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2012/06/02

ツール・ド・熊野 第2ステージ

[プロローグ][1ステージ][2ステージ][3ステージ]

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[上:ブリヂストンの清水選手とともに第3グループでゴールした増田選手が総合4位に順位を上げる]
[下:再び圧倒的な力でレースを支配したNIPPO勢がワンツーフィニッシュを飾った]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

5/31(木)~6/3(日)の4日間に渡り、UCI2.2のステージレース「ツール・ド・熊野」が開催されます。

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6月2日(土)に第2ステージが行われました。

このレースに宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

廣瀬佳正
普久原奨
中村誠
増田成幸
初山翔
飯野智行
※出場チーム=18チーム

UCI2.2のステージレース「ツール・ド・熊野」の第2ステージが、国内有数の厳しい山岳ステージとして知られる熊野山岳コースで開催され、レース中盤に設定された札立峠で力づくで抜けだしたアレドンドとバリアーニのチームNIPPOコンビが、TOJに引き続き圧倒的な力を見せ付けてステージワンツーフィニッシュを飾りました。

この結果、個人総合時間(バリアーニ)、個人総合ポイント(リケーゼ)、個人総合山岳(アレドンド)、そして団体総合時間でもチームNIPPO勢が大きな差をつけて首位に立っています。

宇都宮ブリッツェン勢は、高い登坂力を持つ増田選手をエースとし、最大の難関札立峠まではチームで増田選手をフォローしながらメイン集団内でレースを進めていきます。

序盤から単独で飛び出していた西園選手(ブリヂストン)がメイン集団に対して約2分弱のアドバンテージを持ってまずは札立峠に突入。

続いてチームNIPPOのコントロール下にあるメイン集団も札立峠の麓に到着します。

上りを前にアシスト職人廣瀬選手らが増田選手の位置取りをサポートし、チームNIPPOのエースバリアーニのすぐ後ろで増田選手が札立峠に突入していきました。

上りに入るとアレドンドとバリアーニのチームNIPPOコンビがアウターギヤのまま加速し、一瞬にしてメイン集団を破壊していきます。

レース後に「どこまで着いていけるかチャレンジしたかった」と語った増田選手は、オーバーペース覚悟で二人に食らいついていきますが、次第に限界に達し脚がパンクしかけて峠の途中で大きく失速してしまいます。

結局、アレドンドとバリアーニ(チームNIPPO)は、逃げていた西園選手(ブリヂストン)を頂上を前に一瞬でパスし、二人で札立峠を越えていきました。

失速してしまった増田選手ですが、頂上を前に再び復活し単独7番手で頂上を越え、下り区間で前を行く選手たちに合流して小森峠を前に4名の第2集団に収まります。

先頭2名
アレドンド(チームNIPPO)
バリアーニ(チームNIPPO)

1分差で追走4名
ルバ(ブリヂストン)
西園(ブリヂストン)
清水(ブリヂストン)
増田(宇都宮ブリッツェン)

ブリヂストン勢と協力して必死に前を追う増田選手でしたが、次第にその差は開いていき、最後の千枚田を前に差は2分を超えてしまいます。

結局、終始力の差を見せつけたチームNIPPOコンビがそのままゴール地点の熊野倶楽部にたどり着き、昨年同様バリアーニ(チームNIPPO)が両手を高々と上げてステージ優勝を飾りました。

増田選手(宇都宮ブリッツェン)は千枚田で同じグループにいたルバ(ブリヂストン)に行かれてしまい、清水選手(ブリヂストン)と共に第3グループを走行。幸い清水選手(ブリヂストン)が協力してくれたのでゴールまで大きく失速することなく進み、最後はかなり追い込んできた18名のメイングループに対して17秒の差を残してゴールラインを超えました。

この結果、増田選手は個人総合時間で日本勢最上位となる総合4位に浮上し、また、18名にまで絞られたメイン集団内で初山選手と飯野選手がゴールし、初山選手も総合9位へと順位を上げています。

栗村監督コメント
「ツール・ド・熊野最大の勝負どころ、熊野山岳コースに於いてチームは再び力を発揮してくれました。TOJから圧倒的な力を見せつけるチームNIPPO勢にはまたしても大きな差を開けられてしまいましたが、“力勝負の展開のなかで戦う”という今回の基本コンセプトは達成できたと感じています。個人総合時間では増田選手が4位(日本勢1位)、初山選手が9位(同4位)、飯野選手が16位(同8位)につけています。また、団体総合時間でも3位をキープ。明日の最終ステージは力勝負というよりも展開勝負になりやすいコースですが、積極性を維持しながらきっちりと戦いに挑みたいと思います。」

◆第2ステージ[リザルト]
[Tour de Kumano - Japan - 2.2 - Kumano 119.2km]
1位 BALIANI Fortunato チームニッポ 3h03m32s 38.9km/h
2位 ARREDONDO MORENO Julian チームニッポ st
3位 LEBAS Thomas ブリヂストン +3m02s
4位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン +3m52s
5位 清水都貴 ブリヂストン +3m52s
6位 SHAW Patrick ジェネシス +4m09s
7位 佐野淳哉 チームニッポ +4m10s
8位 鈴木真理 キャノンデール +4m16s
9位 SONNERY Blaise ブリヂストン +4m16s
10位 RICHEZE Maximiliano チームニッポ +4m16s
11位 初山翔 宇都宮ブリッツェン +4m16s
18位 飯野智行 宇都宮ブリッツェン +4m20s
29位 普久原奨 宇都宮ブリッツェン +10m07s
35位 中村誠 宇都宮ブリッツェン +12m04s
42位 廣瀬佳正 宇都宮ブリッツェン +12m08s

◆個人総合時間第2ステージ終了時
1位 BALIANI Fortunato チームニッポ 5h41m58s
2位 ARREDONDO MORENO Julian チームニッポ +2s
3位 LEBAS Thomas ブリヂストン +3m08s
4位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン +4m00s
5位 SHAW Patrick ジェネシス 4m12s
6位 RICHEZE Maximiliano チームニッポ +4m12s
7位 佐野淳哉 チームニッポ +4m18s
8位 清水都貴 ブリヂストン +4m20s
9位 初山翔 宇都宮ブリッツェン +4m22s
10位 鈴木譲 シマノレーシング +4m23s
16位 飯野智行 宇都宮ブリッツェン +4m27s
30位 普久原奨 宇都宮ブリッツェン +10m17s
36位 廣瀬佳正 宇都宮ブリッツェン +12m14s
37位 中村誠 宇都宮ブリッツェン +12m14s

◆個人総合ポイント第2ステージ終了時
1位 RICHEZE Maximiliano チームニッポ 32P
2位 SHAW Patrick ジェネシス 30P
3位 BALIANI Fortunato チームニッポ 25P
10位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン 14P

◆個人総合山岳第2ステージ終了時
1位 ARREDONDO MORENO Julian チームニッポ 30P
2位 BALIANI Fortunato チームニッポ 19P
3位 西薗良太 ブリヂストン 12P
6位 中村誠 宇都宮ブリッツェン 3P

◆団体総合時間第2ステージ終了時
1位 チームニッポ 17h10m25s
2位 ブリヂストン +7m04s
3位 宇都宮ブリッツェン +8m16s
4位 アモーレエヴィータ +8m57s
5位 ジェネシス +14m17s
6位 愛三工業レーシング +18m47s

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[ステージレースは毎日が旅]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[宿からスタート地点に向けて出発の準備を行う増田選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[スタート&ゴール地点となる熊野倶楽部に到着]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[前日のレース中に吹っ飛んでしまったフレームナンバーを最装着する中村選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[運転席のドアポケットにはワンセコンドジェルが並ぶ]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[スタート前にリラックスした表情をみせる普久原選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[山岳ジャージを着用した中村選手がスタートセレモニーで最前列に並ぶ]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[名物“千枚田”の上りをメイン集団前方でクリアーする初山選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[再び圧倒的な力でレースを支配したNIPPOのバリアーニが2年連続で熊野山岳を制する]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[ブリヂストンの清水選手とともに第3グループでゴールした増田選手が総合4位に順位を上げる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[メイングループのスプリントに参加しステージ11位でゴールする初山選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[初山選手とともに18名のメイングループに残った飯野選手はステージ18位]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[ステージ29位でゴールする普久原選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[UCIレースでの特別ジャージを身にまとった中村選手がゴールに帰ってくる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[増田選手のために位置取りなどの仕事を献身的にこなした廣瀬キャプテンもゴール]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[着実に力をつけてきている初山選手は総合9位に浮上]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[日本人最上位でのフィニッシュとなった増田選手がドーピングコントロール対象者となる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[廣瀬キャプテンの目は既に明日のステージを見据えている]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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