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2019/11/11

2019/11/11

Live!!! JCX第3戦 CXミーティング飯山

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©︎Kensaku SAKAI/FABtroni+camera
 
 
 
 
◆リザルト
[シクロクロスミーティング第4戦飯山 - JCX第3戦 - C1 60m - ]
1位 前田公平 (弱虫ペダルサイクリングチーム) 58m53s
2位 小坂光 (宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム) +09s
3位 竹内遼 (FUKAYA RACING) +20s
4位 村上功太郎 (松山大学) +26s
5位 竹之内悠 (ToyoFrame) +56s
6位 織田聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +1m57s
7位 沢田時 (TEAM BRIDGESTONE Cycling) +2m23s
8位 山本幸平 (DreamSeeker MTB Racing Team) +2m29s
9位 兼子博昭 (スワコレーシングチーム) +3m54s
10位 合田正之 (AX cyclocross team) +4m33s
出走=66名/完走=19名
 
 
 
 
 
2019-2020年のジャパンシクロクロス(JCX)シリーズの第3戦「シクロクロスミーティング第4戦飯山」が11月10日(日)に長野県飯山市の長峰運動公園で開催され、2周回目から宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光と弱虫ペダルサイクリングチームの前田公平が先頭パックを形成してレースを展開。後半に入ると前田公平が先行し、徐々に小坂選手との差を開いて独走で優勝を飾りました。
 
宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手はスタート直後から先頭に飛び出し、レース前半は弱虫ペダルサイクリングチームの前田公平選手と2名で先行する積極的な走りを見せましたが、後半に入ると前田選手の先行を許してしまったうえにメカニカルトラブルの影響もあり、トップとの差を詰め切ることができずに2位でレースを終えました。
 
 
 
 
 
今シーズンのJCXシリーズ第3戦となる「シクロクロスミーティング第4戦飯山」。
 
開催地の飯山市は、日本列島に甚大な被害をもたらした台風19号の影響を大きく受けた地域のひとつで、現在も市内各所で復旧作業が続いています。そのため、例年であれば土曜日に行われていた恒例のナイトレースは中止。関係各所の尽力により、日曜日のJCX戦のみ開催されることになりました。
 
会場となる長峰スポーツ公園は、2015年には全日本選手権が開催され、冬季はクロスカントリースキーのメッカとなる広大な運動公園。アスファルトや芝草などの平坦区間、丘陵に設定された林間コースや丸太の階段、長く続くキャンバー区間など、さまざまなシチュエーションに対応できる能力が要求されるコースです。
 
また、この日は竹之内悠選手(ToyoFrame)、沢田時選手(チームブリヂストンサイクリング)、前田公平選手(弱虫ペダルサイクリングチーム)、そして小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)と、ここ数年の全日本選手権を制した選手たちが今季初めて顔をそろえることに。UCIレースではないながらも、今年の全日本選手権を占うレースになることが予想されます。
 
小坂選手は、今季国内初戦の東北シクロクロスシリーズさがえラウンドで2位、先週末の幕張クロスでは3位と、いまだ勝利がない状況。「ここ2戦は表彰台には上がれたが、トップに大差をつけられて負けている。調子は少しずつ上っているので、今日はしっかりと勝負にしたいと思います。今日のレースはU23の選手も含めて全日本選手権か、それ以上に激しいレースになるかと思うので楽しみです」とレース前に意気込みを語ったように、今季初勝利の獲得とライバルたちに自身の力強い走りを印象付ける必要があります。
 
 
前夜からの雨の影響で午前中はスリッピーなレースとなったものの、レーススケジュールが進むにつれて路面の状況も好転。午後のC1レースは時折降り注ぐ強い日差しの下での開催となりました。
 
スタートの号砲が鳴らされると同時に小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)が好スタートを決めて先頭に立ち、さらに沢田選手(BSサイクリング)、前田選手(弱虫ペダル)、竹之内選手(Toyo)、竹内選手(FUKAYA)、織田選手(弱虫ペダル)らが続く形で幕を開けます。
 
2周回目に入り、コース上の小高い丘に設定されたテクニカルな林間コースから最初に飛び出して来たのは小坂選手。これに前田選手が追い付くと、レース前半戦はこの2名が先行する展開が続くことになります。
 
レースも後半戦となる5周回目になると。先頭パックの2名の視界には周回遅れの選手の姿が入り始め、それらの選手を追い越すタイミングがレースの展開に影響を与え始めます。すると、シングルトラックが続く林間コースの出口で前田選手が先行。小坂選手との差が少しずつ開き始める展開になります。
 
必死に前を追う小坂選手でしたが、続く6周回目にはメカニカルトラブルが発生。復帰に手間取る間に後続の村上選手(松山大学)にパスされ、一時は3位に後退する事態となります。
 
それでも、レースに復帰した小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)は落ち着いて村上選手(松山大学)を抜き返し2番手に戻りますが、トップとの差は大きく開いた状態で最終周回を迎えることになります。
 
一方、先行する前田選手はそれまでバニーホップで越えていたシケインを、最終周回だけは安全に降車してクリアするなどクレバーな走りを見せて優勝。
 
小坂選手は最終周回でも決死の追走を見せましたが、メカトラブルで失ったタイム差を取り戻すことはできず、9秒遅れの2位でフィニッシュ。勝利には届かなかったものの、後続には20秒のタイム差をつける上々のレースとなりました。
 
 
小坂選手コメント
「今日はU23の強い選手も含めて全日本選手権以上に濃いメンバーでのレースとなり、ここで良いイメージを掴んでおきたいという思いでレースに挑みました。林間のテクニカルな区間では上手く走れていて、そこでしっかり差を広げたり、先行された場面では差を詰めることができたりと冷静に走ることができたこと、レース前の予想通り有力選手で絞られたところから自分が飛び出せたことは良かったと思います。前田選手と先行した後は、終盤のどこかで勝負を仕掛けるつもりでいましたが、前田選手に徐々に離される中で、メカニカルトラブルも起きてしまい、差を詰めることができませんでした。ただ自分がまだまだ踏めることも感じていましたし、最後まで諦めずにレースをできたのは良かったと思います。今日はこれまでのレースの中で一番走れていましたし、調子は上がっていると感じています。次戦のマキノ高原は相性の良いコースなので、そこで一度勝っておきたいです」
 
Text:Kensaku SAKAI/FABtroni+camera

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