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2011/05/28

ツール・ド・熊野 第2ステージ

[プロローグ][1ステージ][2ステージ][3ステージ]

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[上:長かったブランクへの不安感を乗り越えて高いパフォーマンスをみせた増田選手]
[下:ジロでの優勝経験を持つバリアーニが圧倒的な強さでリーダージャージを手に入れた]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

5/26(木)~5/29(日)に4日間に渡り、UCI2.2のステージレース「ツール・ド・熊野」が開催されています。

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5月28日(土)に第2ステージが行われました。

このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

柿沼章
廣瀬佳正
中村誠
増田成幸
辻善光
初山翔
※出場チーム=17チーム

UCI2.2のステージレース「ツール・ド・熊野」の第2ステージが、国内トップクラスの難易度を誇る熊野山岳コースで開催され、序盤からアタックを繰り返したダンジェロアンテヌッチィのエースライダー、フォルトゥーナ・バリアーニが、最難関「札立峠」の登り口で単独アタックを決め、下りで追いついてきたチームメイトのルビアーノと共に約60kmを快走。そのまま逃げきって見事ステージ優勝を飾ると共に、個人総合時間でも首位に立っています。

宇都宮ブリッツェン勢は、登りの攻防になった場合は増田選手、大きな集団で戻ってきた場合は辻選手という流れでレースに挑みました。

レース前半は総合で遅れている2名が飛び出し、リーダーチームのアイサンが集団を落ち着いてコントロール、これに対して逆転を狙うダンジェロアンテヌッチィ勢が登りで揺さぶるという展開が続きます。

増田選手は得意の登りで積極的な走りをみせ、札立峠の山頂はメイン集団で登りはじめた選手としては3番目に通過します。

しかし、まだ完調ではない腰を落車によって再度痛めるリスクを考え、下り区間は安全に走ることを優先、バリアーニとルビアーノ(ダンジェロアンテヌッチィ)によって形成された先頭集団に加わることはできませんでした。

結局、増田選手は9名にまで絞られた第2集団内でゴール(10位)し、個人総合時間を9位まで上げています。

また、レース途中に落車した辻選手と初山選手(崖下に転落)は、手首・腰・膝などに怪我を負っているもののなんとかゴールに辿り着き、明日の最終日に向けて全力で治療&回復に専念しています。

増田選手コメント
「今日のレースは山岳コースなので自分向きでありスタートから気合が入っていました。自分からは動かずに登りでの仕掛けに対応しながら常に前々を意識して走っていましたが、とにかく下りの難易度が高く、登りで前に出ては下りで集団に吸収される展開の繰り返しとなります。序盤からダンジェロアンテヌッチィ勢が登りで仕掛けていたので負けずに反応し最難関の札立峠を4番手でクリアーしたものの、下り区間で下がってしまい、結局先頭のバリアーニを捕らえることはできませんでした。それでも、昨年10月に怪我を負ってからの7ヶ月間、様々な努力を続けてきたことがようやく形となったことに喜びを感じています。リハビリ期間に支えて下さった方々には大変感謝していますし、いつ復帰できるかわからない状態の自分に声をかけてくれた宇都宮ブリッツェンにもお礼を言いたいです。素晴らしい仲間に囲まれてレースの世界に戻ってこれた自分は本当に幸せだと思います。明日の最終日は自分の総合順位を意識しながら、チームのためにも働きたいと思います。」

◆第2ステージ[リザルト]
[Tour de Kumano - Japan - 2.2 - Kumanosangaku 118.2km]
1 BALIANI Fortunato(DANGELO&ANTENUCCI NIPPO)2h49'58"
2 RUBIANO CHAVEZ Miguel Angel(DANGELO&ANTENUCCI NIPPO)+0'00"
3 RICHEZE Ariel Maximiliano(DANGELO&ANTENUCCI NIPPO)+0'50"
4 NISHITANI Taiji(Aisan Racing Team)+0'50"
5 FUKUSHIMA Shinichi(Terengganu Pro-Asia Cycling Team)+0'52"
6 AOYANAGI Kazuki(Shimano Racing Team)+0'52"
7 CRAWFORD Jai(GIANT KENDA CYCLING TEAM)+0'52"
8 SHINAGAWA Masahiro(Aisan Racing Team)+0'52"
9 YEUNG Ying Hon(Hong Kong Team)+0'52"
10 MASUDA Nariyuki(UTSUNOMIYA BLITZEN)+0'52"
19 NAKAMURA Makoto(UTSUNOMIYA BLITZEN)+7'28"
38 HIROSE Yoshimasa(UTSUNOMIYA BLITZEN)+8'42"
53 TSUJI Yoshimitsu(UTSUNOMIYA BLITZEN)+15'58"
57 KAKINUMA Akira(UTSUNOMIYA BLITZEN)+16'09"
61 HATSUYAMA Sho(UTSUNOMIYA BLITZEN)+16'26"

◆個人総合時間第2ステージ終了時[リザルト]
1 BALIANI Fortunato(DANGELO&ANTENUCCI NIPPO)5h27'31"
2 RUBIANO CHAVEZ Miguel Angel(DANGELO&ANTENUCCI NIPPO)+0'04"
3 NISHITANI Taiji(Aisan Racing Team)+0'50"
4 RICHEZE Ariel Maximiliano(DANGELO&ANTENUCCI NIPPO)+0'50"
5 SHINAGAWA Masahiro(Aisan Racing Team)+0'57"
6 FUKUSHIMA Shinichi(Terengganu Pro-Asia Cycling Team)+0'59"
7 CRAWFORD Jai(GIANT KENDA CYCLING TEAM)+1'00"
8 YEUNG Ying Hon(Hong Kong Team)+1'01"
9 MASUDA Nariyuki(UTSUNOMIYA BLITZEN)+1'02"
10 SANO Junya(DANGELO&ANTENUCCI NIPPO)+1'18"
18 NAKAMURA Makoto(UTSUNOMIYA BLITZEN)+7'37"
33 HIROSE Yoshimasa(UTSUNOMIYA BLITZEN)+8'50"
51 TSUJI Yoshimitsu(UTSUNOMIYA BLITZEN)+16'02"
54 KAKINUMA Akira(UTSUNOMIYA BLITZEN)+16'18"
55 HATSUYAMA Sho(UTSUNOMIYA BLITZEN)+16'35"

◆個人総合ポイント第2ステージ終了時[リザルト]
1 NISHITANI Taiji(Aisan Racing Team)39P
2 RUBIANO CHAVEZ Miguel Angel(DANGELO&ANTENUCCI NIPPO)34P
3 FUKUDA Shinpei(Aisan Racing Team)32P
9 TSUJI Yoshimitsu(UTSUNOMIYA BLITZEN)13P

◆個人総合山岳第1ステージ終了時[リザルト]
1 BALIANI Fortunato(DANGELO&ANTENUCCI NIPPO)17P
2 RUBIANO CHAVEZ Miguel Angel(DANGELO&ANTENUCCI NIPPO)15P
3 YAMAMOTO Genki(KANOYA Univ)7P
8 MASUDA Nariyuki(UTSUNOMIYA BLITZEN)3P

◆団体総合時間第1ステージ終了時[リザルト]
1 DANGELO&ANTENUCCI NIPPO 16h23'42"
2 Shimano Racing Team +05'33"
3 Aisan Racing Team +08'22"
4 Terengganu Pro-Asia Cycling Team +16'02"
5 UTSUNOMIYA BLITZEN +16'16"
6 TEAM BRIDGESTONE ANCHOR +18'05"

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[熊野山岳コースを前に早めの朝食を摂る選手たち]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[どしゃ降りの予報なので全身にスタートをオイルを塗る]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[廣瀬選手が厳しい戦いの前に落ち着いた表情をみせる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[増田選手が得意とする山岳ステージに向けて集中してスタートを待つ]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[スタートサインを済ませる中村選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[リーダーチームがコントロールする集団のなかで冷静に走る中村選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[登り区間で好調な走りをみせる初山選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[勝負どころの札立峠を前にポジションをあげる増田選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[宇都宮ブリッツェンのチームカー“レガシィ”も札立峠に突入]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[落車とメカトラブルで遅れた柿沼選手と辻選手が後続集団で前を追う]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[あり得ないほどスリッピーな下りを先頭で走っていて落車してしまった辻選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[不運が重なりメイン集団から離れてしまった柿沼選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[約60kmを逃げ続けたバリアーニが貫禄を魅せてステージ優勝を飾る]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[3位争いの第2集団後方でゴールした増田選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[登りの力は既にトップレベルにまで回復していることをみせた増田選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[長いブランクを乗り越えて増田選手がプロトンに戻ってきた]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[札立峠で苦しみながらも19位でゴールした中村選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[ベテランらしい走りで厳しいステージを乗り越えた廣瀬キャプテン]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[ゴール後レースについて話し合う中村選手と廣瀬選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[自分の想いとは裏腹の結果となってしまった辻選手がゴール]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[悔しさがこみあげてくる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[柿沼選手もなんとか制限時間内にゴールを果たした]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[札立峠の下りで崖下に転落した初山選手が奇跡的に復帰してなんとか完走]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[国内でも有数の厳しいステージは選手たちの体力を容赦なく奪う]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[ゴール後、明日のステージのためにエネルギー補給を行う各選手たち]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[雨のレースはあらゆるものを傷めつける]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[落車した選手の体は打撲や擦過傷の痛みに襲われる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[機材が傷ついてもメカニックが一晩で新品同様に回復させる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[廣瀬選手の脳裏に様々なことがよぎる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[レースが終わると直ちに片付けて次の町へと移動していく]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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