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2018年5月24日

2018/05/24

Live!!! TOJ 5st

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©️
Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

◆リザルト

[NTN presents 2018 Tour of Japan - UCI-2.1- 第5ステージ 南信州 - 123.6km - ]

1位 トマ・ルバ (キナンサイクリングチーム) 3h13m35s  38.3km/h

2位 ホルヘ・カミロ・カスティブランコ・クビデス(チーム・イルミネート) st

3位 ディラン・サンダーランド (ベネロング・スイスウェルネスCT) +20s

4位 グレガ・ボレ (バーレーン・メリダ) +1m19s

5位 マルコ・カノラ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) +1m19s

6位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) +1m19s

7位 サルバドール・グアルディオラ (キナンサイクリングチーム) +1m19s

8位 横山航太 (シマノレーシングチーム) +1m19s

9位 キャメロン・パイパー (チーム・イルミネート) +1m19s

10位 中根英登 (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) +1m19s

19位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) +1m19s

38位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +5m45s

45位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +9m57s

64位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +9m57s

DNF 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン)

出走=87名/完走=82名

個人総合時間 第5ステージ終了時

1位 トマ・ルバ (キナンサイクリングチーム) 12h42m16s  39.1km/h

2位 グレガ・ボレ (バーレーン・メリダ) +1m01s

3位 マルコ・カノラ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) +1m04s

4位 ホルヘ・カミロ・カスティブランコ・クビデス (チーム・イルミネート) +1m06s

5位 イアン・ビビー (JLTコンドール) +1m09s

6位 サム・クローム (ベネロング・スイスウェルネスCT) +1m18s

7位 ロビー・ハッカー (チーム右京) +1m21s

8位 ディラン・サンダーランド (ベネロング・スイスウェルネスCT) +1m21s

9位 ベンジャミ・プラデス (チーム右京) +1m24s

10位 中根英登 (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) +1m27s

17位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) +1m32s

33位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +7m19s

39位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +9m56s

59位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +20m12s

個人総合ポイント賞 第5ステージ終了時

1位 グレガ・ボレ (バーレーン・メリダ) 72P

2位 マルコ・カノラ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) 70P

3位 ミッヘル・ライム (イスラエル・サイクリング・アカデミー) 50P

4位 トマ・ルバ (キナンサイクリングチーム) 41P

5位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) 36P

6位 レイモンド・クレダー (チーム右京) 35P

個人総合山岳賞 第5ステージ終了時

1位 小石祐馬 (チーム右京) 16P

2位 草場啓吾 (日本ナショナルチーム) 15P

3位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) 14P

4位 木村圭佑 (シマノレーシングチーム) 10P

5位 フェリックス・アレハンドロ・バロン・カスティージョ (チーム・イルミネート) 10P

6位 ダミアン・モニエ (愛三工業レーシングチーム) 6P

チーム総合時間 第5ステージ終了時

1位 キナンサイクリングチーム 38h09m50s

2位 チーム右京 +1m14s

3位 ベネロング・スイスウェルネス・サイクリング・チーム +1m15s

4位 NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ +1m15s

5位 JLTコンドール +1m34s

6位 チーム・イルミネート +1m38s

11位 宇都宮ブリッツェン +15m02s

UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の第5ステージが、登坂力とパワーが要求される長野県飯田市のジェットコースターのような公道周回コース(12.2km)で開催され、終盤に追走集団から飛び出した2名が逃げ切る展開に。最後は冷静に2名のスプリントを制したキナンサイクリングチームのトマ・ルバ選手がステージ優勝。個人総合時間でも逆転し、見事にグリーンジャージを獲得しました。

宇都宮ブリッツェンはレース序盤に形成された各チームのセカンドエース級の選手がそろう9名の逃げ集団に鈴木譲選手が入り、結果的に先待ちの形を作ると、終盤に形成された有力選手の先頭集団に鈴木譲選手と雨澤選手が残ってレースを展開。3名に先行を許してしまったものの、最終局面では雨澤選手が孤軍奮闘しながら追走集団内で19位でフィニッシュ。個人総合ではトップと1分32秒差の17位につけて、クイーンステージとなる翌日の富士山ステージを迎えることになります。

毎年、個人総合時間争いが大きく動く最初のステージとして知られる、難易度の高い長野県飯田市の南信州ステージ。

昨年は雨の中の厳しいレースとなりましたが、今年は2年ぶりに快晴の中でのレース。この季節としては「灼熱」と呼びたくなるほどのコンディションで、過酷なサバイバルレースとなることが予想されます。

宇都宮ブリッツェンは、個人総合時間で上位進出が期待される雨澤選手がライバル選手勢から遅れることなくフィニッシュして翌日の富士山ステージにつなぐことを大前提に、展開次第で雨澤選手と岡選手がステージ優勝にトライするというプランを選択。残る選手が上り区間の位置どりで雨澤選手のサポートをすることを確認し合ってレースに臨みました。

JR飯田駅前をパレードスタートしたレースは、7.3kmのパレードランを終えて正式スタートが切られると、激しいアタック合戦の展開になります。

するといきなり、小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)がいきなり斜行した選手に刈り取られてしまい落車。チェーンが外れてしまっていたことで復帰にも時間を要してしまい、単独で後方からメイン集団復帰を目指す苦しい状況に追い込まれてしまいます。

一方、メイン集団の前方は有力チーム勢が攻撃を仕掛け合う状態でハイペースを維持。そのため、そのペースについていけない選手たちが次々と遅れていき、序盤からいきなりのサバイバルレースの展開となります。

2周回目の上り区間もハイペースのまま進んでいった集団でしたが、下り区間に入ると落車も発生するなどカオスな状況に。そンな状況の中から9名の実力のある選手が抜け出して逃げ集団を形成して30秒ほどのリードを奪う展開となります。

鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)

シェレス(イスラエル・サイクリング・アカデミー)

ブラッドバリー(JLTコンドール)

ペルシュタイナー(バーレーン・メリダ)

ポンツィ(NIPPO)

カスティージョ(イルミネート)

グアルディオラ(キナンサイクリング)

サンダーランド(ベネロング・スイスウェルネス)

↓  30秒

メイン集団

9名の逃げ集団とメイン集団とのタイム差は1分30秒程度に拡大して、この日最初の山岳ポイントへ。鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)が先頭で通過します。

その頃、メイン集団では岡選手(宇都宮ブリッツェン)が下りで段差に落ちてしまった衝撃でハンドルがズレ、左ブラケットもズレてDi2のケーブルが抜けてしまうトラブルが発生。インナーにギヤを落とすことができずにバイク交換を余儀なくされる状況となります。

その後しばらく、レースは9名の逃げ集団とメイン集団という形のまま進んでいき、タイム差は2分25秒にまで拡大。流石にこの状況を良しと思わない有力チーム勢がメイン集団がペースを上げ始める状況になります。

このペースアップでメイン集団はいくつかに分裂。逃げ集団に鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)が入っているものの、第1集団に岡選手(宇都宮ブリッツェン)、第2集団に雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)、第3集団に鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)と選手が完全にバラけてしまう良くない状況になります。

その後、一度は分裂した集団が合流したものの、逃げを吸収しようとペースアップが続く状況に次々と集団からこぼれていく選手が続出。レースもまだ折り返しを迎えていない状況で、既にサバイバルな状況になります。

レースも5周回目に入ると、9名の逃げ集団とメイン集団とのタイム差は15秒にまで縮まる状況に。すると、逃げ集団からは吸収を避けようとする3名が飛び出してなおも逃げ続ける状況となります。

鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)

シェレス(イスラエル・サイクリング・アカデミー)

カスティージョ(イルミネート)

メイン集団

6周回目に入ると、逃げ続ける3名に対してメイン集団から4名の選手が追走に出る展開に。一方、逃げ集団からシェレス選手(イスラエル・サイクリング・アカデミー)がドロップし、逃げは2名となり、2回目の山岳ポイントへ。

2回目の山岳ポイントも鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)が1位で通過して、この日だけで14ポイントを獲得。一気に山岳賞争いで3位に浮上します。また、追走集団の小石選手(チーム右京)が3位通過で3ポイントを加算し、昨日奪われた山岳賞ジャージを奪還することに成功します。

2回目の山岳ポイントを終えると、逃げ集団と追走集団をメイン集団が吸収。するとそのカウンターで、モニエ選手(愛三工業レーシング)がアタックを仕掛けて単独で逃げる展開となります。

モニエ(愛三工業レーシング)

メイン集団

その後、単独で逃げるモニエ選手(愛三工業レーシング)とメイン集団とのタイム差はみるみる開いていき、そのタイム差は最大で2分45秒にまで拡大。残り2周回となる9周回目に入ってもその差は2分30秒と、モニエ選手(愛三工業レーシング)の逃げ切りの可能性も見えてくる状況となります。

モニエ選手(愛三工業レーシング)は個人総合時間でトップから13分59秒遅れの73位の選手。タイム差さえ考慮できていればステージ優勝を譲っても良い選手と個人総合時間有力勢が思うかどうかというのが気になるところでしたが、このタイミングでメイン集団からルバ選手(キナンサイクリング)とクビデス選手(イルミネート)がアタック。単独で逃げるモニエ選手(愛三工業レーシング)の追走を開始します。

個人総合時間でトップと28秒差の11位につけるルバ選手(キナンサイクリング)と1分30秒差の31位につけるクビデス選手(イルミネート)という2名の追走はメイン集団にも驚異な存在。しかし、メイン集団は人数をそろえる有力チーム勢がお見合い状態となり、この2名の追走を難なく先行させてしまう展開となります。

単独で逃げるモニエ選手(愛三工業レーシング)と2名の追走とのタイム差は、最終周回に入る段階になると10秒にまで短縮。最終周回の上り区間に入ると、追走の2名がついにモニエ選手(愛三工業レーシング)を捕らえて先頭は3名になります。

その後、ここまで逃げ続けたモニエ選手(愛三工業レーシング)がドロップし、先頭は2名に。この頃になるとメイン集団も追走のペースを上げますが、そのタイム差は1分45秒ある状態で、追いつけるかどうかかなり微妙な状態となります。

すると、メイン集団からはサンダーランド選手(ベネロング・スイスウェルネス)が飛び出して単独で追走を開始。レースは先頭2名、追走1名、メイン集団という形になります。

ルバ(キナンサイクリング)

クビデス(イルミネート)

サンダーランド(ベネロング・スイスウェルネス)

メイン集団

結局、レースは勇気を持っていいタイミングで追走に飛び出した先頭の2名が逃げ切りを成功させ、フィニッシュへと続くストレートに姿を現わす状況となり、最後は冷静にスプリント勝負を制したルバ選手(キナンサイクリング)がステージ優勝。さらに、後方のメイン集団に対して1分19秒のリードを奪い、個人総合時間でも一気にトップに立って、グリーンジャージを獲得しました。

宇都宮ブリッツェンは、最終局面のメイン集団に雨澤選手が残ったものの、単騎ということもあって人数をそろえる有力チーム勢が動く前に動くことができずに追走に飛び出した勝ち逃げの2名を見送らざるを得ない状況に。

最終的にメイン集団内の19位でフィニッシュし、個人総合時間では17位という状況で、翌日のクイーンステージである富士山を迎えることになりました。

清水監督コメント

「今日のステージもまた、不運が重なってしまうステージとなりました。ただ、その中で鈴木譲選手と雨澤選手がしっかりと前に残って明日につなげてくれたので、その点は良かったと思っています。とにかく今回のツアー・オブ・ジャパンではツイてない部分があるのと同時に、UCIレースでの経験の少なさという部分が海外チームと比べるとあるのかなという部分も少し感じています。残念ながら、今日のステージで小野寺選手がDNFとなってしまいましたが、本人の実力不足という訳ではありません。本人のせいではないトラブルが重なってしまってのリタイヤということで、私としても非常に残念に思っています。ただ、この状況を無理矢理プラスにとらえて、本人も目標としている全日本選手権個人タイムトライアルに向けて調整をしてもらいたいと思います。今日の結果で4人になってしまいましたが、今日のレースでも雨澤選手はだいぶ力を残していました。最終局面で雨澤選手1人しか残せなかった状況で、ルバ選手の動きに反応するかは迷ったところですし、数を残しているチームがまとめるところかなとも思ったので行けなかった部分がありました。それも含めてロードレースですし、難しい部分でもあります。雨澤選手はまだ余力もモチベーションも高いので、明日、明後日のレースで出来る限りの攻撃をして優勝にトライをしたいと思っています」

 

Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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Live!!! TOJ 5st

譲、龍、岡も後方集団でゴールしました。
明日から4人で残り3ステージを戦います。

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Live!!! TOJ 5st

優勝はルバ(キナンサイクリングチーム)

雨澤はメイン集団でゴール。

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Live!!! TOJ 5st

107/123

先頭2名
ルバ(キナンサイクリングチーム)
カスティブランコ(イルミネイト)

2分

メイン集団

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Live!!! TOJ 5st

105/123

先頭に追走2名が追いつき、先頭は3名

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Live!!! TOJ 5st

99/123 残り2周

先頭はモニエ

58秒

追走2名

先頭から1分25秒

メイン集団
メイン集団に宇都宮ブリッツェンからは雨澤が残る。

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Live!!! TOJ 5st

95/123 残り2周

先頭はモニエ(愛三工業レーシング)

2分

メイン集団
メイン集団は活性化。

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Live!!! TOJ 5st

82/123 残り3周

先頭はモニエ(愛三工業レーシング)

2分10秒

メイン集団
メイン集団には雨澤、譲。

小野寺は1周目のトラブル、落車の影響でリタイア。
龍、岡は後方集団で完走を目指している。

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Live!!! TOJ 5st

72/123

先頭9名は吸収され、集団は1つに。

そこからモニエ(愛三工業レーシング)が単独で飛び出した。

50秒

メイン集団

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Live!!! TOJ 5st

37/123

先頭は9名

譲が入る。

2分38秒

メイン集団

本日も1周からトラブルがあり、小野寺が遅れて完走を目指している。
メイン集団には雨澤、龍、バイク交換をしいられた岡が残っている。

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Live!!! TOJ 5st

Live!!! TOJ 5st
正式スタートしました。

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Live!!! TOJ 5st

Live!!! TOJ 5st
パレードスタート開始です。

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Live!!! TOJ 5st

Live!!! TOJ 5st
間もなくパレードスタートです。

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Live!!! TOJ 5st

Live!!! TOJ 5st
選手たちが準備を整えて降りてきました。

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Live!!! TOJ 5st

Live!!! TOJ 5st
各チームのメカニック、スタッフが慌ただしく準備を進めています。

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Live!!! TOJ 5st

Live!!! TOJ 5st
おはようございます。
長野県飯田市は天気も回復し、青空が見え始めています。

昨年は雨でしたが、今年は久しぶりに灼熱の南信州ステージになりそうです。

選手たちも朝食でエネルギーを蓄えています。

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