後、進路を変えたトリビオ(Team UKYO)の後輪に飯野選手(宇都宮ブリッツェン)がハスって落車。

追い風区間で時速60km/hは出ているなかでの転倒だったため、飯野選手のバイクは大きく宙を舞い、飯野選手(宇都宮ブリッツェン)自身も全身に重度の擦過傷を負ってしまいます。

駆け寄ったスタッフが飯野選手(宇都宮ブリッツェン)の怪我の状態をみてリタイヤを判断しますが、飯野選手(宇都宮ブリッツェン)自身が再走を希望して血だらけの状態で再びバイクにまたがりました。

クリテリウムレースでの特別ルールが適用され、飯野選手(宇都宮ブリッツェン)は翌周にメイン集団へ復帰。

レース中盤から飛び出していた郡司選手(宇都宮ブリッツェン)を含む6名もメイン集団に吸収され、レースは振り出しに戻って残り2周回(5km)に入ります。

各チームともそれまで続けていたアタックを沈静化させてゴールスプリントの準備を開始。

そして、ラストラップに突入すると、強い向かい風が吹くバックストレートで予定通りに中村選手(宇都宮ブリッツェン)が集団の先頭に立ってゴールを狙う若手らをサポートしていきます。

風向きが一気に変わる最終コーナーをまわるとあとはゴールまで強い追い風区間。

しかし、宇都宮ブリッツェン勢は重要な最終コーナーで番手を下げてしまい、ぐんぐんスピードを上げていく有力選手たちのゴールスプリントに参加することができません。

結局、トリビオ(Team UKYO)のためにリードアウトを行った土井選手(Team UKYO)の番手をうまくとったJBCFロードチャンピオンのマリウス・ヴィズィアック(マトリックスパワータグ)が、実績通りの高いスプリント力を発揮してトリビオ(Team UKYO)を軽く抑えて今シーズン初の勝利をマトリックスパワータグにもたらします。

2位にはJプロツアーリーダーのトリビオ(Team UKYO)。
3位はTeam UKYOの若手スプリンター大久保選手が続きました。

宇都宮ブリッツェン勢は、負傷した飯野選手が素晴らしい精神力を発揮して16位でフィニッシュしたものの、鈴木近成選手は位置取りで下がってしまい22位という結果に終わっています。

栗村監督コメント
「難しい戦いが予想された本日のレース。それでも各選手たちはスタートから作戦通りにレースを運び、終盤までは良い形のままレースを進めていきました。しかし、勝負がかかった終盤の動きのなかで飯野選手が落車してしまい、若いチームは少なからず動揺してしまいます。トップ10に一人も入れなかったことは完全なる敗北であり、決して良いレースだったと言うことはできません。しかし、これがレースというものです。できたこと、できなかったこと、それらを認識した上で次に向けた修正点を探り、引き続き努力を継続していきます。本日も強風が吹く悪コンディションのなかで、若いチームを応援してくださったサポーターの方々には心より感謝いたします。引き続き宜しくお願いいたします。」

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◆[リザルト]
[JBCF南紀白浜クリテリウム - 和歌山県白浜町 - JPT第3戦 - 決勝40km]
1位 Mariusz WIESIAK (マトリックスパワータグ) 1h03m54s 37.54km/h
2位 Jose Vicente TORIBIO (Team UKYO) st
3位 大久保陣 (Team UKYO) st
4位 藤岡克磨 (パールイズミ・スミタ・ラバネロ) st
5位 辻善光 (湘南ベルマーレ) st
6位 井上人志 (シエルヴォ奈良MERIDA) st
7位 小室雅成 (イナーメ信濃山形) st
8位 小坂光 (那須ブラーゼン) st
9位 浜頭恭 (シエルヴォ奈良MERIDA) st
10位 窪木一茂 (マトリックスパワータグ) st
16位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) +01s
22位 鈴木近成 (宇都宮ブリッツェン) +01s
23位 城田大和 (宇都宮ブリッツェン) +01s
42位 郡司昌紀 (宇都宮ブリッツェン) +10s
47位 中村誠 (宇都宮ブリッツェン) +13s

出走60名(決勝)/完走59名

◆2013年Jプロツアー個人ランキング
1位 Jose Vicente TORIBIO (Team UKYO) 2,130P
2位 土井雪広 (Team UKYO) 1,420P
3位 Mariusz WIESIAK (マトリックスパワータグ) 1,290P
4位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) 1,205P
5位 狩野智也 (Team UKYO) 1,190P
6位 大久保陣 (Team UKYO) 1,125P

◆2013年Jプロツアーチームランキング
1位 Team UKYO 6,735P
2位 マトリックスパワータグ 4,250P
3位 宇都宮ブリッツェン 3,860P
4位 イナーメ信濃山形 3,000P
5位 cannondale championsystem 2,650P
6位 JPスポーツテストチーム・マッサ・アンデックス 2,340P

ルビーレッドジャージ Jose Toribio (TeamUKYO)
ピュアホワイトジャージ 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン)

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[チームタイムトライアルで汚れたバイクの洗車を手伝う廣瀬GM]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[若干20歳の田村メカが翌日のクリテリウムに向けて精力的に各種作業をこなしていく]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[一夜明け、午前中に開催されるクリテリウム予選に出場する18歳の城田選手]
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[城田選手と同郷のベテラン普久原選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[クリテリウム予選1組目に出場する堀選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[昨年の中村選手同様にボタンをかけ違ってしまった普久原選手はまさかの予選敗退]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[U23ランキングトップの堀選手も最終ラップでチェーントラブルに見舞われて悔しい予選敗退]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[予選1組目は城田選手が2位、飯野選手が4位でフィニッシュして順当に決勝進出を果たす]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[予選2組目のスタートを待つ鈴木近成選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[予選2組目は鈴木近成選手が2位、中村選手が3位、郡司選手は20位で決勝進出]
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[旧白浜空港跡地を使用するコースは“真向かい風”&“真追い風”という極端なコースコンディション]
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[このレースでスプリントを担当するのは宇都宮出身の鈴木近成選手]
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[決勝レースを前にチームカーの中で集中する中村キャプテン]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[前日のチームタイムトライアルで良い走りをみせた郡司選手がウォーミングアップを開始]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[個人ランキングで4位につける飯野選手が上位ゴールを目指して体を温める]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[全てのレースが初体験となる城田選手だが天性の勝負感で上位に絡んでくるのはさすが]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[決勝進出を果たした5名がスタート直前まで入念にウォーミングアップを行う]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[定刻の15時35分にレースがスタート、60名の選手たちがハイスピードバトルを開始する]
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[スタート直後からアタック合戦がはじまり中村キャプテンが積極的に対応する]
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[重要な動きを嗅ぎ分けながら集団前方で走る飯野選手]
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[18歳の城田選手も臆することなく好位置をキープ]
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[最終スプリントに向けて集団内で準備する鈴木近成選手]
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[有力選手のアタックにほぼ全て反応する中村選手]
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[関東から遠く離れた白浜の地にも応援に駆けつけてくれるブリッツェンサポーター]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[レース中盤に決まった7名の逃げにきっちりと乗る郡司選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[先頭集団がタイム差を広げていく展開の中で次のチャンスを伺う城田選手]
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[レース後半に入るとTeamUKYO勢がメイン集団のスピードを上げる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[最大で40秒以上離れていたタイム差が徐々に縮まりはじめるが郡司選手は抵抗を続ける]
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[メイン集団が先頭集団に追いつきかけたタイミングで飯野選手が痛恨の落車]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[周囲にいた誰もが飯野選手のリタイアを悟ったがボロボロの体で再びバイクに跨り走りはじめる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[ラストラップに入って集団は一つにまとまり中村選手が前に出てチームメイトをサポートする]
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[好位置をキープするために懸命に競り合う鈴木近成選手]
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[満身創痍の体でゴールスプリントに向かう飯野選手]
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[土井選手のリードアウトをうまく利用したヴィズィアックが追い風のなかいち早くスプリントを開始]
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[実績通りの高いスプリント力を発揮したヴィズィアックが今季初優勝を飾る]
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[最後は精神力だけで走った飯野選手は16位でフィニッシュ]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[左から、2位トリビオ、優勝ヴィズィアック、3位大久保]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[予選敗退だったもののライバル選手たちも予選落ちしたため堀選手がジャージをキープ]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[レース後帰りのサービスエリアで突然意識を失いかけた飯野選手が救急病院に搬送された]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

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2013/04/22

JPT第2戦 JBCF南紀白浜チームタイムトライアル

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[上:TTスペシャリストの郡司選手が積極的な走りでリードし宇都宮ブリッツェンは3位に食い込む]
[下:下馬評通りの速さをみせたTeamUKYOが唯一19分台のタイムをマークして優勝を飾った]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

4/20(土)に、Jプロツアー第2戦の「JBCF南紀白浜チームタイムトライアル」が開催されました。

◆大会WEBサイトは[こちら]
◆Live!!!ブログレポートは[こちら]

このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

普久原奨
中村誠
飯野智行
鈴木近成
郡司昌紀
堀孝明
出走=16チーム

2013年Jプロツアー第2戦となる「JBCF南紀白浜チームタイムトライアル」が、和歌山県白浜町の旧南紀白浜空港跡地で開催され、下馬評通りの強さをみせたTeam UKYOが、2位のマトリックスパワータグに対して19秒の差をつけて見事2戦連続での優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、若手中心のメンバーながらも終始安定した走りをみせ、ラスト1周に入るまで6人全員できっちりとローテーションを繰り返し、平地系の強豪選手を揃える上位2チームには敗れたものの、3位表彰台を確保する走りをみせました。

Jプロチーム第2戦は初戦のヒルクライムに続いて再び特殊なレース形態となるチームタイムトライアル。

1チーム最大6名が出走し3人目がゴールしたタイムで順位を競うことになります。

スタートは同時ではなくてそれぞれのチームが単体で走るタイムトライアル形式。

また、年間ランキングの個人ポイントはチームで得たポイントを出走人数で割ることになるので、少ない人数(最小3名)で上位に入ったほうが個人の獲得ポイントは増えることになりますが、空気抵抗を分散する意味では少人数だと不利になってしまいます。

直線部分が短い折り返しコースのため、通常のタイムレースに比べてコーナリングテクニックや加速力も要求されることになります。

昨シーズン宇都宮ブリッツェンは、このレースに必勝体制で挑んだものの、結果はまさかの3位。

一方、今期はメンバーが大きく若返り、平地系の強豪選手を揃えるTeam UKYOやマトリックスに比べて経験値が不足しているのは間違いなく、“上位を狙う”という控えめな表現でこのレースに挑むことになりました。

レースは、序盤のチームが出走した午後の時間帯はドライコンディション+強風状態、一方、ランキング上位のチームが走る夕方には雨が降り出し、ウェットコンディション+微風状態となります。

風が弱くなったことで後半出走チームのタイムは雨の影響をそれほど受けず、トップタイムが随時更新されながら、宇都宮ブリッツェンとTeamUKYOがスタートする最終組を迎えます。

17時10分に宇都宮ブリッツェンがスタート、そしてその1分後の17時11分に優勝候補のTeamUKYOもスタートします。

1周目から、TeamUKYOがそれまでのベストラップを更新するハイペースで飛ばしていく一方、中村キャプテンがまとめる宇都宮ブリッツェンは比較的落ち着いたペースでまとまリながらレース序盤を消化していきました。

TeamUKYOは、レース中盤には最低ゴール人数の3名にまでメンバーが絞り込まれてしまうものの、その3名(トリビオ/土井/阿部)が強力で、ラップタイムは殆ど落ちません。

宇都宮ブリッツェンも後半にかけてペースを上げていきますが、レースが3分の2を消化したところで既に30秒ほどのタイム差がついてしまい、逆転はかなり難しくなります。

結局、最後までハイペースを保ったTeamUKYOが、唯一20分を切る19分55秒のタイムを叩き出し、第1戦に続いて勝利を手中に収めました。

2位は、19秒差で、ヴィズィアックや窪木選手といったスピードマンを揃えたマトリックスパワータグ。

そして、宇都宮ブリッツェンはトップから25秒差の3位という結果で第2戦を終えました。

「本日のレースは3位に終わったものの、若い選手たちの経験値やこれまでの実績を考えると、ある程度評価できる結果だったとも感じています。もちろん、我々が目指すべきものは常に勝利であり、3位で満足することは決してないのですが、いまやれることをしっかりやれたということに対しては、一定の評価はしたいところです。伊吹山で悔しい想いをした郡司選手が機関車役となり、まとまりながらも後半に向けてペースを上げていった走りには大きな可能性を感じました。明日はスピードと経験が要求されるクリテリウム。このレースも決して我々が優勝候補ではありませんが、色々な可能性を求めてチャレンジを継続していきたいと思います。」

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◆[リザルト]
[JBCF南紀白浜チームタイムトライアル - 和歌山県白浜町 - JPT第2戦 - 15km]
1位 Team UKYO (狩野/大久保/トリビオ/山下/阿部/土井) 19m55s 45.16km/h
2位 マトリックス (ヴィズィアック/窪木/池部/向川/藤岡/永良) +19s
3位 宇都宮ブリッツェン (飯野/中村/普久原/鈴木近成/堀/郡司) +25s
4位 イナーメ信濃山形 (小室/高岡/ソールズベリー/橋本/皿屋/吉岡) +48s
5位 cannondale championsystem (遠藤/森本/原川/澤田/大場) +58s
6位 JPスポーツテストチーム・マッサ・アンデックス (大塚/佐藤/伊藤/長野/丸本/日野林) +1m04s
出走16名/完走16名

◆2013年Jプロツアー個人ランキング
1位 Jose Vicente TORIBIO (Team UKYO) 1,500P
2位 土井雪広 (Team UKYO) 1,150P
3位 狩野智也 (Team UKYO) 1,100P
4位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) 1,025P
5位 阿部嵩之 (Team UKYO) 900P
6位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) 875P

◆2013年Jプロツアーチームランキング
1位 Team UKYO 5,250P
2位 宇都宮ブリッツェン 3,500P
3位 マトリックスパワータグ 2,900P
4位 cannondale championsystem 2,290P
5位 イナーメ信濃山形 2,280P
6位 INTERPRO CYCLISM 1,900P

ルビーレッドジャージ Jose Toribio (TeamUKYO)
ピュアホワイトジャージ 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン)

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[宇都宮から陸路10時間をかけて和歌山県の白浜町に到着]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[全てが初めての経験となる若い選手たちは戸惑いながらも日々多くを吸収していく]
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[ゼッケン一桁台は昨年のチャンピオンチームを意味する]
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[チームタイムトライアル用に準備されたMET社製のエアロヘルメット]
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[多くの経験を持つ普久原選手が若い選手たちの手本となりチームをリードする]
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[タイムトライアルスペシャリストの郡司選手用に準備されたTTマシン]
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[中村キャプテンが若いチームをまとめる]
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[お昼前に設定された試走時間にコース状況を念入りにチェックする選手たち]
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[チームワークが重要となるチームTTに向けて細かな打合せを行う]
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[最終組に出走する宇都宮ブリッツェンのスタートを前に雨が振りはじめる]
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[選手たちが再びコースに到着しスタートの準備を開始]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[エースとして今期の宇都宮ブリッツェンを引っぱる若い飯野選手]
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[集中した表情でウォーミングアップをはじめる鈴木近成選手]
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[グリコのパワープロダクション製品を効果的に活用する選手たち]
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[タイムレースを得意とする大柄な郡司選手が高速走行に向けて体を温めていく]
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[空気抵抗の軽減が重要なタイムトライアルだが使用機材は選手によって千差万別]
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[クライマーながらも平地の高速走行を苦にしない堀選手がスタートに向けて集中する]
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[スタートラインに並ぶ宇都宮ブリッツェンボーイズ]
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[優勝候補のTeamUKYOと同組となる最終組に宇都宮ブリッツェンの6名がスタート]
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[落ち着いた入りをみせた宇都宮ブリッツェンがまとまったまま周回を重ねる]
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[序盤から飛ばすTeamUKYO勢にタイム差を広げられながらも暫定3位のタイムで走行]
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[雨で滑りやすいコーナー区間を慎重に処理する各選手たち]
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[一定のラップを刻みながら周回する宇都宮ブリッツェンの走りはどこよりもまとまっている印象を受ける]
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[ゴールが近づきペースを上げていく宇都宮ブリッツェン]
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[“機関車”郡司選手がハイペースで引き続け暫定2位のマトリックスパワータグとの差を詰めていく]
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[経験の浅い選手を含みながらも上位チームと遜色のないタイムで3位に食い込んだ宇都宮ブリッツェン]
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2013/04/15

JPT第1戦 JBCF伊吹山ヒルクライム

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[上:数的不利の展開のなかで2位をもぎ取った宇都宮ブリッツェンの新エース飯野選手]
[下:昨年までブエルタなどのトップレースを走っていたトリビオが圧倒的な力で勝利を飾る]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

4/14(日)に、Jプロツアー第1戦の「JBCF伊吹山ドライブウェイヒルクライム」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の7名がエントリー。

普久原奨
中村誠
飯野智行
鈴木近成
郡司昌紀
堀孝明
城田大和
出走=100名

2013年Jプロツアー開幕戦となる「JBCF伊吹山ヒルクライム」が、岐阜県関ケ原町の伊吹山ドライブウェイで開催され、つい先日Team UKYOに加入したばかりのスペイン人選手、Jose Vicente TORIBIO ALCOLEA が圧倒的な力で後続を引き離し、最後は2位に2分39秒の大差をつけて優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢では、エースの飯野選手が後手にまわりながらも落ち着いたレース展開をみせ、強力なTeam UKYO勢を相手に最後はゴールスプリントで全日本チャンピオンの土井選手を下してなんとか2位を確保しました。
また、チーム2年目の堀選手が強豪選手に交りながら5位に食い込み、23歳下の選手に与えられるピュアホワイトジャージを獲得しています。

2013年のJプロツアーが伊吹山でのヒルクライムレースで幕を開けました。

伊吹山のヒルクライムコースは全長15kmで標高差は1,053m、富士山のコースなどに比べると平均勾配は緩いものの、それでも高い登坂力を要求される厳しいルートといえます。

優勝候補は、昨年まで欧州のトップレースを走っていた全日本チャンピオンの土井選手(Team UKYO)や、そのチームメイトでつい先日加入が発表されたばかりのスペイン人選手 Jose Vicente TORIBIO ALCOLEA(Team UKYO)などが筆頭。

ほかにも多くの有力ヒルクライマー達がエントリーしており、レベルの高い戦いが予想されました。

レースがスタートすると、強力なチーム補強を行ったTeam UKYO勢が積極的なレース展開をみせ、各選手がアタックを繰り返しながら集団を揺さぶっていきます。

いくつかの攻撃のあとに全日本チャンピオンの土井選手(Team UKYO)がアタックを決め、メイン集団に対して10数秒のタイム差をつけながら単独で頂上を目指していきます。

これに対して3人の選手がメイン集団から飛び出して追走を開始。

JV Toribio (Team UKYO)
飯野智行 (宇都宮ブリッツェン)
伊藤雅和 (AISAN Development Team U-26)

土井選手(Team UKYO)とのタイム差が縮まってくると、チームメイトのToribio(Team UKYO)が一気に加速して飯野選手(宇都宮ブリッツェン)と伊藤選手(AISAN Development Team U-26)を置き去りにしてすぐに先頭の土井選手(Team UKYO)に合流します。

そしてそのまま土井選手(Team UKYO)を抜き去ってToribio(Team UKYO)が単独先頭に躍りでました。

レースはまだ中盤にも関わらずここで勝負あり。

Toribio(Team UKYO)は強力な登坂力をみせてあっという間にその差を1分に広げ、ゴールに向かって更に後続を引き離していきます。

レース終盤に入りToribio(Team UKYO)を追うメイン集団から土井選手(Team UKYO)が再びアタック、Team UKYO のワンツーフィニッシュを狙いにいきます。

JV Toribio (Team UKYO)
↓2分
土井雪広 (Team UKYO)
↓15秒
飯野智行 (宇都宮ブリッツェン)
堀孝明 (宇都宮ブリッツェン)
伊藤雅和 (AISAN Development Team U-26)
山本和弘 (cannondale championsystem)
狩野智也 (Team UKYO)

ゴールまで2kmを切ると堀選手(宇都宮ブリッツェン)が引っぱる追走5名から飯野選手が(宇都宮ブリッツェン)がアタック、狩野選手(Team UKYO)のみが反応して2番手を走る土井選手(Team UKYO)に追いつきます。

一方、圧倒的な差をつけて先頭をひた走るToribio(Team UKYO)は余裕を持ってゴール地点にたどり着き、日本でのデビューレースを見事独走勝利で飾りました。

Toribio(Team UKYO)がゴールしてから約2分30秒後、土井選手(Team UKYO)、狩野選手(Team UKYO)、飯野選手(宇都宮ブリッツェン)の3名が若干牽制しながら最後の直線に姿を現します。

最初に全日本チャンピオンジャージを着る土井選手(Team UKYO)がスプリントを開始しますが、すかさず飯野選手(宇都宮ブリッツェン)が反応して逆に残り50mほどで一気に加速、そのまま飯野選手(宇都宮ブリッツェン)が2位でゴールしてブリッツェン新エースとしての責任をしっかりと果たしました。

3位は土井選手(Team UKYO)、4位に狩野選手(Team UKYO)。

そして、少し遅れて堀選手(宇都宮ブリッツェン)が5位でフィニッシュし、23歳以下の選手に与えられるピュアホワイトジャージを見事獲得しています。

栗村監督コメント
「今年もJプロツアーが開幕しました。スタートリストを見ると昨年よりも出場選手のレベルが上がっていることを実感。特にTeam UKYOの補強は強烈で、全日本チャンピオンの土井選手だけでもインパクト十分なのに、3年連続ブエルタ完走やポルトガル1周ステージ優勝などの経歴を持つスペイン人選手Toribioを獲得して必勝体制を築いています。また、その他のチームも質の高いチーム補強を実施しており、昨年の様な圧倒的な勝ち方がもはや難しいことを悟らせれます。一方の宇都宮ブリッツェンは若手中心のメンバー。そんな状況下で得た本日のリザルトは非常に価値のあるものだと感じています。中村新キャプテンを中心とした現場の努力が形になったことは、新しい宇都宮ブリッツェンの高い可能性を示しているといえるでしょう。このあとのレースも若い選手たちにとっては毎回が新たな挑戦となっていくわけですが、“一歩ずつ前へ”というスタンスを継続しながらチームの成長を追求していきたいと思います。」

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◆[リザルト]
[JBCF伊吹山ドライブウェイヒルクライム - 岐阜県関ケ原町 - JPT第1戦 - 15km/標高差1,035m]
1位 JV Toribio (Team UKYO) 40m01s 22.48km/h
2位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) +2m39s
3位 土井雪広 (Team UKYO) +2m43s
4位 狩野智也 (Team UKYO) +2m48s
5位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +3m07s
6位 山本和弘 (cannondale championsystem) +3m11s
7位 伊藤雅和 (AISAN Development Team U-26) +3m21s
8位 永良大誠 (マトリックスパワータグ) +3m35s
9位 高岡亮寛 (イナーメ信濃山形) 3m40s
10位 阿部嵩之 (Team UKYO) +3m50s
15位 城田大和 (宇都宮ブリッツェン) +3m55s
26位 普久原奨 (宇都宮ブリッツェン) +5m28s
28位 郡司昌紀 (宇都宮ブリッツェン) +5m31s
43位 中村誠 (宇都宮ブリッツェン) +7m14s
78位 鈴木近成 (宇都宮ブリッツェン) +10m54s

出走100名/完走100名

◆2013年Jプロツアー個人ランキング
1位 JV Toribio (Team UKYO) 1,000P
2位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) 700P
3位 土井雪広 (Team UKYO) 650P
4位 狩野智也 (Team UKYO) 600P
5位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) 550P
6位 山本和弘 (cannondale championsystem) 500P

◆2013年Jプロツアーチームランキング
1位 Team UKYO 2,250P
2位 宇都宮ブリッツェン 1,550P
3位 マトリックスパワータグ 800P
4位 POSITIVI PEUGEOT 700P
5位 cannondale championsystem  640P
6位 AISAN Development Team U-26 480P

ルビーレッドジャージ Jose Toribio (TeamUKYO)
ピュアホワイトジャージ 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン)

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[春の日差しが差し込む岐阜県関ケ原町の伊吹山ドライブウェイに到着]
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[ホテルから会場まで自走で移動してきた選手たちがローラー台に自分のバイクをセットする]
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[今期もグリコパワープロダクションシリーズのCCDドリンクが宇都宮ブリッツェンの選手たちを支える]
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[昨年の12月から新チームを率いてきた中村キャプテンがこれまでの準備期間を振り返る]
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[今期から工具サプライヤーとなったVAR製の工具箱]
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[いつもと変わらず落ち着いてレース前の準備を行う普久原選手]
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[2013年の新エースとしてメディアからも注目される飯野選手がインタビューに応える]
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[苦手のヒルクライムレースだが自分のベストを尽くすべく集中する鈴木近成選手]
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[膝に若干不安がある城田選手は今は無理せずに少しずつレースを覚えていくスタンス]
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[エースとして初のシーズンに挑む飯野選手だがプレッシャーを楽しんでいるようにもみえる]
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[スタート地点に並び気合いの入った表情をみせる郡司選手]
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[大会直前に風邪をひき不安要素抱えて開幕戦に挑む堀選手]
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[欧州プロとしては中堅クラスだったトリビオが2分39秒という圧倒的なタイム差で独走優勝]
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[全日本チャンピオンの土井選手を抑えて2位でゴールするも悔しさを爆発させる飯野選手]
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[レース終盤飯野選手をサポートした堀選手は最後まで粘って5位でゴール]
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[Jプロツアー初参戦ながら期待以上の走りをみせて15位でゴールする城田選手]
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[昨年に比べてよく上れている普久原選手は26位でフィニッシュ]
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[上位でのゴールを期待された郡司選手は本来の力を発揮できずに28位]
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[今レースでの若手の活躍を生み出した中村キャプテンは全体の中ほどでゴール]
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[この日は後方でのゴールとなった鈴木近成選手だが翌週の南紀白浜ではスプリントを担当する]
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[プレッシャーに打ち勝って2位でフィニッシュした飯野選手だがトリビオという大きな目標が出現した]
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[苦しい時期を乗り越え最高カテゴリーP1の表彰台に上がる堀選手]
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2013/04/01

社会人対抗ロードレース

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[先頭集団内で孤軍奮闘となりながらも飯野選手が今季1勝目を飾る]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

3/31(日)に、東京都自転車競技連盟主催の「白井滋杯 第53回社会人対抗ロードレース」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の7名がエントリー。

普久原奨
中村誠
飯野智行
鈴木近成
郡司昌紀
堀孝明
城田大和
出走=66名

2013年シーズン最初のレースとなる「白井滋杯 第53回社会人対抗ロードレース」がアップダウンの厳しい日本サイクルスポーツセンター5kmサーキット(静岡県伊豆市)で開催され、宇都宮ブリッツェン勢では唯一先頭集団に残った飯野智行選手が最多の4名を残した Team UKYO 勢の攻撃をなんとか凌ぎきり、最後は周回数を勘違いしてしまった土井選手(Team UKYO)を抑えて辛くも今シーズン最初の勝利を飾りました。

4月14日に開幕するJプロツアー第1戦「JBCF伊吹山ヒルクライム」、そしてその前週の4月7日に開催される伝統のレース「チャレンジサイクルロードレース」のテストレースとして、東京都自転車競技連盟主催の「社会人対抗ロード」に参加しました。

コースはチャレンジロードと同じ日本CSCの5kmサーキット(正周り)を使用。

宇都宮ブリッツェンからは、大腿骨のプレートの除去手術を翌日に控えている鈴木真理選手以外の7名がエントリーしました。

一方、今期大幅な補強を行った Team UKYO も全日本チャンピオンの土井選手を含む7名がエントリーし、初戦から今期最大のライバルチームとの対戦が実現することになります。

レースがはじまるとすぐに散発的なアタックがかかりますが、どれも大きなリードを奪うことなく、集団はインターバルを繰り返しながら周回を重ねていきました。

そんな中、3周目に2名の選手が逃げを決めます。

山下(Team UKYO)
郡司(宇都宮ブリッツェン)

二人は最大で20秒ほどのリードを奪いますが、活性化したメイン集団は間もなく先頭2名を吸収し、そのまま土井選手が一号橋からの上りでペースを上げると13名の先頭集団が形成されました。

宇都宮ブリッツェン勢でここに残れたのは飯野選手のみ。

一方 Team UKYO 勢は、狩野、土井、山下、大久保の4選手が入って有利な展開を手に入れます。

その他では、序盤から積極的な走りをみせていた CORSA YAMANASHI の山本選手(普段は中央大学自転車競技部所属)なども含まれています。

レース後半に入ると、数的有利を誇る Team UKYO 勢が、狩野選手や山下選手を中心に揺さぶりを開始し、他の選手の脚を削りながら徐々に先頭集団の数を絞っていきます。

そして、ラストラップに入り、飯野選手(宇都宮ブリッツェン)がゴール地点となる秀峰亭の上りで加速すると、更にそれを上回るスピードで土井選手(Team UKYO)が仕掛け、一号橋からの上りを終えて下りに入ったところで先頭は3名の選手に絞られました。

土井(Team UKYO)
飯野(宇都宮ブリッツェン)
山本(CORSA YAMANASHI)

3名はそのまま最後の上り区間に入りゴールに向けて飯野選手(宇都宮ブリッツェン)がスプリントを開始、土井選手(Team UKYO)がなんなく真後ろにつきますがスプリントする気配はなくそのまま飯野選手(宇都宮ブリッツェン)が先頭でゴールしました。

土井選手(Team UKYO)は残り周回を勘違していたとのこと。

また、他の宇都宮ブリッツェンの選手たちは全員メイン集団内でゴール、堀選手は集団の先頭でフィニッシュしています。

栗村監督コメント
「今シーズン最初のレースを無事に走り終えました。毎年スロースタート気味になることの多い宇都宮ブリッツェンですが、今年もその傾向を引き継いでいます。しかし、これらは決してネガティブな傾向ではなく、冬の期間、長時間の厳しいトレーニングを積んできた選手たちは、スタートからいきなり高強度となる短時間走にまだ体が順応しておらず、レース数を重ねていくことで冬の努力が結果に変換されていくでしょう。そんな中で、土井選手の周回数ミスがあったとはいえ、飯野選手が初戦で勝利を収めたことは我々にとっては明るい材料だったと感じています。鈴木真理選手の復帰をはじめ、我々にはまだまだやらなけばならないことが山積していますが、これまで同様に一歩ずつ着実に前に進んでいきますので引き続き応援のほど宜しくお願いいたします。」

◆[リザルト]
[社会人対抗ロードレース - 日本CSC - クラスA - 53.5km]
1位 飯野智行 宇都宮ブリッツェン 1:29:21 35.93km/h
2位 土井雪広 Team UKYO +0:05
3位 山本隼 CORSA YAMANASHI +0:15
4位 山下貴宏 Team UKYO +0:16
5位 森田雅士 立教大学 +0:19
6位 品川真寛 YOU CAN +0:22
7位 狩野智也 Team UKYO +0:41
8位 岩井航太 POSITIVI PEUGEOT +1:55
9位 若松達人 GRUPPO ACQUA TAMA +1:58
10位 西尾勇人 順天堂大学 +2:35
11位 堀孝明 宇都宮ブリッツェン +2:36
14位 城田大和 宇都宮ブリッツェン +2:40
16位 郡司昌紀 宇都宮ブリッツェン +2:46
25位 鈴木近成 宇都宮ブリッツェン +2:56
31位 中村誠 宇都宮ブリッツェン +3:14
32位 普久原奨 宇都宮ブリッツェン +3:21

出走66名/完走34名

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[3月最終日にも関わらずまだまだ肌寒い日本サイクルスポーツセンターに到着]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[今シーズン宇都宮ブリッツェンが使用するバイクはKUOTA“KURARO”]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[昨年は試練の年となった堀選手が一回り大きくなって2年目のシーズンを迎える]
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[中村新キャプテンを囲むようにウォーミングアップを行う各選手たち]
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[ルーキーの郡司選手が出走サインを行う]
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[ベテランの普久原選手が余裕をもってスタートの準備を進める]
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[期待と不安が入り交じる表情でスタートを待つ鈴木近成選手]
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[高校を卒業したばかりの城田選手がスタート地点に並ぶ]
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[ツール・ド・台湾をリタイアしその後も調子が上がってこない飯野選手が国内初戦に挑む]
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[中村選手がスタート直後から集団前方で積極的に仕掛ける]
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[果敢にアタックを試みる城田選手]
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[自らの体調を確認するように周回を重ねる普久原選手]
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[レース中盤にTeamUKYOの山下選手とともに集団から飛び出す郡司選手]
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[メイン集団内で我慢しながらゴールを目指す鈴木近成選手]
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[郡司選手が吸収された直後に13名の先頭集団が形成され飯野選手のみが反応する]
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[先頭集団に乗り損ねた堀選手と郡司選手が追走を開始]
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[アウターにかけて最後のゴールスプリントに挑んだ飯野選手が辛くも勝利を掴んだ]
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[結局前を追いきれなかった堀選手は後続集団の先頭でゴール]
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[土井選手の周回ミスがあったものの一先ず勝って笑顔をみせる飯野選手とGM&監督]
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