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2011/04/25

JPT第3戦 JBCF南紀白浜クリテリウム

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[上:レース序盤から飛び出した廣瀬選手と初山選手がレースを強引にリードしていく]
[下:12名の先頭集団によるゴールスプリントを制した辻選手がJPT初勝利を飾った]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

4/24(日)に、Jプロツアー第3戦の「JBCF南紀白浜クリテリウム」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の8名がエントリー。

柿沼章
廣瀬佳正
中村誠
増田成幸
辻善光
初山翔
小坂光
若杉厚仁
※参加選手=61名

2011年Jプロツアー第3戦の「JBCF南紀白浜クリテリウム」が、旧南紀白浜空港跡地のフラットな折り返しコースで開催され、序盤からレースの主導権を握った宇都宮ブリッツェンが12名の先頭集団にエースの辻選手を含む4名(廣瀬選手・中村選手・辻選手・初山選手)を送り込み、最後はチームメイトのサポートを受けた辻選手が得意のスプリントで小室選手(湘南ベルマーレ)を下して、今シーズンの初勝利をチームにもたらしました。

この結果、辻選手がJプロツアーの個人ランキングでもトップに立ち、リーダーの証であるルビーレッドジャージを獲得(2009年の開幕戦で長沼選手が着用して以来、辻選手自身は初)。また、チームランキングでも一躍トップに躍り出ました(チーム創設以来初)。

宇都宮ブリッツェンは、開幕戦に続くフラットなコースでのクリテリウムに特別な気持ちを持って挑みました。

他の地域密着型チームが力をつけているなかで惨敗した舞州でのリベンジを果たすべく、ただ勝つだけではなくて、圧倒的な力をみせつけてレースを支配することをミーティングで話し合います。

勝ちを狙いにいく中心選手は辻選手ですが、他の選手たちも積極的に仕掛けてチームで上位を独占する形を目指しました。

強い向かい風と追い風が繰り返される極端なコースコンディションのなか、決勝のレースは15:00にスタート。

レースがはじまると、宇都宮ブリッツェンの選手たちが作戦通りに波状攻撃を仕掛けていきます。

何度も繰り返されるアタックですが、単調なコースの影響でメイン集団は崩れることなく周回を重ねます。

何十回と続く攻撃に徐々に疲れをみせはじめたメイン集団に対して宇都宮ブリッツェンはアタックを繰り返し、6周目に廣瀬選手と初山選手を含む4名の選手がアタックを成功させました。

メイン集団との差は10~15秒と少ないタイム差が続きますが、逃げる廣瀬選手と初山選手は強い気持ちを持って攻撃を続けます。

その後、メイン集団から追撃の動きがはじまり、7周目にはエースの辻選手を含む数名が合流し、最終的に先頭集団の数は12名にまで増えました。

宇都宮ブリッツェンは先頭12名に、廣瀬選手、中村選手、辻選手、初山選手の4名を送り込み、一気にレースを決めにいきます。

ラスト周回に入ったところで、柿沼選手を中心に宇都宮ブリッツェンの選手たちがコントロールするメイン集団とのタイム差は30秒近くまで広がり、勝負は先頭12名に絞られます。

残り3kmを切ったところで、辻選手のスプリントを有効にするべく廣瀬選手がアタック。

Jプロツアーリーダージャージを着る澤田選手(シェルヴォ奈良)らがすかさず反応して廣瀬選手を捉えると今度は逆に他の選手達がカウンターアタックを仕掛けてきますが、これに対して初山選手などが献身的な動きで全ての攻撃を封じ込め、そのまま12名でのゴールスプリントに向かいます。

最後のシケインで辻選手のスプリントを警戒した小室選手(湘南ベルマーレ)が一気に仕掛けますが、冷静に周りを見ていた辻選手がきっちりと対応し、最後のストレートにでると強烈に加速して、見事Jプロツアーでの初勝利を飾りました。

栗村監督コメント
「開幕戦で屈辱の敗北を味あわされて迎えたJPT第2戦の白浜クリテリウム。ミーティングではレース前半から皆でアタックを繰り返し、厳しい展開に持ち込んで勝つことを決めました。勝つことを求められている立場であることは理解していますが、力をみせて勝たなければいけないことを選手自身が強く感じていました。終わってみれば、辻選手が見事優勝を飾り、ポイントランキングでも個人チーム共にトップに躍りでています。勝たなければいけないレースで全員が集中し、そしてミッションをやり遂げたことは非常に評価できる内容でしょう。震災の影響で5月のツアー・オブ・ジャパンが開催中止となったので、次戦は約1ヶ月後に開催されるツール・ド・熊野となります。この1ヶ月間の過ごし方は非常に重要になってくるでしょう。今回の勝利におごることなく、継続して努力を続けていきたいと思います。いつも応援してくださるファンの方々や支援者の方々にこの勝利を捧げます。」

辻選手コメント
「これまで宇都宮ブリッツェンが必勝体制(優勝候補として勝たなければいけないレース)で臨んだレースというのは、結果が伴わないことが多かったので今回はその壁を打ち破れてとてもホッとしています。前半から攻めて走れていたので自分の調子が良いことも実感していたし、チームメイトも皆良い走りをみせていました。厳しい内容のレースに持ち込んで、ラストは作戦通りにチームメイトが動いてくれたのでキレイに勝つことができました。開幕戦は残念な結果に終わってしまいましたが、今回はプレッシャーを跳ね除けてチーム全体で勝ち取れた勝利なので嬉しく思っています。 引き続き、応援を宜しくお願いいたします。」

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◆[リザルト]
[JBCF南紀白浜クリテリウム - 和歌山県 - JPT第3戦 - P1決勝 45km]
1位 辻善光(宇都宮ブリッツェン) 59m19s 45.50km/h
2位 小室雅成(湘南ベルマーレ) st
3位 五十嵐丈士(フジサイクリングタイムドットコム) +01s
4位 小畑郁(ナルシマフレンド八王子) +02s
5位 中村誠(宇都宮ブリッツェン) +02s
6位 小渡健吾(エルドラード) +03s
7位 廣瀬佳正(宇都宮ブリッツェン)+04s
11位 初山翔(宇都宮ブリッツェン) +15s
12位 若杉厚仁(宇都宮ブリッツェン) +32s
24位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) +34s
25位 小坂光(宇都宮ブリッツェン) +34s
48位 柿沼章(宇都宮ブリッツェン)+57s

2011Jプロツアー個人ランキング
1位 辻善光(宇都宮ブリッツェン)1551P
2位 澤田賢匠(シェルヴォ奈良)1401P
3位 五十嵐丈士(フジサイクリングタイムドットコム)1301P
4位 小室雅成(湘南ベルマーレ)1101P
5位 小渡健悟(エルドラード)1101P
6位 斉藤祥太(湘南ベルマーレ)1001P

2011Jプロツアーチームランキング
1位 宇都宮ブリッツェン 3203P
2位 湘南ベルマーレ 2703P
3位 シェルヴォ奈良 1705P
4位 フジサイクリングタイムドットコム 1505P
5位 エルドラード 1505P
6位 パールイズミ・スミタ・ラバネロ 1303P

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[午前中に行われた予選に出場するため宿を出発する選手たち]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

02
[予選を前に集中した表情をみせる初山選手]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

03
[本人は変わらず不調を訴えるも徐々に状態が良くなってきている若杉選手]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

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[今シーズンの初レースに挑む中村選手が予選1組を走る]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

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[前週の開幕戦では5位に終わった辻選手が静かな闘志を燃やして予選を戦う]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

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[予選1組に出場した4名は危なげ無く決勝進出を果たす]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

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[予選2組に出場した若杉選手が順調に周回を重ねる]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

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[午後の決勝を見据えながら予選を走る初山選手]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

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[決勝を前に厳しい表情をみせる柿沼コーチ]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

11
[前週のレースで大きな屈辱感を味わった廣瀬キャプテン]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

14
[昨年末に負った大怪我からカムバックを果たした増田選手が決勝に挑む]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

12
[今年からフルタイムワーカーとしてレースに参戦する小坂選手も集中する]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

13
[勝つために白浜へやってきた初山選手]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

10
[誰も話しかけられないほどの高い緊張感を発しながらスタートを待つ辻選手]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

16
[スタート直後から中村選手が攻撃を開始]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

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[復帰戦の増田選手もアタックに反応して集団前方で展開]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

18
[多くのアタックに対応する初山選手]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

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[前週の借りを返すために気合の入った走りをみせる廣瀬キャプテン]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

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[常に効果的な動きをみせてチームを機能させる中村選手]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

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[初山選手、辻選手、若杉選手らが何度も仕掛けていく]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

24
[自らも動きながらチーム全体をコントロールする柿沼選手]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

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[6周目に初山選手と廣瀬選手を含む4名がアタックを成功させる]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

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[後方からの追撃の動きを待つ中村選手]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

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[メイン集団との差が僅差にも関わらず前へ前へと踏み続ける先頭の4名]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

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[追走の動きが繰り返された結果先頭集団の数が徐々に増えていく]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

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[増田選手も積極的に追撃を試みる]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

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[常に先頭集団に位置してハイスピードを維持する廣瀬キャプテン]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

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[美しいフォームでレースをリードする初山選手]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

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[レース終盤に入り先頭集団は12名(廣瀬/中村/辻/初山を含む)となる]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

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[シケイン区間で落車して負傷した辻選手に声をかける中村選手]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

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[ラストラップでアタックを仕掛けてライバルに脚を使わせる廣瀬キャプテン]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

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[最後はスピードのある小室選手の動きをしっかりと捉えた辻選手が冷静に決める!]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

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[自身初のルビーレッドジャージを獲得した辻選手が会心の笑顔をみせてくれた]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN    

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