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2019/09/22

Live!!! JPT第18戦 JBCF 経産旗RCS

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©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
◆リザルト
[第53回JBCF経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ - JPT第18戦 - 159.9km - ]
1位 オールイスアルベルト・アウラール (マトリックスパワータグ) 4h08m14s 38.64km/h
2位 フランシスコ・マンセボ (マトリックスパワータグ) st
3位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) st
4位 徳田優 (チームブリヂストンサイクリング) st
5位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +02s
6位 入部正太朗 (シマノレーシング) +21s
7位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +3m57s
8位 孫崎大樹 (チームブリヂストンサイクリング) +4m32s
9位 黒枝士揮 (チームブリヂストンサイクリング) +4m33s
10位 柴田雅之 (那須ブラーゼン) +4m34s
15位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +10m18s
16位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +10m19s
23位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +12m52s
DNF 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン)
出走=82名/完走=32名
 
◆2019Jプロツアー 個人ランキング
1位 オールイスアルベルト・アウラール (マトリックスパワータグ) 4,066P
2位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) 3,978P
3位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 2,801P
4位 フランシスコ・マンセボ (マトリックスパワータグ) 2,445P
5位 今村駿介 (チームブリヂストンサイクリング) 2,085P
6位 入部正太朗 (シマノレーシング) 2,025P
 
◆2019Jプロツアー チームランキング
1位 マトリックスパワータグ 12,607P
2位 チームブリヂストンサイクリング 12,368P
3位 宇都宮ブリッツェン 9,588P
4位 シマノレーシング 8,113P
5位 VICTOIRE広島 4,187P
6位 Team UKYO 3,748P
 
プロリーダージャージ オールイスアルベルト・アウラール (マトリックスパワータグ)
ネクストリーダージャージ  今村駿介 (チームブリヂストンサイクリング)
 
 
 
 
 
2019年のJプロツアー第18戦となる「JBCF経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ」が、広島県中央森林公園の難易度の高いサーキットコース(1周12.3km)で開催され、8名の逃げ集団を先行させてメイン集団をコントロールしていたマトリックスパワータグがレース終盤に攻撃を開始。メイン集団から飛び出したフランシスコ・マンセボとオールイスアルベルト・アウラールが逃げ集団に合流してそのまま逃げ切る展開になり、最後は小集団のゴールスプリントで完全に優位に立ったマトリックスパワータグがワンツースリーフィニッシュを達成しました。また、優勝したアウラールはプロリーダージャージを獲得しました。
 
宇都宮ブリッツェンは、序盤にできた8名の逃げ集団に増田選手が入ってレースを展開し、メイン集団をコントロールするマトリックスパワータグにダメージを与え続けます。また、終盤のマトリックスパワータグの攻撃には堀選手と岡選手が反応して5名の追走集団を形成することになりましたが、このタイミングで岡選手がパンクを喫してしまう最悪の事態に。すぐに堀選手が車輪を差し出して岡選手はレースに復帰しましたが、逃げ集団に合流することになる追走集団に復帰することはできず。
 
単騎で逃げ集団での勝負に挑んだ増田選手が5位、諦めることなく追走を続けた岡選手が7位に入りましたが、岡選手は個人ランキングでアウラール選手に逆転を許してしまい、残念ながらプロリーダージャージを奪われる結果になりました。
 
 
 
 
 
佳境を迎えている2019年のJプロツアー。
 
第18戦に設定されたのは、今シーズンのJプロツアーで最も高いレースグレードであるプラチナで争われる経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ。このレースの結果いかんで、年間ランキング争いに大きな影響を及ぼすことも考えられる重要なレースと言えます。
 
個人ランキングで岡選手が首位をキープしている宇都宮ブリッツェンは、このレースでも岡選手のランキング首位を死守することが最大のミッション。そのために、岡選手は個人ランキング2位のオールイスアルベルト・アウラール選手(マトリックス)をマークしてレースを展開。
 
台風が接近する荒天で荒れたレースになることを考慮して、形成されるであろう逃げ集団に残る選手のいずれかがしっかり入って勝負するということを確認してレースに臨みました。
 
 
レースはニュートラル区間を終えて正式スタートが切られた直後から激しいアタック合戦に。1周回目の終盤には数名の選手が飛び出してメイン集団から先行する状態で2周回目へと入ります。
 
2周回目に入ると、メイン集団からブリッジをかけた選手と集団からドロップした選手とで先行していた集団のメンバーがシャッフルされ、最終的に8名の逃げ集団となります。
 
増田 (宇都宮ブリッツェン)
石橋、孫崎(BSサイクリング)
トリビオ、フェルナンデス(マトリックス)
入部(シマノ)
中島(キナン)
柴田(那須ブラーゼン)
メイン集団
 
今大会に出場しているUCIコンチネンタルチーム6チームの選手で構成された強力な逃げが決まった一方で、メイン集団は逃げに選手を送り込みながらもアウラール選手(マトリックス)の個人ランキング逆転を目指すマトリックスパワータグが先頭に立ってコントロールを開始する展開になります。
 
その後、レースは8名の逃げ集団とマトリックスパワータグがコントロールするメイン集団という展開のまま進んでいきますが、レースも折り返しを過ぎて後半戦に入ると、メイン集団をコントロールするマトリックスパワータグがペースアップを開始。マンセボ選手(マトリックス)とアウラール選手(マトリックス)を温存し、佐野選手、小森選手、安原選手の日本人3選手で逃げ集団とのタイム差を縮めていく展開になります。
 
一方の逃げ集団では、フェルナンデス選手(マトリックス)と中島選手(キナン)が相次いで落車でドロップ。6名になって終盤戦へと入っていきます。
 
レースも残り4周回となる10周回目に入ると、逃げ集団とメイン集団とのタイム差は1分を切ろうかという状況に。すると、この周の三段坂でマンセボ選手(マトリックス)がアウラール選手(マトリックス)を引き連れていよいよ攻撃を開始。この動きに堀選手(宇都宮ブリッツェン)と岡選手(宇都宮ブリッツェン)、そして徳田選手(BSサイクリング)が反応し、5名の追走集団が形成されます。
 
増田(宇都宮ブリッツェン)
石橋、孫崎(BSサイクリング)
トリビオ、フェルナンデス(マトリックス)
入部(シマノ)
柴田(那須ブラーゼン)
堀、岡(宇都宮ブリッツェン)
徳田(BSサイクリング)
マンセボ、アウラール(マトリックス)
メイン集団
 
有力選手がそろった追走集団は着実に逃げ集団とのタイム差を縮めながらレースを進めていきますが、勝負どころとも言えるこのタイミングで岡選手(宇都宮ブリッツェン)がパンクを喫して遅れてしまう事態となります。
 
同じ追走集団内にいた堀選手(宇都宮ブリッツェン)がすぐに自身のバイクから車輪を外して差し出し、岡選手(宇都宮ブリッツェン)はすぐにレースに復帰。この時には後方のメイン集団も追いついてきており、異変を察知した鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)と小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)が岡選手を引いて個人ランキングを争うアウラール選手(マトリックス)がいる追走集団に戻そうとしますが届きません。
 
その頃、3名の追走集団は先行していた6名の逃げ集団をキャッチ。9名の先頭集団が形成されることになります。
 
増田(宇都宮ブリッツェン)
石橋、徳田、孫崎(BSサイクリング)
マンセボ、トリビオ、アウラール(マトリックス)
入部(シマノ)
柴田(那須ブラーゼン)
10名ほどの追走集団
 
残り3周となる11周回目に入ると、ペースが上がる逃げ集団からは数名の選手がドロップし、先頭は6名に。その後方に追走集団から黒枝選手(BSサイクリング)と飛び出した岡選手(宇都宮ブリッツェン)がドロップした孫崎選手(BSサイクリング)を吸収して追走をかける展開になります。
 
しかし、先頭集団と岡選手(宇都宮ブリッツェン)のいる追走集団とは1分30秒ほどタイム差が開いてしまっているばかりか、人数と勢いとに差があり、追いつくのはかなり難しい状況に。勝負は6名の先頭集団に絞られることになります。
 
こうなると、岡選手(宇都宮ブリッツェン)のプロリーダージャージを守るためには、アウラール選手(マトリックス)ができる限りポイントを獲得できない順位でゴールするようにするしか道がない状況。先頭集団内で単騎で奮闘する増田選手(宇都宮ブリッツェン)は同じく単騎の入部選手(シマノ)や徳田選手(BSサイクリング)らと協調しながら、3名をそろえるマトリックスパワータグとの戦いに挑むことになります。
 
しかし、序盤から逃げ続けて脚を使っていた増田選手(宇都宮ブリッツェン)と入部選手(シマノ)に、後方から追いついてきたマンセボ選手(マトリックス)とアウラール選手(マトリックス)に対応するだけの余力はなく、同じく後方から追いついてきた徳田選手(BSサイクリング)も一歩及ばず。
 
最後はマトリックスパワータグの外国人3選手がワンツースリーフィニッシュを決めてフィニッシュ。優勝したアウラール選手(マトリックス)は900ポイントを加算して、個人ランキングトップに立ちました。
 
宇都宮ブリッツェンは、序盤から逃げ集団でレースを展開した増田選手(宇都宮ブリッツェン)が、最後は数的優位に立つマトリックスパワータグの攻撃に屈したものの5位でフィニッシュ。バッドタイミングのパンクで勝負の舞台に立つことができなかった岡選手(宇都宮ブリッツェン)も、その後も諦めることなくレースを続けて、先頭は遅れながらも7位でゴールしてレースを終えました。
 
この結果、岡選手(宇都宮ブリッツェン)はアウラール選手(マトリックス)に個人ランキングを逆転されてしまい、長らく着用したプロリーダージャージを失ってしまうことに。ただ、アウラール選手(マトリックス)と岡選手(宇都宮ブリッツェン)のポイント差は、わずか88ポイントと個人ランキングに関わる残り3レースで十分逆転可能なポイント差。
 
宇都宮ブリッツェンは、岡選手(宇都宮ブリッツェン)のプロリーダージャージ奪還に向けて、その残り3レースを戦うことになります。
 
 
清水監督コメント
「今日のレースは岡選手のプロリーダージャージキープと勝利を狙うプランを立てていて、チームとしていい形で進んでいたのですが、勝負どころでの不運なパンクで岡選手が脱落してしまって本領を発揮できず、とても残念なレースになってしまいました。今回もチームとしては機能していて、増田選手は単騎ながらもよく動いてくれましたし、他のメンバーも岡選手のためにしっかり動いてくれたと思います。ひとつのトラブルで勝機を失ってしまったのは非常に残念ではあるのですが、その分、この後のJプロツアーでは我々らしい攻めるレースがやっとできる立場になったと思うので、残り4戦しっかりと走っていきたいと思います」
 
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 

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