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2012/08/27

シマノ鈴鹿国際ロードレース

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[上:前半から積極的にアタックを繰り返した増田選手がハイスピードコースで2位のリザルトを残す]
[下:宇都宮ブリッツェン勢は3人が表彰台に上がり実力を示した]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

8/26(日)に、「シマノ鈴鹿国際ロードレース」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

普久原奨
増田成幸
初山翔
飯野智行
若杉厚仁
堀孝明
※出走=174名

参加者1万人超えの巨大イベント「シマノ鈴鹿ロードレース」のメインレース「国際ロードレース」がスピードコースとしてお馴染みの「三重県鈴鹿サーキット」で開催され、ラスト2周で先頭集団から単独で飛び出したアルバート・ティマー(アルゴス・シマノ)が優れた独走力をみせつけて最後まで逃げ切り、ホストチームとしての責任を果たす見事な勝利を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、最終局面で逃げるティマー(アルゴス・シマノ)を猛烈に追い上げた増田選手と飯野選手がそれぞれ2位と4位に、第2集団のアタマをスプリントで制した初山選手が6位に入り、表彰台に3人が上がる活躍をみせました。

公式戦ではないものの、例年多くの有力選手が出場する「シマノ鈴鹿国際ロードレース」。

今年もホストチームのシマノレーシングをはじめ、海外招待チームとして、アルゴス・シマノ、ラボバンクコンチネンタル、オーストラリアナショナルチームが来日。

また、国内有力コンチネンタルチームの、愛三工業レーシング、チームブリヂストンアンカーなどもフルメンバーでエントリーし、かなり豪華な布陣での戦いとなりました。

例年同様灼熱のコンディションのなかでスタートしたレースは、序盤から細かなアタックが繰り返されるものの、単発もしくは少人数のアタックが殆どで、決定的な動きが生まれないまま周回を重ねていきます。

6周目(全10周)、クラブチームの選手たちが積極的に仕掛ける展開が続くなか、それまでメイン集団後方で様子を伺っていたアルバート・ティマー(アルゴス・シマノ)が動きをみせます。

ティマー(アルゴス・シマノ)の動きに国内有力選手たちが同調し、すぐに8名の先頭集団が形成されました。

西谷・盛(愛三工業レーシング)
平塚・入部(シマノレーシング)
永良・池部(マトリックス)
ティマー(アルゴス・シマノ)
ラボバンクコンチネンタル1名

力のある選手たちが動いたことで、乗り遅れたチームブリヂストンアンカーや宇都宮ブリッツェン勢が慌ててメイン集団の速度を上げはじめます。

これらの動きでメイン集団は一気に縦長となり、いくつもの中切れが発生して間もなく27名の先頭集団が形成されました。

殆どの有力選手が前に入ったことでメイン集団との差は一気に広がり、勝負は先頭集団の選手たちに絞られます。

宇都宮ブリッツェンはこのグループに、普久原、増田、初山、飯野、若杉の5選手がきっちりと入り、最後の攻防へと進んでいきました。

ラスト2周に入ると、今年のツール・ド・フランスを走ったアルバート・ティマー(アルゴス・シマノ)がスルスルと単独アタックを開始。

そのまま牽制する先頭集団との差を広げていきます。

ラストラップに入るとタイム差は30秒まで開き、ティマー(アルゴス・シマノ)の逃げ切りが現実味を帯びてきますが、、先頭交代が噛み合わずにスピードの上がらなかった追走集団を盛選手(愛三工業レーシング)が強力に引き始め、一気にその差を15秒にまで縮めます。

驚異的なペースで追い上げる盛選手(愛三工業レーシング)の後ろに付けたのは4名の選手のみで、盛選手(愛三工業レーシング)が仕事を終えて下がったのちに、ティマー(アルゴス・シマノ)を4名が追う状況で最終局面に突入しました。

ティマー(アルゴス・シマノ)
    ↓10秒
増田(宇都宮ブリッツェン)
飯野(宇都宮ブリッツェン)
伊藤(愛三工業レーシング)
鈴木譲(シマノレーシング)

最終ストレートに入るとまずは飯野選手(宇都宮ブリッツェン)がスプリントを開始し、そしてラスト150mで増田選手が一気に加速して僅差で逃げるティマー(アルゴス・シマノ)に襲いかかりましたが、ティマー(アルゴス・シマノ)も粘って踏み直し、結局、約1周半を独走したティマー(アルゴス・シマノ)が貫禄の勝利を飾りました。

栗村監督コメント
「土曜日のチームタイムトライアル中に目の前で転倒した他チームの自転車に乗り上げてクラッシュした中村副キャプテンと、元々今回の遠征メンバーから外れていた廣瀬キャプテンを欠いた6名で挑んだ国際ロード。苦手意識のあったショートレースでしたが、各選手たちは積極的な走りで素晴らしい結果を残してくれました。表彰台に最多の3名が上がり、宇都宮ブリッツェンの今年の強さが本物であることを多くの観客の前で見事に証明したのです。正直なところ、前日の中村選手の事故に私も含めて皆が動揺していましたが、逆境を乗り越えて良い結果を残したことに大きな価値を感じます。現状では中村選手の復帰時期は未定ですが、怪我と戦う中村選手のためにもチーム全体で前を向いてしっかりと戦い続けたいと思います。」

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◆[リザルト]
[シマノ鈴鹿国際ロードレース - 三重県鈴鹿サーキット - 58.2km]
1位 Albert Timmer アルゴス・シマノ 1h18m43s 44.25km/h
2位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン st
3位 鈴木譲 シマノレーシング st
4位 飯野智行 宇都宮ブリッツェン +01s
5位 伊藤雅和 愛三工業レーシング +04s
6位 初山翔 宇都宮ブリッツェン +27s
7位 畑中勇介 シマノレーシング +27s
8位 井上和郎 ブリヂストンアンカー +28s
9位 西谷泰治 愛三工業レーシング +28s
10位 Nicky van der Lijke ラボバンクコンチネンタル +28s
11位 若杉厚仁 宇都宮ブリッツェン +28s
15位 普久原奨 宇都宮ブリッツェン +31s
37位 堀孝明 宇都宮ブリッツェン +2m28s

出走174名/完走118名

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[猛暑の鈴鹿サーキットに到着しストレッチで体を伸ばす中村選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[チームTTに出場するためにアップを開始する中村選手だがこのあと大きな事故に見舞われる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[中村選手が帰宮したあと他のメンバーは鈴鹿に残り翌日の国際ロードに出場した]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[国際ロードを前に子供向け自転車教室のウィーラースクールに参加する選手たち]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[子供たちひとりひとりに丁寧に指導する普久原選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[たくさんのキッズライダーに囲まれながら見本走行を行う堀選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[日頃からチームを支えて下さる各スポンサー様のブースに挨拶まわりを行う選手たち]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[多くのギャラリーの前で開催される国際ロードのスタートラインに並ぶ宇都宮ブリッツェンボーイズ]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[スタートを前に集中した表情をみせる増田選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[174名の選手たちが58.2kmのスピードレースに挑む]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[重要な動きを逃さぬように集団前方で集中して走る若杉選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[初山選手&飯野選手の師弟コンビが先頭集団に合流する]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[何か大きなものにチャレンジするように前半からアタックを繰り返す増田選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[いつものように自らを追い込むレースを続ける普久原選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[センスのある走りでゴールを狙う初山選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[前へ前へ進み続ける増田選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[唯一先頭集団に乗れなかった堀選手が悔しい表情で周回を重ねる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[パワフルな走りでレースをリードする飯野選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[逃げるティマーに襲いかかる増田選手は惜しくも届かず2位でゴール]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[若杉選手にサポートされた初山選手が多くの有力スプリンターを抑えて第2集団の頭を獲る]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[力を出し切った飯野選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[狙っていたスプリントで畑中選手や西谷選手を破った初山選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[実力勝負の展開の中でしっかりと先頭集団に残り進歩を見せた若杉選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[宇都宮ブリッツェン勢は3人が表彰台に上がり実力を示した]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[怪我で帰宮した中村選手のことを想う普久原選手、レースは時に残酷な側面をみせる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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