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2011/09/17

ツール・ド・北海道 第2ステージ

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[上:今大会最高カテゴリーの津別峠を先頭でクリアーする増田選手]
[下:150km以上逃げて山頂を2度先頭通過した増田選手が山岳ジャージを獲得]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

9/16(金)~9/19(月)の4日間に渡り、UCI2.2のステージレース「ツール・ド・北海道」が開催されます。

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9月17日(土)に第2ステージが行われました。

このレースに宇都宮ブリッツェンから以下の5名がエントリー。

柿沼章
中村誠
増田成幸
辻善光
初山翔
※出場チーム=20チーム

UCI2.2のステージレース「ツール・ド・北海道」の第2ステージが弟子屈町から鹿追町までの208.6kmのコースで開催され、ラスト15kmで飛び出した3名が少ないタイム差を最後まで守って逃げ切り、3選手によるゴールスプリントを制した山下貴宏選手(マトリックスパワータグ)がメジャーレースでの初勝利を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、スタート直後から増田選手と初山選手が5名でのアタックを決め、約150kmを逃げ続けた増田選手がKOM(山岳ポイント)を2回1位通過して山岳ジャージを獲得、更に逃げが吸収されたラスト40km辺りからは辻選手のスプリントのためにチーム全体でメイン集団をコントロールし続け、最後は3名に逃げ切られたものの辻選手はステージ5位でフィニッシュしてここ最近の不調を吹き飛ばしてくれました。

初日の手痛いミスから一夜空けた第2ステージは今大会最長の208.6kmのコース。

総合時間が厳しくなった宇都宮ブリッツェン勢は、積極的に仕掛けて残されたチャンスを掴みに行くレースを選択しました。

レースがスタートするとすぐに初山選手(宇都宮ブリッツェン)が2名で飛び出します。

更に増田選手を含む3名がここに合流して先頭集団は5名となって逃げを容認したメイン集団との差を一気に広げていきます。

福島(トレンガヌ)
向川(マトリックス)
増田/初山(宇都宮ブリッツェン)
吉田(鹿屋体大)

メイン集団ではリーダーチームのシマノ勢がタイム差をみながらコントロールを開始。

最初のKOMが設定されている津別峠の登りに1分30秒ほどのタイム差で突入していきます。

上りに入るとメイン集団でダンジェロアンテヌッチィ勢が攻撃をはじめ、それを知った増田選手(宇都宮ブリッツェン)が先頭集団から更に抜けだして山頂をトップで通過。

峠からの下りでレースは一度シャッフルされ、新たな5名の先頭集団が形成されます。

清水/狩野(ブリヂストン)
福島(トレンガヌ)
増田(宇都宮ブリッツェン)
吉田(鹿屋体大)

これに対してメイン集団では再びシマノ勢がコントロールを開始して、1分30秒前後のタイム差を維持しながら2回目のKOM(134km地点)に向かっていきました。

先頭の5名はメイン集団とのタイム差を維持したまま2回目のKOMを通過、ここでも増田選手が1位のポイントを加算してこのステージ終了時での山岳ジャージを決めます。

一方、メイン集団では上り区間で再度ダンジェロアンテヌッチィ勢が攻撃を開始、しかし、シマノ勢もきっちりと対応して山頂を16名(初山選手を含む)の選手が若干抜けだした形でてクリアしていきました。

そして、下り区間でレースは再度振り出しに戻り、大集団のままゴールの鹿追町に向かっていきます。

ここで、辻選手でのスプリントを準備したい宇都宮ブリッツェン勢が、総合狙いのシマノと共にメイン集団のコントロールを開始。

いくつかのアタックを封じ込めながら残りの距離を消化していきます。

そして、ラスト15kmで以下の3名がアタックを決めると、宇都宮ブリッツェンがコントロールするメイン集団とのタイム差は20秒前後を推移。

狩野(ブリヂストン)
山下(マトリックス)
山本(鹿屋体大)

ゴール直前で一気に捕らえにいくつもりでしたが、先頭の3名のなかで山本選手(鹿屋体大)の走りが非常に強力で、結局ゴールまでに3名を捕らえることができずに辻選手のステージ5位(メイン集団内では2番手)が最高となりました。

栗村監督コメント
「昨日の失敗を受けて挑んだ第2ステージで選手たちは宇都宮ブリッツェンがまだ死んでいないことをしっかりと証明してくれました。増田選手が2回連続で山岳ポイントを先頭通過して山岳ジャージを獲得し、最後はうまく噛み合わなかったものの、辻選手のスプリントのためにゴールからだいぶ遠い地点からの集団コントロールにもチャレンジしました。初山選手の走りはステージ全体を通して非常に素晴らしかったと思います。まだレースは終わっていないので満足はできません。明日も自分たちができる最大限の努力を行い、チャンスを掴みにいきたいと思います。」

◆第2ステージ[リザルト]
[Tour de Hokkaido - Japan - 2.2 - Teshikaga-Shikaoi 208.6km]
1位 山下貴宏(マトリックスパワータグ) 5h20m38s 39.0km/h
2位 狩野智也(チームブリヂストンアンカー) st
3位 山本元喜(鹿屋体育大学) st
4位 マッシミリアーノ・リケーゼ(ダンジェロアンテヌッチィ) +14s
5位 辻善光(宇都宮ブリッツェン) +14s
6位 黒枝士揮(鹿屋体育大学) +14s
7位 ヴィンチェンツォ・ガロファッロ(マトリックスパワータグ) +14s
8位 畑中勇介(シマノ) +14s
9位 マリウス・ヴィズィアック(マトリックスパワータグ) +14s
10位 岩島啓太(なるしまフレンドレーシング八王子) +14s
58位 柿沼章(宇都宮ブリッツェン) +1m19s
61位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) +1m49s
63位 初山翔(宇都宮ブリッツェン) +2m02s
65位 中村誠(宇都宮ブリッツェン) +9m26s

◆個人総合時間第2ステージ終了時[リザルト]
1位 西薗良太(シマノ) 9h56m30s
2位 畑中勇介(シマノ) +04s
3位 キュング・ジャン(大韓民国) +09s
4位 チャヴェス・ルビアーノ(ダンジェロアンテヌッチィ) +19s
5位 鈴木譲(シマノ) +21s
6位 シモーネ・カンパニャーロ(ダンジェロアンテヌッチィ) +24s
7位 佐野淳哉(ダンジェロアンテヌッチィ) +49s
8位 普久原奨(ブリヂストンアンカー) +1m08s
9位 黒枝士揮(鹿屋体育大学) +1m24s
10位 井上和郎(ブリヂストンアンカー) +1m24s
30位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) +4m59s
32位 柿沼章(宇都宮ブリッツェン) +6m35s
45位 初山翔(宇都宮ブリッツェン) +11m06s
50位 辻善光(宇都宮ブリッツェン) +17m55s
60位 中村誠(宇都宮ブリッツェン) +25m24s

◆個人総合ポイント第2ステージ終了時[リザルト]
1位 狩野智也(チームブリヂストンアンカー) 30p
2位 畑中勇介(シマノ) 28p
3位 西薗良太(シマノ) 25p

◆個人総合山岳第2ステージ終了時[リザルト]
1位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) 17p
2位 チャヴェス・ルビアーノ(ダンジェロアンテヌッチィ) 15p
3位 キュング・ジャン(大韓民国) 11p

◆団体総合時間第2ステージ終了時[リザルト]
1位 シマノレーシング 29h50m11s
2位 ダンジェロアンテヌッチィ +58s
3位 ブリヂストンアンカー +4m25s
8位 宇都宮ブリッツェン +20m12s

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[今大会最長距離の208kmのレースは補給との戦いと言っても過言ではない]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[初山選手の脚ににスタートをオイルを塗りこむ高橋マッサー]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[選手たちはスタートの準備を終えると一瞬静寂の時間帯を迎える]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[アーリーアタックに乗り増田選手と共にレースをリードした初山選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[メイングループで山頂をクリアーする柿沼選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[苦手の上りを苦しみながら耐える辻選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[ラスト15kmで抜け出した3名のスプリントを山下選手が制する]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[辻選手は本来のスピードを発揮してメイン集団の2番手でゴール]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[長距離を逃げ続けた増田選手が疲労の表情をみせる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[一日中素晴らしい仕事をこなした初山選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[状態の良くない中村選手もできることをしっかりとこなしてチームメイトを助ける]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[各特別賞ジャージを着用する日本人選手たち]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS   

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