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2012/07/02

JPT第9戦 JBCF西日本ロードクラシック

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[上:中村選手が約2年ぶりとなる勝利を独走で決める!]
[下:2位に廣瀬選手3位に普久原選手が続きチーム史上初のワン・ツー・スリーフィニッシュなった!]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

7/1(日)に、Jプロツアー第9戦の「JBCF西日本ロードクラシック」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の8名がエントリー。

廣瀬佳正
普久原奨
中村誠
増田成幸
初山翔
飯野智行
若杉厚仁
堀孝明
※出走88名

2012年Jプロツアー第9戦となる「JBCF西日本ロードクラシック」が、サバイバルな展開になることの多い広島県中央森林公園の特設サーキットコースで開催され、レース中盤に普久原選手(宇都宮ブリッツェン)と共に追撃グループを形成して前を追った中村選手(宇都宮ブリッツェン)が、約30kmほどかけて廣瀬選手(宇都宮ブリッツェン)のいる先頭グループに追いつき、最後は残り4kmからの単独アタックを見事成功させて、約2年ぶりとなるJプロツアーでの優勝を飾りました。

また、2位に廣瀬選手(宇都宮ブリッツェン)、3位にも普久原選手(宇都宮ブリッツェン)が入り、チーム史上初のワン・ツー・スリーフィニッシュを決めています。

更に、年間チャンピオンを狙う増田選手(宇都宮ブリッツェン)は、ラスト2周で飯野選手(宇都宮ブリッツェン)とともにメイン集団からのアタックを決め、きっちりと8位でゴール。鈴木真理選手(キャノンデール)がレース終盤にリタイヤしたため、年間ランキングのポイント差を更に広げることに成功しています。

前週に開催された群馬サイクルスポーツセンターでのレースでは戦略面を有効に使って勝利を手にした宇都宮ブリッツェンですが、実力差が出やすい広島県中央森林公園のコースで開催された今回のレースは、より前へ攻めていく走りを選択してJPTシリーズ4連勝に挑みました。

レースがスタートするとすぐに細かいアタック合戦が続き、まずは2名の選手が飛び出します。

中村(宇都宮ブリッツェン)
安原(マトリックス)

しかしこの逃げはすぐに吸収され、続いて廣瀬選手(宇都宮ブリッツェン)と堀選手(宇都宮ブリッツェン)を含む8名が飛び出します。

この先頭グループはその後13名となり、メイン集団に対して30秒ほどのリードを奪いますが、間もなくスピードを上げたメイン集団に吸収されてしまいます。

そして、カウンターアタックが続いていく展開のなかで、今度は4名の選手がアタックを決めました。

廣瀬(宇都宮ブリッツェン)
永良(マトリックス)
福島(ボンシャンス飯田)
狩野(チーム右京)

スタートから30km以上に渡って動き続けていたメイン集団は、ここでようやく落ち着きをみせてスローダウン。タイム差は2分ほどにまで広がっていきます。

レースが中盤戦に突入するとマトリックスなどを中心に再びメイン集団が活性化し、いくつかのアタックが繰り返されたあとに4名の選手が追走グループを形成しました。

普久原(宇都宮ブリッツェン)
中村(宇都宮ブリッツェン)
向川(マトリックス)
栂尾(ラバネロ)

4名は順調に先頭集団とのタイム差を縮めていき、約30kmほどの追走の末に先頭の4名をキャッチします。この結果、残り50kmを残して先頭集団は再編成され、8名となります。

廣瀬(宇都宮ブリッツェン)
普久原(宇都宮ブリッツェン)
中村(宇都宮ブリッツェン)
永良(マトリックス)
向川(マトリックス)
栂尾(ラバネロ)
福島(ボンシャンス飯田)
狩野(チーム右京)

ペースを落としたメイン集団との差は、その後、最大で2分45秒にまで開き、勝負は先頭の8名に絞られたかに思われましたが、メイン集団内で優勝候補の一人鈴木真理選手擁するキャノンデールが動き出し、タイム差が再び縮まりはじます。

残り3周となったところで、メイン集団から、増田・初山・飯野の3選手(宇都宮ブリッツェン)や鈴木真理選手(宇都宮ブリッツェン)を含んだ6名が飛び出しますが、有力選手が動いたことで他の選手も反応して集団は再び一つに。

しかし、この動きで先頭8名とメイン集団との差は1分にまで縮まり、このあとの動き次第ではレースの行方がわからない状態となります。

後続での動きを察知したのか、ここまで落ち着いてローテーションを続けていた先頭集団内でも動きがあり、狩野選手(チーム右京)のアタックをきっかけとして8名がいくつかのグループに分断されました。

一方、終盤の重要なポイントに差し掛かったメイン集団ですが、攻撃が継続されることなく再びペースが落ちてしまい、ラストラップに入ったところでレースは以下の状況となります。

先頭は5名。
廣瀬(宇都宮ブリッツェン)
普久原(宇都宮ブリッツェン)
中村(宇都宮ブリッツェン)
向川(マトリックス)
狩野(チーム右京)

30秒遅れて1名。
福島(ボンシャンス飯田)

1分30秒遅れて5名。
永良(マトリックス)
安原(マトリックス)
栂尾(ラバネロ)
小嶋(岩井商会)
清水(エスペランススタージュ)

2分遅れて2名。
増田(宇都宮ブリッツェン)
飯野(宇都宮ブリッツェン)

2分45秒差でメイン集団。

残りの距離が少なくなったことで勝負は完全に先頭集団にいた選手たちに絞られ、先頭集団に3名の選手を残す宇都宮ブリッツェン勢が俄然有利な状況となっていきました。

中村選手(宇都宮ブリッツェン)を温存させながら、廣瀬選手(宇都宮ブリッツェン)と普久原選手(宇都宮ブリッツェン)が献身的に引く先頭集団は、後続との差を徐々に広げながら最後の坂へと向かっていきます。

そして、上りに入るとまずは狩野選手(宇都宮ブリッツェン)が攻撃を仕掛けましますが、反対サイドから同時に中村選手(宇都宮ブリッツェン)が得意のバイ~ンアタックを仕掛け、一気に他の選手達を置き去りにしました。

後ろを振り返った中村選手(宇都宮ブリッツェン)に対して廣瀬選手(宇都宮ブリッツェン)が「あとは任せた」というアイコンタクトを送り、その後は1度も後方を振り返らなかった中村選手(宇都宮ブリッツェン)が、後続に30秒以上の大差をつけて最後のストレートに姿を現し、2010年の「JBCF松川ロード」以来となる2年ぶりの勝利を手中に収めました。

宇都宮ブリッツェン勢は、2位に廣瀬選手、3位に普久原選手、更にラスト2周の上りでメイン集団からのアタックを成功させた増田選手と飯野選手がそれぞれ8位と9位でゴールし、年間ランキングポイントを大きく伸ばすことに成功しています。

中村選手コメント
「皆さんのお陰で久しぶりの優勝を飾ることができました。今季から副キャプテンという立場となり、春先から自分のことだけではなくて、チーム全体を考えた活動を行なってきました。同時に、レースのなかに於いても、アシストとしての仕事が多く、なかなか自分自身のリザルトを向上させるチャンスには恵まれませんでした。今日のレースでは、予想通り増田選手へのマークが厳しかったので、自分がチャンスを得てこのレースを勝ちにいくことになりました。最後は、同じグループにいた廣瀬キャプテンと普久原選手のサポートもあり、余裕をもってアタックを決め、チーム初となる4連勝に貢献することができました。この勝利はチーム全体のものであり、また、チームを支えて下さる多くの支援者の方々のものでもあります。2年ぶりの勝利は非常に格別ですが、一方で勝ったことにより、気が引き締まる思いも生まれています。努力は必ず報われます。引き続き、謙虚に大きな努力を継続させていきます。」

栗村監督コメント
「先週の廣瀬選手に続いて、今週も仕事人の中村選手が大きな勝利を掴みとってくれました。今回のレースでは、より積極的な走りで勝ちにいきたいという想いがチーム内に生まれ、増田選手へのマークが厳しくなる展開のなか、チームのベテラン勢がライバルチームの選手たちを力でねじ伏せ、圧倒的な内容で勝利を手に入れてくれました。シーズン4勝、4週連続優勝、ワン・ツー・スリーフィニッシュなど、記録ラッシュとなったレースでしたが、全てはこれまでの地道な努力の結果だと感じています。この先も、驕ることなく地道な努力を継続していきますので、引き続きご声援のほど宜しくお願いいたします。」

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◆[リザルト]
[JBCF西日本ロードクラシック - 広島県中央森林公園 - JPT第9戦 - 147.6km]
1位 中村誠 宇都宮ブリッツェン 3h52m32s 38.08km/h
2位 廣瀬佳正 宇都宮ブリッツェン +34s
3位 普久原奨 宇都宮ブリッツェン +34s

4位 狩野智也 TeamUKYO +37s
5位 向川尚樹 マトリックスパワータグ +48s
6位 福島晋一 ボンシャンス飯田JPT +2m20s
7位 安原大貴 マトリックスパワータグ +2m22s
8位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン +2m23s
9位 飯野智行 宇都宮ブリッツェン +2m23s

10位 永良大誠 マトリックスパワータグ +2m59s
19位 初山翔 宇都宮ブリッツェン +4m57s
DNF 堀孝明 宇都宮ブリッツェン
DNF 若杉厚仁 宇都宮ブリッツェン

出走88名/完走37名

◆Jプロツアー個人ランキング
1位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン 5975P
2位 廣瀬佳正 宇都宮ブリッツェン 5125P

3位 鈴木真理 cannondale spacezeropoint 4476P
4位 中村誠 宇都宮ブリッツェン 4451P
5位 飯野智行 宇都宮ブリッツェン 4175P

6位 狩野智也 TeamUKYO 3450P

◆Jプロツアーチームランキング
1位 宇都宮ブリッツェン 20325P
2位 TeamUKYO 10300P
3位 cannondale spacezeropoint 9828P
4位 マトリックスパワータグ 9175P
5位 シマノレーシング 9000P
6位 パールイズミスミタラバネロ 5453P

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[午前中まで激しく降っていた雨は上がりP1のスタート前には日が差しはじめる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[宇都宮から遠く離れた広島まで応援に駆けつけてくれるブリッツェンサポーター]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[前日の10時間に及ぶ移動にも疲れを感じさせない廣瀬キャプテン]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[レース会場に到着し着替えをはじめる普久原選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[ウォーミングアップ前に一点を見つめて何かを考える中村選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[各選手用にセッティングされたKUOTAバイクが並べられる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[過酷なレース活動を行う宇都宮ブリッツェンの選手たちを支える“パワプロ”製品]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[タイヤの空気入れは各選手自身が行う]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[コース上は猛烈な湿度のなかで気温も上がりはじめる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[スタートサインに向かう初山選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[笑顔をみせる飯野選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[レース前半の仕事を担当する若杉選手が集中した表情をみせる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[厳しいJPTのレースにも徐々に適応しはじめている堀選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[気温が上がりはじめた午後12時30分に最高峰のP1クラスタがスタート]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[スタート直後から前方で展開する中村選手が早速アタックを開始]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[レース序盤から主要な動きに絡んでいく初山選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[前週同様に積極的な走りをみせる廣瀬選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[30km過ぎにベテラン4名の逃げが決まり廣瀬選手が乗る]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[メイン集団の動きに必死に対応する堀選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[廣瀬選手が前に入ったことで中盤以降の攻撃に備える増田選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[あらゆるレースで高い能力を発揮する飯野選手がチャンスを伺う]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[序盤の仕事で消耗した若杉選手が集団から遅れる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[レース中盤に中村選手とともに追撃グループを形成して前を追う普久原選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[追撃グループが合流して先頭集団は8名となり宇都宮ブリッツェンはこの中に3名を送り込む]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[タイム差が2分以上となったメイン集団内で攻撃を開始する初山選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[ラストラップでメイン集団からのアタックを決めた飯野選手と増田選手が激しく追い上げる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[ラスト4kmからのアタックで他の選手達を置き去りにした中村選手が独走で優勝を飾る!]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[中村選手に続いて廣瀬選手と普久原選手もゴールしワン・ツー・スリーフィニッシュを決めた!]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[喜びを爆発させる廣瀬選手、普久原選手、中村選手の3名]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[チーム史上初の、シーズン4勝(4週連続優勝)、ワン・ツー・スリーフィニッシュとなった]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[8位でゴールした増田選手がきっちりとルビーレッドジャージをキープ]
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[宇都宮ブリッツェンの熱い戦いはこのあとも続いていく]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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