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2012/09/15

ツール・ド・北海道 第1ステージ

[1ステージ][2ステージ][3ステージ]

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[上:初山選手のリードアウト役としてスプリントに参加した廣瀬選手は16位でゴール]
[下:鹿屋体育大学のエース黒枝選手が混戦のスプリントを中央から打破して勝利を飾った]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

9/15(土)~9/17(月)の3日間に渡り、UCI2.2のステージレース「ツール・ド・北海道」が開催されます。

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9月15日(土)に第1ステージが行われました。

このレースに宇都宮ブリッツェンから以下の5名がエントリー。

廣瀬佳正
普久原奨
増田成幸
初山翔
飯野智行
※出場チーム=19チーム

UCI2.2のステージレース「ツール・ド・北海道」の第1ステージが旭川市から当麻町までの159kmのコースで開催され、大方の予想通りに大集団でのゴールスプリントに持ち込まれ、主導権を握るチームが不在のカオスなスプリントを鹿屋体育大学のエース黒枝士揮選手が見事に制し、U23の選手ながら個人総合時間首位の証であるマラカイトグリーンジャージを獲得しました。

宇都宮ブリッツェン勢は、HS(ホットスポット)とゴールスプリントを初山選手が狙ってボーナスタイムを獲得する作戦で挑みましたが、ゴール前の荒れた展開でラインが崩れてしまい、最後は廣瀬選手のステージ16位が最高位となっています。

9月の北海道にしてはかなり暑いなかで行われた初日の第1ステージ。

第1ステージからラインレースとなるため、リーダーチーム不在の非常に不安定な状況でレースは動きはじめます。

22km地点に設定された最初のKOM(山岳ポイント)に向けて激しいアタック合戦が続いていきますが、初日のフレッシュさと警戒感から逃げは当然のごとく決まりません。

そんな中、山岳賞を意識していた飯野選手(宇都宮ブリッツェン)が上りの手前でパンクに見舞われてしまいます。

結局、飯野選手(宇都宮ブリッツェン)はKOMを超えたあとの平坦区間に入るまで集団に復帰できず、初日の山岳ジャージ獲得を諦めることになります。

KOMに向けてペースを上げたメイン集団は、下り終えたところで一旦スローダウンし、そのタイミングで4名の選手がバラバラと飛び出していきました。

オベール(メンドリシオ)
シェイマノフ(ウズベキスタン)
窪木(マトリックス)
栂尾(ラバネロ)

メイン集団はこの4名の逃げを完全に容認し、タイム差は68km地点で最大7分20秒にまで開きます。

その後、ニッポとジェリーベリーがペースを作りはじめ、更に宇都宮ブリッツェン(普久原選手)、シマノ、ブリヂストンなどもローテーションに加わりはじめました。

後半、風向きが向かい風に変わるとメイン集団は一気に先頭との差を詰めていきます。

そして、タイム差が4分を切った110km地点で、ペースが落ち始めた先頭集団からシェイマノフ(ウズベキスタン)がアタック、これに窪木選手(マトリックス)が反応して先頭集団は2名となります。

122km地点にあるこの日2回目のKOMに向けて窪木選手(マトリックス)がスピードを上げると堪らずシェイマノフ(ウズベキスタン)が遅れ始め、窪木選手(マトリックス)が単独でKOMを通過。

しかし、スピードの上がったメイン集団は下りで窪木選手(マトリックス)を捕まえ、レースは再び振り出しに戻りました。

その後は、絶対的なスピードを誇るトップスプリンター、リケーゼを擁するニッポ勢が早々とコントロールを開始し、ノーアタックのままゴールの当麻町に向かって標高を下げていきました。

大きな動きのないままゴール前の直線路(2.6km)に入ると、それまで集団の主導権を握っていたニッポ勢に並ぶ形で各チームのトレインが動き出し、思いのほかスピードを上げられないニッポトレインの崩壊を誘います。

ゴールが近くなり、各選手がリケーゼ(ニッポ)やヴィズィアック(マトリックス)などのトップスプリンター寄りのラインに集まりますが、いつもように彼らのスピードが上がらずに集団は右へ左へラインを変えながら横一列になって最後のスプリントがはじまりました。

落車が発生するカオスな状況から、黒枝選手(鹿屋体育大学)が勇気を持って中央のラインを使って一気に加速すると、他の選手達は対応できず、そのまま黒枝選手(鹿屋体育大学)が一車身抜け出すカタチで見事にステージ優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、真っ向勝負でトレイン対決を挑んだものの、ゴール近くでラインを失ってしまい、最後は集団内に飲まれて廣瀬選手の16位が最上位となっています。

栗村監督コメント
「戦前の予想通りに集団スプリントとなった初日でしたが、宇都宮ブリッツェン勢にとっては若干 No Luck な日となりました。それでも、初日で総合を失った昨年に比べるとまだ傷口は浅い状態ですので、最難関ステージとなる明日に向けて気持ちを切り替えていきたいと思います。」

◆第1ステージ[リザルト]
[Tour de Hokkaido - Japan - 2.2 - Asahikawa-Toma 159km]
1位 黒枝士揮 鹿屋体育大学 3h56m19s 39.7km/h
2位 RICHEZE Maximiliano チームNIPPO st
3位 鈴木譲 シマノレーシング st
4位 大久保陣 パールイズミスミタラバネロ st
5位 吉田隼人 ブリヂストンアンカー st
6位 住吉宏太 日本大学 st
7位 小室雅成 キャノンデールスペースゼロポイント st
8位 MAZICH Sean ジェリーベリー st
9位 CAMPAGNARO Simone チームNIPPO st
10位 VAN DER VELDE Ricardo ジェリーベリー st
16位 廣瀬佳正 宇都宮ブリッツェン st
35位 初山翔 宇都宮ブリッツェン st
36位 普久原奨 宇都宮ブリッツェン st
54位 飯野智行 宇都宮ブリッツェン st
72位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン st

◆個人総合時間第1ステージ終了時
1位 黒枝士揮 鹿屋体育大学 3h56m09s
2位 RICHEZE Maximiliano チームNIPPO +04s
3位 SHAYMANOV Denis ウズベキスタン +05s
4位 鈴木譲 シマノレーシング +06s
5位 窪木一茂 マトリックス +07s
6位 大久保陣 パールイズミスミタラバネロ +10s
7位 吉田隼人 ブリヂストンアンカー +10s
8位 住吉宏太 日本大学 +10s
9位 小室雅成 キャノンデールスペースゼロポイント +10s
10位 MAZICH Sean ジェリーベリー +10s
18位 廣瀬佳正 宇都宮ブリッツェン +10s
35位 初山翔 宇都宮ブリッツェン +10s
36位 普久原奨 宇都宮ブリッツェン +10s
54位 飯野智行 宇都宮ブリッツェン +10s
74位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン +10s

◆個人総合ポイント第1ステージ終了時
1位 黒枝士揮 鹿屋体育大学 25P
2位 RICHEZE Maximiliano チームNIPPO 20P
3位 鈴木譲 シマノレーシング 16P

◆個人総合山岳第1ステージ終了時
1位 HAMILTON Nic ジェリーベリー 10P
2位 窪木一茂 マトリックスパワータグ 7P
3位 鈴木譲 シマノレーシング 5P

◆団体総合時間第1ステージ終了時
1位 ジェリーベリー 11h48m57s
2位 シマノレーシング st
3位 日本大学 st
9位 宇都宮ブリッツェン st

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[レース前夜のミーティング時に各選手へゼッケンが配布される]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[消費カロリーが非常に多いロードレースでは食べるのも仕事のうち]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[繊細なロードバイクのメンテナンスを行う針谷メカ]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[レース用にセットアップされたKUOTAが選手たちの到着を待つ]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[ラインレースではコース情報が非常に重要となる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[開会式を終えてスタートを待つ選手たち]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[距離が長いロードレースではスタート地点に並ぶ選手たちも比較的リラックスしている]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[北海道の雄大な大地を進んでいく]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[逃げが決まり沈静化したプロトン内でまとまって走る宇都宮ブリッツェンの選手たち]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[KOMの上りをこなす普久原選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[今回のレースではエースを担当する初山選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[成長著しい鹿屋体育大学のエース黒枝選手が見事なスプリントでステージ優勝を飾る]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[レース序盤にパンクして復帰に力を使った飯野選手は集団内でゴール]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[チームメイトの牽引役をこなし集団後方でゴールする増田選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[初山選手のリードアウト役としてスプリントに参加した廣瀬選手は16位でゴール]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[ひとつのレースが終わっても翌日にまた新たな戦いがはじまるのがステージレース]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[レースで酷使した選手の体を目黒がマッサーがメンテナンスする]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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