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2019/07/21

Live!!! Ready Steady Cycling Road

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©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
リザルト
[Ready Steady Cycling Road - UCI-1.2 - 179.0km - ]
1位 Diego ULISSI (イタリア) 4h50m53s
2位 Davide FORMOLO (イタリア) +17s
3位 Nans PETERS (フランス) +1m52s
4位 Matthew HOIMES (イギリス) +2m29s
5位 Loic VLIEGEN (ベルギー) +2m29s
6位 Fabien DOUBEY (フランス) +2m29s
7位 Dimitri PEYSKENS (ベルギー) +2m29s
8位 Fausto MASNADA (イタリア) +5m55s
9位 Steff CRAS (ベルギー) +9m11s
10位 James SHAW (イギリス) +9m11s
15位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +10m06s
21位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +12m51s
38位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +20m11s
OOT 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン)
DNF 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン)
出走=95名/完走=49名
 
 
 
 
 
2020年に開催される東京五輪のテストイベントとなるUCI-1.2のワンデーレース「Ready Steady Cycling Road」が、東京都府中市の武蔵の森公園をスタートして静岡県小山町の富士スピードウェイにフィニッシュする179.0kmで開催され、20名ほどに絞られた先頭集団から終盤に単独で抜け出したイタリアのディエゴ・ウリッシが残り距離を独走して優勝。2位には同じくイタリアのダヴィデ・フォルモロが入り、今大会優勝候補筆頭と目されていたイタリアが期待に違わぬ走りでワンツーフィニッシュを達成しました。
 
宇都宮ブリッツェンは、レース中盤に入った段階にできた追走集団に増田選手が入ってレースを展開。そのまま先頭集団で終盤までレースを進めましたが、熱中症気味になってしまった影響もあり最終局面でのペースアップに対応できずに遅れると、三国峠でペースダウン。入れ替わるように後方の集団から追い上げてきた岡選手が先行する選手たちを追走しましたが届かず。ヨーロッパ各国のレベルの高さに屈して目標とするUCIポイント獲得はなりませんでしたが、岡選手が日本人選手最上位となる15位でフィニッシュしてレースを終えました。
 
 
 
 
 
いよいよ来年に迫った東京オリンピック。
 
その会場となる競技場やアリーナの建設が着々と進んでおり、選手たちが躍動する舞台が整い始めています。また、各競技ともに日本代表として出場する選手選考も同時に進められています。
 
そんな中、五輪当日に各競技ともに円滑に運営がされるかどうかという確認作業も進んでおり、さまざまな競技で実際の動きに即したテストイベントが開催されています。
 
今回開催される「Ready Steady Cycling Road」も、そんなテストイベントのひとつ。公道で開催されるロードレースは他競技に比べても交通規制をはじめあらゆる部分でシュミレーションが重要になります。
 
コースは、来年の五輪で使用されるコースの富士山麓部分がカットされたものの、そのほとんどを使用する179.0km。道志みちや三国峠などの峠もしっかり組み込まれており、厳しい山岳コースとなります。
 
今回のテストイベントには、各国のナショナルチーム9チームのほか、UCIプロコンチネンタルチーム、UCIコンチネンタルチーム、大学選抜チーム計20チームが出場。UCIワールドツアーで活躍するトップ選手を擁するチームもあり、2クラスのレースながらハイレベルな争いになることも予想されます。
 
 
そんなレースに向け、宇都宮ブリッツェンは増田、鈴木譲、堀、小野寺、岡の5選手をセレクト。五輪の日本代表選考に必要なUCIポイントを獲得できる貴重な機会ということもあり、増田選手のUCIポイント獲得を目標にレースに臨みました。
 
 
 
 
 
東京都府中市の武蔵の森公園をパレードスタートしたレースは、10kmのパレード区間を経てリアルスタートが切られます。
 
すると早速、スタートアタックを決めようとする動きがありますが、その動きはすぐに吸収。しかし、そのカウンターで飛び出した4名の選手が早々に逃げを決める展開となります。
 
タウンセンド(アイルランド)
横山(シマノ)
新城(キナン)
岡本(愛三)
メイン集団
 
早々に決まった4名の逃げ集団のうち3名は国内コンチネンタルチーム勢ということもあり、メイン集団も容認する構えを見せてペースダウン。すぐさまタイム差は5分程度に開き、レースは一旦、落ち着きを見せるかと思われました。
 
しかし、メイン集団では追撃を狙ったアタック合戦が始まり、一転して活性化した状態に。有力チーム勢も積極的な動きを見せて20名程度の追走集団が形成される展開になり、宇都宮ブリッツェンはその中に増田選手(宇都宮ブリッツェン)が入ります。
 
4名の逃げ集団
増田選手(宇都宮ブリッツェン)含む追走集団
メイン集団
 
増田選手(宇都宮ブリッツェン)を含む追走集団は、しばらくすると逃げ集団をキャッチして20名程度の先頭集団という形になって、山伏峠へと向かうことになります。
 
大きく崩れることなく峠をクリアした先頭集団に対し、後方のメイン集団では石橋選手(BSサイクリング)のアタックを吸収したイギリス勢がそのままのペースで先頭をけん引したことで一気にブラッシュアップされますが、宇都宮ブリッツェンの4選手はしっかりとその中に残って次の展開に備えます。
 
その後、先頭集団からザッカンティ選手(NIPPO)が単独で飛び出して先行する場面もあったものの、基本的には20名程度の先頭集団と後方のメイン集団という展開のままレースは進んでいき、レースは富士スピードウェイを含む周回へと入ります。
 
1度目の富士スピードウェイを終えて小山町街へと出た先頭集団では強力な選手ばかりをそろえるイタリアが積極的な動きを見せたことで集団が分断。10名ほどの選手が先行する展開になり、後方は数名ずつのグループに分かれる展開になった。
 
宇都宮ブリッツェンからただ1人先頭集団に残っていた増田選手(宇都宮ブリッツェン)だったが、この分断の前から脱水気味の状態で熱中症の兆候が出ていたこともあって前方の集団に残ることができず、後方の集団で先行する集団を追う展開になった。
 
再び富士スピードウェイに戻ってきた先頭集団は、大きな動きがないまま同サーキットを出て最後の勝負どころになるであろう三国峠へ。するとここで、ウリッシ選手(イタリア)がスルスルと集団から抜け出して独走を開始。後方からはチームメートのフォルモロ選手(イタリア)も集団から抜け出して2番手に。結局、最後まで後続を寄せ付けなかったイタリアの2選手がそのままワンツーフィニッシュを飾った。
 
宇都宮ブリッツェンは、先頭集団から遅れてしまった増田選手(宇都宮ブリッツェン)が粘りの走りで追走集団内をキープしてましたが、三国峠に入ると熱中症の影響で完全にペースダウン。しかし入れ替わるように、後方のメイン集団から飛び出して追走していた岡選手(宇都宮ブリッツェン)が石橋選手(BSサイクリング)と協調して先行する選手たちを猛追する展開になります。
 
岡選手(宇都宮ブリッツェン)は石橋選手(BSサイクリング)は先行していた選手数名をパスしながらフィニッシュ地点となる富士スピードウェイを目指しましたが、上位選手を捕らえることはできず。最後は、ステッドマン選手(イギリス)を加えた3名でのゴールスプリントで2番手、日本人選手では最上位となる15位でフィニッシュしてレースを終えました。
 
 
清水監督コメント
「今日のレースは、本当のトップクラスと言える選手を連れてきたイタリアの動きに食らいついていくことにトライする、という形になりました。その中で岡選手が15位という結果でしたが、それが今の我々の実力なのかなと感じています。チームとしては最初に増田選手が重要な動きの場面で遅れを取らずに入ってくれて、岡選手が後半から追い上げてという形でしっかりと走ってくれました。世界の強豪との実力差はありますが、まずは来年のオリンピックに向けてチームから代表選手を出せるように、また、その可能性がある増田選手と岡選手のどちらがオリンピックに出ても少しでも上位にいけるようなイメージを持ってこの後もやれることを続けていきたいと思います。応援、ありがとうございました!」
 
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 

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