« JCT第16戦 実業団輪島ロード | トップページ | ジャパンカップ »

2010/10/25

ジャパンカップ クリテリウム

Img_1451

Img_1654
[上:宇都宮ブリッツェンのエースとして勝利を託された辻選手は9位でゴール]
[下:最終コーナー直後に抜け出した新鋭パルマーが強豪を抑えて初代クリテ王者に輝いた]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

10/23(土)に、UCI公認のクリテリウム「ジャパンカップ クリテリウム」が開催されました。

◆大会WEBサイトは[こちら]
◆Live!!!ブログレポートは[こちら]

このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の5名がエントリー。

柿沼章
中村誠
辻善光
小坂光
片山右京
※参加選手=15チーム/74名

UCI公認のクリテリウム「ジャパンカップ クリテリウム」が宇都宮市内の中心地を通る大通りに設定された1周1.55kmの特設コースで開催され、最後のターン直後に飛び出した若干20歳の新鋭トーマス・パルマー(ドラパック)が並み居る強豪選手を抑えて初代“ジャパンカップクリテ”の王者に輝きました。

地元、宇都宮ブリッツェンは、クリテリウムを得意としている辻選手をエースとしてこの重要なレースに挑み、各選手が序盤から集団前方に位置して積極的にレースを展開していきます。

主催者発表で3万人という多くの観客が見守るなか最初に飛び出したのは4名。

別府史之(レディオシャック)
ジョゼフ・ルイス(ドラパック)
ヨナス・ヨルゲンセン(サクソバンク)
辻善光(宇都宮ブリッツェン)

高速で逃げる4名に対して、メイン集団は有力スプリンターを擁する、カチューシャ、ミルラム、ブイグテレコムなどがコントロールを開始。

先頭に入っていた辻選手(宇都宮ブリッツェン)は、逃げが容認(泳がされ始めた)されたことで自らの判断でメイン集団に戻り、目標を最後のバンチスプリントに切り替えます。

その後は、約20秒前後の差を保ったままレースは進行し、良いペースを保って逃げ続ける3名に対して、スプリンター系の3チームが中心となって追うという形で終盤戦に突入していきました。

最後のポイント賞を別府選手が獲得すると、メイン集団も一気にスピードを上げて先頭の3名を吸収、いよいよ最後のスプリント勝負へと突入していきます。

しかし、3名の逃げが強力だったことが影響してスプリンター系チームのアシストが下がってしまい、ゴールが近くなってもカウンターアタックが続く不安定な状況のままラストラップに入っていきました。

最後のターンを前にして、独走力のあるラーション(サクソバンク)がアタック、ゴールに向かってのターンを終えると、スプリント力のあるガリムジャノフ(カチューシャ)とパルマー(ドラパック)も抜け出し、3名が若干リードしたままラスト400mを過ぎます。

集団前方は若干の牽制がはいってペースダウン、結局、飛び出していた3名がそのまま逃げ切り、勢いのあるスプリントをみせた若干20歳のパルマー(ドラパック)が、大観衆の見守るなか大きく手を挙げて見事初代ジャパンカップクリテリウムの王者に輝きました。

4位争いのメイン集団のアタマを獲ったのは世界屈指の名スプリンターのロビー・マキュアン(カチューシャ)、そして、宇都宮ブリッツェンのエース、辻選手は強豪に混じって9位(日本人選手では2番目)でゴールして、会場に集まった多くのブリッツェンファンを沸かせました。

また、今回のクリテリウムに宇都宮ブリッツェンの正メンバーとして出場した片山右京選手は、高速で走るメイン集団に残り、終盤に遅れてしまったものの素晴らしい走りを披露して多くの声援を受けていました。

栗村監督コメント
「宇都宮市内の中心部で開催されたジャパンカップクリテリウム。長年このレースに関わってきた関係者の方々や宇都宮ブリッツェンスタッフ達の夢がまさに実現した瞬間でありました。選手たちは宇都宮競輪場から栃木県庁横を通ってパレード走行しながら周回コースに入ってきたのですが、日本のレースとは思えない観客の多さと雰囲気に、鳥肌が立ち、そして涙が溢れたと語っていました。レースの方も世界のトッププロたちが本気の走りで高速で展開し、そのなかで宇都宮ブリッツェンの選手たちも積極的なレースを魅せてくれました。最終的に辻選手がスプリントで9位に食い込み、会場に集まった多くのブリッツェンファンにチームの存在をアピールできたと感じています。本当に色々な方々に“ありがとう”を伝えたい気持ちでいっぱいです。是非、来年もこの素晴らしいレースが開催されることを望んでいます。」

Logo
シクロワイアードの記事は[こちら]

◆[リザルト]
[ジャパンカップクリテリウム - 宇都宮市街 - UCI公認クリテリウム - 31km]
1位 トーマス・パルマー(ドラパック) 42'20"
2位 デニス・ガリムジャノフ(カチューシャ)
3位 グスタフエリック・ラーション(サクソバンク)
4位 ロビー・マキュアン(カチューシャ) +02"
5位 アンドレ・ステーンセン(サクソバンク)
6位 クラウディオ・クチノッタ(デローザ)
7位 宮澤崇史(ニッポ)
8位 プーチョン・サイウドンシン(クムサン)
9位 辻善光(宇都宮ブリッツェン)
10位 デーヴィッド・ペル(ドラパック)

Img_1391
[宇都宮競輪場からパレード走行しながら3万人の観衆が待つ市街地コースへ入る選手たち]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

Img_1407
[スタートと同時にアタックを仕掛ける中村選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

Img_1475
[3名の逃げが決まったあとはスプリンター系のチームが集団をコントロール]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

Img_1596
[辻選手の位置を確認しながら周回を重ねる柿沼選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

Img_1494
[辻選手を守りながらコーナーを抜ける片山選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

Img_1603
[何度かアタックを試みた中村選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

Img_1621
[終盤までメイン集団に残っていた片山選手は遅れたあとも大きな声援を受ける]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

Img_1495
[最後は世界の強豪に混じって9位でゴールした辻選手に手を添える中村選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

Img_1698
[レース後、大観衆の前を走る宇都宮ブリッツェンの選手たち]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

Img_1548
[ブリッツェンファンの前で止まる各選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

Img_1723
[大通りでレースを開催するという夢が実現しまさにその夢の中を走った宇都宮ブリッツェン]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

|

« JCT第16戦 実業団輪島ロード | トップページ | ジャパンカップ »