©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
◆リザルト
[幕張シクロクロス - JCXナショナルシリーズ第2戦 - ME 60m - ]
1位 織田聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム)
2位 前田公平 (弱虫ペダルサイクリングチーム)
3位 小坂光 (宇都宮ブリッツェン)
※詳細リザルトは、後ほど掲載いたします
2020-2021年のJCXナショナルシリーズ第2戦となる「幕張シクロクロス」が千葉県千葉市美浜区の幕張海浜公園Gブロック特設コースで開催され、序盤から前田公平と織田聖の弱虫ペダルサイクリングチームコンビが盤石のレース運びを見せてレースを掌握。最後はチームメート同士の争いを制した織田聖が開幕戦に続いて連勝を飾りました。
宇都宮ブリッツェンの小坂光選手は、序盤から積極的にレースを展開する弱虫ペダルコンビを追う苦しい展開となり、中盤からは開幕戦に続き単独で3番手を走行することに。最後までその位置で走り切って3位でレースを終えました。
全5戦と例年よりもかなりコンパクトな形での開催予定となっている、今シーズンのJCXナショナルシリーズ。
年に一度の大一番となる全日本選手権前に開催されるのは第2戦の今レースと22日に開催される第3戦の2レースのみということで、一戦が持つ重要度が非常に大きくなります。
開幕戦となった第1戦で弱虫ペダルコンビの後塵を拝し、3位でレースを終えた宇都宮ブリッツェンの小坂選手も、一戦ごとに調子を上げていきたいところです。
レースはスタートから織田選手(弱虫ペダル)がホールショットを決め、続いて積田選手(SNEL)が続く展開。小坂選手(宇都宮ブリッツェン)と前田選手(弱虫ペダル)はその後方でレースをスタートさせることになります。
しかしその後、キャンバー区間の出口で積田選手(SNEL)がスリップ。小坂選手(宇都宮ブリッツェン)はこれに行く手を阻まれてしまい、織田選手(弱虫ペダル)と前田選手(弱虫ペダル)の先行を許してしまう展開になります。
織田、前田(弱虫ペダル)
↓
小坂(宇都宮ブリッツェン)
↓
斎藤(RIDELIFE GIANT)
開幕戦同様、2対1の苦しい状況になってしまった小坂選手(宇都宮ブリッツェン)は、その後も諦めることなくペダルを踏み続けましたが、はっきり言ってそれ以上に打つ手がないというのが実情。
ですが、後続をしっかりと退けて3位でフィニッシュしてレースを終えました。
小坂選手コメント
「今日はスタートからあまり身体にキレがなく、苦しいレースとなってしまいました。終盤にパンクもあって後続に追い付かれるかと思いましたが、何とか踏み止まれたのは良かったと思います。前2人のとの差は大きいので、ここからもう一度体調をしっかり整えて全日本選手権に向けてやっていきたいと思います。たくさんの応援、ありがとうございました!」
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY