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2020/10/04

2020/10/04

Live!!! JPT第13戦 JBCF おおいたロード

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©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
◆リザルト
[第7回JBCFおおいたサイクルロードレース - JPT第13戦 - 100.0km - ]
1位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 2h16m18s 44.01km/h
2位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) st
3位 伊藤雅和 (愛三工業レーシングチーム) +05s
4位 レオネル・キンテロ (マトリックスパワータグ) +11s
5位 大前翔 (愛三工業レーシングチーム) +11s
6位 阿曽圭佑 (eNShare Racing Team) +11s
7位 武山晃輔 (Team UKYO) +12s
8位 フランシスコ・マンセボ (マトリックスパワータグ) +13s
9位 孫崎大樹 (チームブリヂストンサイクリング) +14s
10位 西村基 (レバンテフジ静岡) +18s
DNF 小坂光 (宇都宮ブリッツェン)
DNF 中村魁斗 (宇都宮ブリッツェン)
出走=104名/完走=27名
 
◆2020Jプロツアー 個人ランキング
1位 レオネル・キンテロ (マトリックスパワータグ) 2,409P
2位 大前翔 (愛三工業レーシングチーム) 2,200P
3位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 2,187P
4位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 1,910P
5位 トマ・ルバ (キナンサイクリングチーム) 1,854P
6位 山本元喜 (キナンサイクリングチーム) 1,797P
 
◆2020Jプロツアー チームランキング
1位 宇都宮ブリッツェン 7,240P
2位 マトリックスパワータグ 6,156P
3位 キナンサイクリングチーム 5,681P
4位 愛三工業レーシングチーム 4,748P
5位 Team UKYO 3,660P
6位 那須ブラーゼン 2,972P
 
プロリーダージャージ レオネル・キンテロ (マトリックスパワータグ)
ネクストリーダージャージ 織田聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム)
 
 
 
 
 
2020年のJプロツアー第13戦となる「おおいたサイクルロードレース」が大分県大分市の大分スポーツ公園昭和電工ドーム周辺に設定された1周4.0kmの特設コースを25周回する100.0kmで開催され、中盤にできた逃げ集団に入り終盤にシャッフルされた後に再び飛び出したマトリックスパワータグのホセビセンテ・トリビオが最後のマッチスプリントを制して優勝を飾りました。
 
宇都宮ブリッツェンは、レースのほとんどを単騎の状態で戦わざるを得なくなった阿部嵩之選手がメイン集団内で冷静な立ち回りを見せてレースを展開。最終周回に入ると果敢な飛び出しで先行していた2選手に合流し、最後はトリビオ選手とのマッチスプリントに挑みましたが、惜しくも及ばず2位。優勝には届かなかったものの、少数精鋭で臨まざるを得なかったレースでしっかりと結果に結びつける走りを見せてレースを終えました。
 
 
 
 
 
3年ぶりにJプロツアーでの開催となった、大分県大分市での2連戦。
 
その2戦目となる「おおいたサイクルロードレース」は、大分スポーツ公園昭和電工ドームのぐるりと回るように設定された1周4.0kmの周回コースが舞台。このコースがJプロツアーで使用されるのは2016年以来4年ぶりになります。
 
前日の「おおいたいこいの道クリテリウム」で阿部選手が積極果敢な逃げを見せたものの、できるだけ上位でフィニッシュしてポイントを獲得するという目標に対しては物足りなさを残すことになった宇都宮ブリッツェン。この日も阿部・小坂・中村という少数精鋭3選手でレースに臨むことに。
 
長期離脱の要因となった怪我の手術を終えてから日が浅い中村選手は出走することに重きを置いており、実質的に阿部選手と小坂選手がどれだけポイントを積み上げることができるかが重要になります。
 
とは言っても、2名でできることはほとんどないのが実情。それぞれの選手が集団内で耐え、ひとつでも上位でフィニッシュすることを目指す以外に道はない状態でレースに臨むことになります。
 
 
レースはスタート直後から激しいアタック合戦が続く展開。ハイスピードな状態がしばらく続いたことで、集団後方では選手が次々と千切れていく状態になります。
 
さらに4周回目になると集団が大きくふたつに割れる状態になり、阿部選手(宇都宮ブリッツェン)は前方の集団に残ったものの、小坂選手(宇都宮ブリッツェン)はあと一歩のところで前方集団からこぼれてしまいます。
 
阿部選手(宇都宮ブリッツェン)含む集団
小坂選手(宇都宮ブリッツェン)含む4名ほど
後方の集団
 
その後も、前方の集団ではなおも激しいアタックの応酬が続いたことでペースは衰えず。そのため、小坂選手(宇都宮ブリッツェン)を含む4名ほどの集団を吸収した後方集団がレースの折り返しを待たずに降ろされてしまう事態に。レースは前方集団に残った40名ほどに絞られることになります。
 
宇都宮ブリッツェンは阿部選手が単騎となってしまい苦しい状況になりますが、その阿部選手(宇都宮ブリッツェン)は集団内で冷静な立ち回りを見せる状態が続きます。
 
いきなり絞り込まれた40名ほどの集団では、その後も熾烈なアタック合戦が続き、数名の選手が飛び出しては吸収される状態が繰り返されます。それでも、レースも折り返しを過ぎて14周回目に入ると風間選手(シマノ)と高木選手(さいたまディレーブ)がアタック。ここに次々に選手が合流する形で15周回目になると7名の逃げ集団が形成されます。
 
トリビオ(マトリックス)
新城、山本大(キナン)
小石(UKYO)
今村(BSサイクリング)
風間(シマノ)
高木(さいたまディレーブ)
メイン集団
 
その後、しばらくは7名の逃げ集団とメイン集団という形のままレースは進んでいきますが、レースも残り6周回になるとメイン集団が活性化。安原選手(マトリックス)が先頭固定で逃げ集団とのタイム差を縮め始めると、この動きにBSサイクリング、さらに愛三工業なども同調したことでタイム差はみるみる縮まることになります。
 
一方の逃げ集団も、終盤に入って各選手の思惑が入れ替わったことで協調が崩れ、残り4周に入る上りで小石選手(UKYO)がアタック。それを新城選手と山本大喜選手のキナンコンビが合流し先頭は3名に。しかし、後方の集団ではマンセボ選手(マトリックス)が先頭に立ってペースを上げたことで一気にその差が縮まることになり、残り3周回となる23周回目でついに先行していた選手をすべて吸収。集団はひとつなって最終盤戦を迎えることになります。
 
ひとつになった集団では、残り2周回となる24周回目に入る上りに差し掛かると、タイミングを見計らって大前選手(愛三工業)がアタック。この動きで集団は一気に活性化し、その中から伊藤選手(愛三工業)とトリビオ選手(マトリックス)の2名が抜け出して先行する展開で、レースは最終周回を迎えます。
 
最終周回に入ると、ここまで集団内で冷静に立ち回っていた阿部選手(宇都宮ブリッツェン)が強烈なアタックを仕掛けて単独で飛び出し、そのまま先行していたトリビオ選手(マトリックス)と伊藤選手(愛三工業)にジョイン。後続とのタイム差を考えると、勝負はこの3名の先頭に絞られることになります。
 
3名になった先頭集団はそのまま残り距離を消化していき、フィニッシュへと向かう最後の上りへと入ります。3名の上りスプリント勝負で最初に仕掛けたのはトリビオ選手(マトリックス)。阿部選手(宇都宮ブリッツェン)はこの動きに反応しますが、伊藤選手(愛三工業レーシングチーム)付ききれず、マッチスプリントを制したトリビオ選手(マトリックス)が優勝を飾りました。
 
宇都宮ブリッツェンは、最後のスプリント勝負で阿部選手がトリビオ選手(マトリックス)にわずかに及ばず2位にとなったものの、レースのほとんどを単騎で戦い、冷静に立ち回った末に一発のアタックで勝負に絡む場所に合流した阿部選手の動きは特筆べきものでした。
 
この結果、年間チームランキングはこのレースで860ポイントを獲得したマトリックスパワータグにポイント差を詰められましたが、阿部選手の活躍が効いて1,084ポイントのリードを保って翌週の最終戦を迎えることになります。
 
 Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 

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会場に到着しました。

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