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2012年11月

2012/11/30

移籍選手などに関するご報告

2012年の公式戦を終え、所属選手の移籍に関するお知らせを申し上げます。

2012年12月31日を持ちまして、増田成幸選手、初山翔選手、若杉厚仁選手の3名が、宇都宮ブリッツェンを離れて他チームへ移籍する事となりましたのでご報告申し上げます。

また、過日引退発表をした廣瀬佳正元キャプテンは、12月1日よりチームのゼネラルマネージャーに就任いたしますので、併せてご報告申し上げます。

サイクルスポーツマネージメント株式会社
代表取締役 砂川 幹男

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Masuda
増田成幸選手
「cannondale pro cycling」へ移籍
増田選手コメント
『みなさんの応援をエネルギーに変えて、110%、120%とプラスして頑張ることが出来ました。そのお蔭で成長できたと思っています。本当にありがとうございました。ブリッツェンファンの皆さんが応援してくださる想いを胸にしまって、来年いい報告が出来るよう頑張ってきます。』
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photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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Hatsuyama
初山翔選手
2013年の移籍先に関しては、後日発表予定
初山選手コメント
『発表にありましたように、今シーズンを以って宇都宮ブリッツェンを離れることになりました。この2年間で学んだことは選手としても人としても一生の財産です。本当に宇都宮ブリッツェンで走れてよかったと心底思っています。これからも自分の理想に向かって歩んでいきます。2年間と短い間でしたが、暖かいご声援ありがとうございました。』
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photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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Wakasugi
若杉厚仁選手
2013年、新たに発足する地域型チーム「那須BLAZEN」へ移籍
若杉選手コメント
『3年間在籍した宇都宮ブリッツェンを離れるにあたり、チーム関係者、ファンの皆様にお礼を申し上げます。ありがとうございました。この3年間、監督、チーム首脳陣はじめ、チームにはあらゆるチャンスをもらい、どんな時もファンの皆さんに背中を押され続けて走ってきました。そんな環境の中で、そのチャンスを自分の資質の低さで生かせなかった事が大変悔やまれるところではありますが、今振り返ればそれもまた大きな財産となりました。3年前にチームに加入した際に思い描いた未来とは少し違ったものとなりましたが、また新たな道を歩くことが出来る事に大きな希望を感じる事が出来ています。そんな縁をつないでくれたのもこの宇都宮ブリッツェンの選手であったからこそでした。また新たな舞台でお目にかかります。本当にありがとうございました。』
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photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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廣瀬佳正元キャプテン
2012年12月1日より、チームのゼネラルマネージャーに就任
廣瀬佳正元キャプテンコメント
『今まで多くの人に支えられて長い現役生活を続けてきましたが、今後はゼネラルマネージャーという立場でブリッツェンを育てて行きます。選手時代の情熱を変わらず持ち続け、日本一強く、日本一ファンに愛されるチームを目指して参ります。これからも宇都宮ブリッツェンを宜しくお願い致します。』01
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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栗村監督コメント
『今期、宇都宮ブリッツェンはチーム発足当初からの目標であった国内リーグ制覇を達成しました。本当にたくさんの方々にご支援いただきながらここまでやってきました。来シーズン、優勝メンバーのうち3選手がチームを巣立つことになります。--増田選手-- 彼がチームに加わったとき、誰がここまでの活躍を想像していたでしょうか?度重なる大きな怪我を乗り越えて、国内トップ選手の仲間入りを果たしてくれました。--初山選手-- イタリアでの修行でボロボロになっていた才能を宇都宮の地で蘇らせ、有望な若手選手として再び移籍市場で注目される存在となりました。--若杉選手-- 期待された結果を残すことはできませんでしたが、宇都宮ブリッツェンで得たノウハウを生かし、新チーム発足の原動力となっています。彼らに共通していることは、このチーム在籍中に多くの成長機会に触れ、その上で、彼ら自身と自転車界の未来のためにそれぞれが新たな挑戦をはじめるということです。今後どこへ行ったとしても、彼らの心のなかに“宇都宮魂”が燃え続けていくはずです。そして、ミスター宇都宮ブリッツェンの廣瀬キャプテンが今期限りで引退します。今期はスプリンターとして国内トップクラスの走りをみせライバル達を震え上がらせていました。正直、彼には純粋な戦力としてまだまだ走り続けてほしいと感じています。しかし、廣瀬キャプテンにも新たな挑戦が待ち受けています。12月1日より宇都宮ブリッツェンのジェネラルマネージャーに就任し、チーム及び自転車界の未来のために奔走することになります。チームの主力人材が旅立ってしまうことは現場としてみると複雑な面もあります。しかし、このチームの根底に息づいている想いは、新たな自転車文化を想像していくことです。このチームに関わった全ての人たちの成長を祈りながら、今後も夢に向かって突き進んでいきたいと思います。』

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2012/11/26

ツール・ド・おきなわ

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[上:レース序盤から積極的に動きまくった飯野選手は最後まで先頭集団に残り11位でゴール]
[下:18名によるゴールスプリントを制したのはドラパックのパルマー]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

11/25(日)に、UCI-1.2のワンデーレース「ツール・ド・おきなわ」が開催されました。

◆大会WEBサイトは[こちら]
◆Live!!!ブログレポートは[こちら]

このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の4名がエントリー。

普久原奨
中村誠
飯野智行
若杉厚仁
出走=83名

2012年シーズンの最終戦となる「ツール・ド・おきなわ」が沖縄県北部のアップダウンの厳しいロングコース(210km)で開催され、18名の先頭集団によるゴールスプリントを2010年のジャパンカップクリテリウム覇者、トーマス・パルマー(ドラパックサイクリング)が圧倒的なスピードで制し、今大会初優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、レース序盤からメイン集団内で脚を使った飯野選手が終盤に入ってもしっかりと先頭集団に食らいつき、最後はゴールスプリントに参加して11位でのゴールとなっています。

かつては11月の第1週に開催されていたシーズン最終戦の「ツール・ド・おきなわ」。年々開催時期が遅くなっていき、今年は11月の第4週開催となりました。

例年であればオフ入りしている時期ということもあって各チームとも調整などに苦労している感が見受けられたものの、出場メンバー的には国内フルメンバーといっていい豪華なラインナップが揃い、シーズン最終戦に相応しい布陣でレースははじまりました。

早朝6時45分に名護市中心部をスタートすると、すぐにアタック合戦がはじまり、10kmほど進んだところで2名の選手が逃げを決めます。

ルドルフ(ドラパックサイクリング)
池部(マトリックスパワータグ)

トイレ休憩を頻繁に繰り返すメイン集団は、時折みられる散発的なアタックを除いてはスローペースで進んでいき、45km地点では10分という大きな差がつきます。

しかし、本部半島から国道58号線に戻ると有力選手たちが力の入ったアタックを開始し、海岸線をハイスピードで駆け抜けて先頭集団との差を一気に縮めていきますが、70km地点からはじまる1回目の普久川ダムへの上りを前に再びスローダウン。

このタイミングでメイン集団から3名の選手がアタックを仕掛けます。

入部(シマノ)
徳田(鹿屋体大)
谷口(京産大)

1回目の普久川ダムの上りに入ると更に3名の選手が抜け出して前を追います。

ノーリス(ドラパック)
スプリンガー(スペラシャライズド)
中根(ニッポ)

頂上を超えると第1追走と第2追走が合流して6名の追走集団を形成されました。

先頭2名
ルドルフ(ドラパック)
池部(マトリックス)
↓5分
追走6名
入部(シマノ)
ノーリス(ドラパック)
スプリンガー(スペラシャライズド)
中根(ニッポ)
徳田(鹿屋体大)
谷口(京産大)
↓先頭から8分
メイン集団

ここまでは本格的なスピードアップがみられなかったメイン集団ですが、チームホンコンチャイナが集団前方で隊列をつくってペースアップを開始。

この結果、北部のアップダウン区間でメイン集団は縦に伸びる展開となり、一時メイン集団は二つに割れてしまうものの、まもなく一つにまとまって2回目の普久川ダムの上りへと突入します。

メイン集団の先頭付近では前方にメンバーを送り込んでいないチームが中心となってローテーションを繰り返し、飯野選手(宇都宮ブリッツェン)もここに加わってタイム差をコントロールします。

2回目の普久川ダムへの上りに差し掛かってもメイン集団から決定的なアタックは生まれず、全体的に“キレのない”展開でレースは距離を重ねていきました。

上りを終えると、追走集団が先頭集団を吸収してレースは新たな形へと変化します。

先頭5名
入部(シマノ)
ツァイー(香港チャイナ)
ノーリス(ドラパック)
スプリンガー(スペシャライズド)
中根(ニッポ)
↓1分30秒
ヤン(香港チャイナ)
↓先頭から3分
メイン集団

メイン集団は、愛三工業レーシングやブリヂストンアンカーなどが中心となってペースをつくり、先頭集団から中根選手(チームNIPPO)が脱落するとチームNIPPOも追走に加わって徐々に先頭集団との差を縮めていきます。

そして、勝負どころとなる最後の上りに差し掛かると、メイン集団が4名の先頭集団をようやく吸収し、勝利に向けた最後の戦いがはじまりました。

まず最初に仕掛けたのは清水都貴選手(ブリヂストンアンカー)や佐野選手(チームNIPPO)などでしたが、やはり11月下旬のレースということもあってか、いつもの様な破壊力のある攻撃にはならず、結局上りを終えたところで先頭集団の数は18名というかなり大きなものとなります。

宇都宮ブリッツェン勢ではこの中に飯野選手のみが残りました。

残り10kmを切りアタック合戦が続く先頭の18名ですが、どれも決定的な動きには繋がらずにひとかたまりのまま最後の直線へと向かっていきます。

そして、18名は崩れることなくバンチスプリントに突入し、他を圧倒するスピードでトーマス・パルマー(ドラパックサイクリング)が頭一つ抜け出して、ツール・ド・おきなわでの初優勝を見事に飾りました。

スプリント勝負に加わった飯野選手(宇都宮ブリッツェン)は11位でゴールし、2012年の宇都宮ブリッツェン最終戦を立派に締めくくりました。

栗村監督コメント
「長かった2012年シーズンがようやく終了しました。今年の“ツール・ド・おきなわ”は、地元出身の普久原選手を中心に中村選手と飯野選手がサポートにまわって勝利を目指す内容となりましたが、結果は飯野選手の11位が最高位というものとなりました。レースは、好結果の時もあればそうでない時もあります。今回出場したメンバーは、11月下旬のレースにも関わらず彼らが出来る最善の準備を行なってこのレースに挑んでくれました。大切なことは常にベストを尽くすことであり、それらがまた来シーズンの好結果に結びついていくのだと思います。今年も全てのレースでたくさんのご声援をいただき本当にありがとうございました。皆さんの声が選手たちの気持ちを奮い立たせているのは間違いありません。このあと束の間のオフとなりますが、すぐに来季に向けた準備を開始します。来季も新体制で新たな道を進んで参りますので、今後とも変わらぬご声援のほど宜しくお願いいたします。」

◆[リザルト]
[ツール・ド・おきなわ - 沖縄県名護市 - UCI-1.2 - 210km]
1位 PALMER Thomas ドラパックサイクリング 5h32m16s 37.9km/h
2位 畑中勇介 シマノレーシング st
3位 中島康晴 愛三工業レーシングチーム st
4位 YEUNG Ying Hon Ronald チームホンコンチャイナ st
5位 WIESIAK Mariusz マトリックスパワータグ st
6位 黒枝士輝 鹿屋体育大学 st
7位 佐野淳哉 チームNIPPO st
8位 MAT AMIN Mohd Shahrul トレンガヌサイクリングチーム st
9位 平塚吉光 シマノレーシング st
10位 JUNG Ji Min 韓国スポーツ振興財団 st
11位 飯野智行 宇都宮ブリッツェン st
30位 普久原奨 宇都宮ブリッツェン +1m33s
45位 中村誠 宇都宮ブリッツェン +8m34s
DNF 若杉厚仁 宇都宮ブリッツェン
出走83名/完走53名

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[11月下旬の沖縄はちょうど良い気候でとても過ごしやすい]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[木曜日から沖縄入りしたメンバーが日曜日のレースに向けて調整を続ける]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[国内主要チームと海外からの招待チームを合わせた83名がエントリー]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[早朝スタートのため暗いうちから準備を進める]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[スタート地点となる名護市中心部に各チームが集結]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[今シーズン最後のスタートサインを行う飯野選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[辺りが明るくなりはじめた6時45分にレースはスタート]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[飯野選手がレース前半から繰り返されるアタックに対応する]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[遠く沖縄の地でも宇都宮ブリッツェンの応援旗が沿道に並ぶ]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[勝負どころとなるレース後半に向けて落ち着いて走る普久原選手と中村選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[アシストとして走る飯野選手がメイン集団のローテーションに加わる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[普久川ダムの上りをクリアーする普久原選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[レース中盤以降頻繁にボトル運びを行った中村選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[最後の上りで18名に絞られた先頭集団に飯野選手が残ったがスプリントで伸びず11位に終わる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[最後の上りで第2集団に下がった普久原選手がゴール]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[このレースで自分ができることを全うした中村選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[宇都宮ブリッツェンの2012シーズンが終了した]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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