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2017年10月22日

2017/10/22

Live!!! ジャパンカップ ロードレース

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photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

◆リザルト

[JAPANCUP CYCLE ROAD RACE - UCI-1.HC - 103.0km - ]

1位 マルコ・カノラ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ) 2h45m37s 37.3km/h

2位 ベンジャミン・プラデス・レヴェルテル (Team UKYO) st

3位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) st

4位 アントワン・トールク (チーム・ロットNL・ユンボ) st

5位 トマ・ルバ (キナンサイクリングチーム) st

6位 ヤスペル・ストゥイヴェン (トレック・セガフレード) +34s

7位 ベンジャミン・ヒル (アタッキ・チーム・グスト) +34s

8位 エンリーコ・バッタリン (チーム・ロットNL・ユンボ) +34s

9位 ダニロ・ヴィス (BMCレーシングチーム) +34s

10位 畑中勇介 (Team UKYO) +34s

32位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +3m58s

DNF 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン)

DNF 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン)

DNF 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン)

出走=69名/完走=47名

アジア最大規模のワンデーレース「JAPANCUP(UCI-1.HC)」がアップダウンの厳しい宇都宮市森林公園とその周辺の公道サーキットコースで開催され、5人に絞られた先頭集団のゴールスプリント勝負を制したNIPPO・ヴィーニファンティーニのマルコ・カノラが優勝を飾りました。カノラは前日のジャパンカップクリテリウムも制しており、クリテリウムが開催されるようになって以降で初めて、2日間ともに勝利を飾った選手となりました。

宇都宮ブリッツェンは、ツール・ド・北海道での鎖骨骨折から復帰レースとなる増田選手が山岳賞を狙っていくというオプションはあったものの、基本的には雨澤選手でのゴール勝負にチームの全神経を注いでいくプランを選択。小野寺選手、増田選手、岡選手が次々に献身的なアシストを見せてレースを降りていく中、チームメートのアシストを受けた雨澤選手が終盤の勝負どころを逃さずに5名の先頭集団に入る走りを見せ、最後のゴールスプリントでも積極的な姿勢を見せて優勝には惜しくも届かなかったものの3位でフィニッシュ。「ジャパンカップ優勝」という宇都宮ブリッツェンが掲げる将来的に達成したい目標にグッと迫る、チーム創設以来初めてとなる3位表彰台を獲得しました!

宇都宮ブリッツェンにとって、1年の中で最も大切なレースのひとつと言える「ジャパンカップ」。

しかし、今年は台風21号が日本列島に接近する影響で朝から本降りの雨が降る天候。その影響を考慮して、通常14周回のレースから10周回に周回数が減らされ、山岳賞も3・6・9・12周回から2・4・6・8周回に変更されてレースが開催されることになりました。

宇都宮ブリッツェンは、地元開催のこのビッグレースに増田、鈴木譲、雨澤、小野寺、岡の5選手が出場。厳しい上りとレース展開に対応できる5人でエース雨澤選手の表彰台獲得を最大目標に、残り2周回に入る段階から小野寺選手か岡選手が先頭に出てペースを作り、古賀志林道で雨澤選手がアタックを仕掛けて先頭集団の人数を絞り、最終周回の古賀志林道でも再びアタックを仕掛けて人数を絞って表彰台を狙うというプランでレースに臨みました。

雨が強く降りつける天候にもかかわらず多くの観戦客がスタート地点に詰めかける華々しい雰囲気の中で幕を開けたレースは、周回数が減らされて距離が短くなったことも影響したのか、直後から山岳賞狙いの国内コンチネンタルチーム勢だけでなくUCIワールドチームも積極的にアタックを仕掛ける展開となります。

そんな中、一度は15名程度の選手が先行する場面も見られたものの、最終的に3名の逃げ集団が形成される展開となります。

初山(BSアンカー)

ルバ(キナンサイクリング)

トールク(ロットNL・ユンボ)

メイン集団

宇都宮ブリッツェンは、1周回目の段階で小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)がパンクのために遅れている状況。さらに、エース雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)も中切れにあってしまって遅れてしまう状況に。幸か不幸か、パンクでの遅れから集団復帰を目指す小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)が雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)の集団復帰をアシストする形になり、雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)は無事に集団復帰し事なきを得ます。

その頃、集団先頭では先行する3名の選手に対し、メイン集団からは追走に出ようとする選手が次々とアタックを仕掛けて飛び出していく展開に。最終的に9名の追走集団が形成される展開になります。

初山(BSアンカー)

ルバ(キナンサイクリング)

トールク(ロットNL・ユンボ)

佐野、トリビオ(マトリックスパワータグ)

平塚(Team UKYO)

西薗(BSアンカー)

吉岡(那須ブラーゼン)

別府(トレック・セガフレード)

ヴィス(BMCレーシング)

フォルモロ(キャノンデール・ドラパック)

マランゴーニ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)

メイン集団

有力選手も含むこの追走集団に、宇都宮ブリッツェンは誰も選手を送り込むことができず。チームは展開や天候などあらゆる面を考慮した時に、このまま追走を行かせてしまうと傷口が広がる可能性があると判断し、雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)をいい形で追走集団に送り込もうと増田選手(宇都宮ブリッツェン)と岡選手(宇都宮ブリッツェン)が中心となって集団のコントロールを開始します。

増田選手(宇都宮ブリッツェン)と岡選手(宇都宮ブリッツェン)のコントロールの甲斐もあり、5周回目に入る段階で雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)と鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)が無事に追走集団に数名の選手と合流します。

初山(BSアンカー)

ルバ(キナンサイクリング)

トールク(ロットNL・ユンボ)

↓ 1分16秒

鈴木譲、雨澤(宇都宮ブリッツェン)

佐野、トリビオ、フェルナンデス(マトリックスパワータグ)

平塚(Team UKYO)

西薗(BSアンカー)

吉岡(那須ブラーゼン)

別府、デコルト、ストゥイヴェン(トレック・セガフレード)

ヴィス(BMCレーシング)

フォルモロ(キャノンデール・ドラパック)

ロバト(ロットNL・ユンボ)

マランゴーニ、サンタロミータ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)

メイン集団

16名に膨れ上がった追走集団に対し、メイン集団はフォルモロ選手(キャノンデール・ドラパック)1人しか送り込んでいないキャノンデール・ドラパックが警戒感を高めてコントロールを開始。程なくして追走16名を吸収してレースは6周回目へと入ります。

6周回目の終盤になると、追走集団を吸収したメイン集団から新たな追走集団が飛び出す展開となり、レースは7周回目へと入っていきます。

初山(BSアンカー)

ルバ(キナンサイクリング)

トールク(ロットNL・ユンボ)

フェルナンデス(マトリックスパワータグ)

サンタロミータ、カノラ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)

ボーマン(ロットNL・ユンボ)

メイン集団

レースも終盤に入った段階で形成された有力選手を含む追走集団に対し、警戒したメイン集団も少しずつペースアップを開始。キャノンデール・ドラパック勢が集団コントロールする形でタイム差を縮めていく状況でレースは8周回目へと入ります。

8周回目に入ると、メイン集団から昨年のジャパンカップ優勝者ヴィッレッラ選手(キャノンデール・ドラパック)が満を持してアタック。この動きで活性化したメイン集団は一気にペースが上がり、その数は20名程度にまで減ることとなります。

9周回目に入ると、ブラッシュアップされたメイン集団から飛び出した数名の選手が古賀志林道を過ぎた段階でついに逃げ続けた3名の選手をキャッチ。その中には雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)がしっかりと入っており、最終局面を前にレースが大きく動き始めます。

雨澤(宇都宮ブリッツェン)

初山(BSアンカー)

ルバ(キナンサイクリング)

プラデス(Team UKYO)

トールク(ロットNL・ユンボ)

カノラ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)

メイン集団

ここで、6名の先頭集団を追うメイン集団は若干のペースダウン。6名の先頭とメイン集団とのタイム差は34秒となって、レースはついに最終周回へと入っていきます。

最終周回に入ると、6名の先頭では古賀志林道でカノラ選手(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)とプラデス(Team UKYO)が積極的に攻撃を仕掛けていく展開に。ここで、雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)はギアがインナーに入らなくなってしまっていたためにアウターで古賀志林道を上らざるを得ず、少し後退して古賀志林道の頂上を通過していきます。

万事休すかと思われた雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)でしたがその後の下りでしっかりと先頭に合流し、ドロップした初山選手(BSアンカー)を除く5名の先頭集団となってゴールを目指す展開となります。

先頭の5名は県道の平坦区間や田野町交差点過ぎのアップダウン区間でもバラけることなく、勝負は5名でのゴールスプリントとなることが濃厚となります。

雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)もゴールスプリントに向けて落ち着いてレースを展開。レース前に清水裕輔監督に言われた「最終コーナーを先頭で入れば勝てるチャンスがある」という言葉を思い出しながら、スプリントを開始するタイミングを見計らいます。

そして迎えた最終コーナー。雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)がここぞ!と思ってスプリントを開始しようとするのとほぼタイミングを同じくして、カノラ選手(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)とプラデス選手(Team UKYO)が狙い澄ましたようにスプリントを開始。

抜群の伸びを見せたカノラ選手(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)が残る選手を寄せ付けずに、前日のクリテリウムに続く優勝を飾りました。

最終局面で先頭集団にしっかりと入ってレースを展開した雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)は、清水監督のアドバイス通りのスプリントが功を奏し、先にスプリントを開始された2選手には及ばなかったものの、3位でフィニッシュ。チーム創設9年目の宇都宮ブリッツェンに、ジャパンカップで初めてとなる表彰台をもたらしました!

また、雨澤選手はアジア最優秀選手賞、23歳以下でトップの選手に贈られる新人賞も同時に獲得しています。

清水監督コメント

今日のレースは雨澤選手の実力ももちろんですが、チームでしっかりとつなげた結果だったと思います。当初考えていたプランとはまったく違う形にはなってしまったんですが、すぐにチーム全員で切り替えて雨澤選手が一番らしさを出せる形に引き戻してくれました。チームでレース全体の流れを変えて、後手を踏んでいた展開をいい状態に持っていってくれました。当初、残り2周回で攻撃をすると言っていた通りに残り2周回で攻撃をして、その後はいいメンバーに先頭が絞られました。UCIワールドチームの選手が1人しかいない先頭だったので、逆にそれが幸いしたのかしっかり協調がとれて残りの2周回をしっかりと逃げ切ってくれました。最後の場面も事前に話していた通りの勝てるプランで進んでいて、ゴールスプリントもこのパターンで入ろうと決めていたんですが、やはりプロコンチネンタルチームとはいえUCIワールドツアーのレースでも活躍するカノラ選手が実力と経験が一枚上手で届かなかったかなという印象です。ただ、宇都宮ブリッツェン創設9年目で、立ち上げ当初に柿沼社長が“ジャパンカップで優勝する”と宣言した時に笑われてしまったということだったんですが、9年かけてここまで来ました。我々にとっても可能性を感じられるレースでしたし、皆さんにとっても次の未来につながる、未来が見えるレースができたのではないかと思います。この大雨でお客さんも少ないのかなと思っていましたが、それにもかかわらず大勢の方が応援に来てくださり声援を送ってくださったことが選手たちの力になってチームが機能したと思います。本当にありがとうございました」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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Live!!! ジャパンカップ ロードレース

Live!!! ジャパンカップ ロードレース
Live!!! ジャパンカップ ロードレース
表彰式が行われています。
プロツアーチームを崩壊させての3位。
そして不利な展開からチーム力で立て直したチームメイトの走りも価値が高いです。

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Live!!! ジャパンカップ ロードレース

Live!!! ジャパンカップ ロードレース
雨澤が表彰式前にインタビューを受けています。

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Live!!! ジャパンカップ クリテ

優勝はカノラ

雨澤は3位

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Live!!! ジャパンカップ クリテ

ラスト1周

先頭6名

雨澤が残る。

35秒

メイン集団

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Live!!! ジャパンカップ クリテ

ラスト2周

先頭3名に雨澤などが追いつき先頭は6名

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Live!!! ジャパンカップ クリテ

ラスト3周

先頭3名

1分16秒

追走6名

先頭から1分36秒

メイン集団
譲、雨澤が残る

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Live!!! ジャパンカップ ロードレース

3/10

先頭3名

50秒

追走9名

先頭から1分45秒

メイン集団
メイン集団はブリッツェンがコントロール。

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Live!!! ジャパンカップ ロードレース

5/10

先頭3名

1分5秒

追走は捕まり、後方はメイン集団一つ

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Live!!! ジャパンカップ ロードレース

5/10

先頭
3名

1分
追走16名
譲、雨澤が追いつく

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Live!!! ジャパンカップ ロードレース

2/10

集団は一つ

小野寺がパンク、雨澤は中切れで遅れているが、復帰中。

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Live!!! ジャパンカップ ロードレース

1/10

先頭
畑中(チームUKYO)

10秒

メイン集団

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Live!!! ジャパンカップ ロードレース

Live!!! ジャパンカップ ロードレース
選手達がスタートピットに集まりました。

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Live!!! ジャパンカップ ロードレース

Live!!! ジャパンカップ ロードレース
選手達はウォーミングアップ開始しています。

オフィシャルサイトの情報によると、
レース距離が短縮されました。

10周回のレースになり、
山岳賞は2、4、6、8周回目に設定されました。

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Live!!! ジャパンカップ ロードレース

Live!!! ジャパンカップ ロードレース
おはようございます。

生憎の雨模様ですが、選手達はスタートに向けて準備をしています。

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