Live!!! シマノ鈴鹿ロード
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
◆リザルト
[第34回シマノ鈴鹿ロードレース - チームTT(JCF登録) - 23.2km - ]
1位 マトリックスパワータグ 28m30s53 48.83km/h
2位 宇都宮ブリッツェン +00s62
3位 シマノレーシングチーム +26s30
4位 ブリヂストンアンカーサイクリングチーム +53s85
5位 Team UKYO +1m07s94
6位 愛三工業レーシングチーム +1m41s07
7位 イナーメ信濃山形 +1m46s41
8位 侵略!!!feat.SKH48 +2m12s69
9位 TEAM 光 +3m18s61
10位 T cars cycling team +3m36s79
出走=33チーム/完走=31チーム
参加延べ人数が1万人を超える夏の恒例巨大イベント「シマノ鈴鹿ロードレース」が三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開催され、タイムトライアル競技のメインレースとして開催されたJCF登録チームによるチームタイムトライアルで、今シーズン圧倒的なチーム力を見せるマトリックスパワータグが昨年に続き優勝を飾りました。
宇都宮ブリッツェンは鈴木譲、阿部、飯野、馬渡という4名でチームタイムトライアルに出走。暫定トップタイムに肉迫する2位のタイムで周回を重ねましたが、惜しくもタイムを上回ることができず、昨年同様の2位でレースを終えています。
コンポーネントやホイールなどのスポンサー・サプライヤーとして宇都宮ブリッツェンの活動を支えているシマノが主催する毎年恒例の夏の一大イベント「シマノ鈴鹿ロードレース」。宇都宮ブリッツェンも毎年このイベントに参加し、ウィラースクールやレースを盛り上げることで、日頃のサポートへの恩返しをしています。
例年であればフルメンバーで出場するところですが、今年も雨澤、小野寺、岡の3選手がU23日本代表の欧州遠征のために不在。今年は鈴木譲、阿部、飯野、馬渡の4選手でビッグイベントを盛り上げるお手伝いをすることとなりました。
初日となったこの日は、 JCF登録チームによるチームTTに出場。4名全員が出場し、優勝を目指してのレースとなりました。
宇都宮ブリッツェンはスタート直後からタイムトライアルを得意とする鈴木譲選手と阿部選手がリードする形で順調なペースを刻みます。しかし、コース中のヘアピンコーナーで鈴鹿サーキット初走行の馬渡選手が落車してしまい離脱。いきなり最小人数の3名での走りを余儀なくされてしまいます。
それでも、1周回終了時点で暫定トップのマトリックスパワータグから2秒遅れの暫定2位のタイムをマークします。
その後も、鈴木譲選手と阿部選手がリードする形を維持しながら3名で周回を重ねていき、暫定2位のタイムをキープしたままレースは最終周回へ。
最終周回でもきっちりタイムを刻み、マトリックスパワータグのタイムを上回るラップタイムで走りきった宇都宮ブリッツェンでしたが、優勝したマトリックスパワータグのタイムにわずか0.62秒届かず。悔しさの残る2年連続2位でレースを終えました。
清水監督コメント
「今年初めてのチームTTで、飯野選手と馬渡選手にとってもTTバイクとTTが久しぶりという状況でした。練習で少し合わせた程度で少し不安もありましたが、普段練習をしているメンバーということもあってそれなりに走れるんじゃないかという気持ちでいました。ですが、1周回目で初めて鈴鹿サーキットを走る馬渡選手が落車してしまい、1周回目から最小人数の3名という厳しい状況となってしまいました。ただ、その3名は非常に落ち着いて好タイムを刻んでくれていたのですが、最後はタイム差が1秒ない僅差の2位という結果でした。選手たちは良くやってくれたと思いますし、たら・ればの話にはなってしまいますが、コケなければ勝てたなというレースだったと思います。落車してしまった馬渡選手は大事には至っていませんが、明日になっての状態を見てになります。残る3名は好調なことが確認できたので、明日のロードレースも人数は少ないですが面白いレースをしたいと思います」
Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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