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2017/06/11

Live!!! JPT第6戦 JBCF 那須ロード

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photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

◆リザルト

[第1回JBCF那須ロードレース - JPT第6戦 - 85.2km - ]

1位 鈴木龍 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) 2h50m05s 30.05km/h

2位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) st

3位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) st

4位 木村圭佑 (シマノレーシングチーム) +01s

5位 早川朋宏 (愛三工業レーシングチーム) +02s

6位 中村龍太郎 (イナーメ信濃山形) +03s

7位 初山翔 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +06s

8位 椿大志 (KINAN Cycling Team) +06s

9位 高木三千成 (東京ヴェントス) +07s

10位 佐野淳哉 (マトリックスパワータグ) +07s

13位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) +29s

14位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +35s

DNF 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン)

DNF 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン)

DNF 馬渡伸弥 (宇都宮ブリッツェン)

DNF 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン)

出走=120名/完走=19名

◆2017Jプロツアー 個人ランキング

1位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 885P

2位 吉田隼人 (マトリックスパワータグ) 689P

3位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) 459P

4位 吉岡直哉 (那須ブラーゼン) 449P

5位 大前翔 (東京ヴェントス) 434P

6位 土井雪広 (マトリックスパワータグ) 428P

◆2017Jプロツアー チームランキング

1位 マトリックスパワータグ 2,184P

2位 宇都宮ブリッツェン 1,233P

3位 シマノレーシングチーム 1,044P

4位 愛三工業レーシングチーム 1,011P

5位 那須ブラーゼン 780P

6位 東京ヴェントス 720P

ルビーレッドジャージ ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ)

ピュアホワイトジャージ 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン)

2017年のJプロツアー第6戦となる「JBCF那須ロードレース」が栃木県那須町の那須町役場周辺に設定された1周7.1kmの公道特設周回コースで開催され、最終的に17名にまで絞られた先頭集団でのゴールスプリント勝負を制したブリヂストンアンカーサイクリングチームの鈴木龍が優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンは17名の先頭集団に阿部、雨澤、小野寺の3選手が入ってレースを展開。最後のゴールスプリント勝負に小野寺選手が挑みましたがわずかに及ばず3位でレースを終えています。

前日に引き続いての開催となった、Jプロツアー初開催の那須2連戦。第6戦の舞台となったのは栃木県那須町の那須町役場前をスタート・フィニッッシュ地点に設定された1周7.1kmの特設公道周回コース。

コースは、前半が2015年の全日本選手権コースの一部を使用する下り基調、中盤は里山の景色が美しい平坦区間、後半は斜度6%ほどの急坂を上った後はダラダラと緩やかな上りが続いてフィニッシュに向かうというレイアウト。

厳しい上りやテクニカルな下りもないため難易度は比較的低め。レース展開自体が厳しいものにならなければ、スプリンターたちによる迫力の上りゴールスプリントが見られる展開となることが予想されます。

前日の第5戦「那須塩原クリテリウム」で悔しさの残る2位、3位という結果だった宇都宮ブリッツェンは、この日も積極的に攻撃を仕掛ける攻めの姿勢でレースを進めていくプランを選択。スプリント力のある鈴木譲、小野寺の2選手を中心に複数の選手が逃げに入って逃げ切りを第一目標に、集団ゴールスプリントにもつれた際は最後の上り区間を全員で弾いて集団を伸ばし、最後は阿部→岡とつないで小野寺選手で勝負というプランでレースに臨みました。

大勢の観客が詰めかけた那須町役場前をスタートしたレースは、最初の下り区間でいきなり大規模な落車が発生。救急車がコース内に入らざるを得ない状況となったため、一時中断の決断が下されます。

コースクリアになり、周回数を2周回減らす形でレースが再開されたのはおよそ40分後。この中断がレースにどのような影響を及ぼすかにも注目が集まることとなります。

再開されたレースはしばらくひとつの集団のまま進んでいくものの、ハイペースで進むこともあって後方では選手が次々と遅れていく展開に。

すると、集団の中から14名の選手が抜け出し、メイン集団から30秒程度のリードを奪う展開となります。

阿部、雨澤(宇都宮ブリッツェン)

佐野、吉田(マトリックスパワータグ)

原田(愛三工業レーシング)

入部、木村(シマノレーシング)

椿(キナンサイクリング)

吉岡、下島(那須ブラーゼン)

高木(東京ヴェントス)

中村(イナーメ信濃山形)

鈴木、モニエ(BSアンカー)

↓ 約30秒

メイン集団

ランキング上位チームの選手が均等に複数人入ったこの逃げをメイン集団は容認。タイム差は一気に1分30秒程度にまで広がる展開となります。

しばらく14名の逃げ集団とメイン集団という形のままレースは進んでいきますが、レースも折り返しとなる6周回目に入る頃になるとメイン集団からは追走の動きが出始め、最終的に5名の追走集団が形成される展開となります。

阿部、雨澤(宇都宮ブリッツェン)

佐野、吉田(マトリックスパワータグ)

原田(愛三工業レーシング)

入部、木村(シマノレーシング)

椿(キナンサイクリング)

吉岡、下島(那須ブラーゼン)

高木(東京ヴェントス)

中村(イナーメ信濃山形)

鈴木、モニエ(BSアンカー)

↓ 20秒

小野寺(宇都宮ブリッツェン)

トリビオ(マトリックスパワータグ)

早川(愛三工業レーシング)

湊(シマノレーシング)

初山(BSアンカー)

メイン集団

程なくして、追走の5名は先頭を走る14名の逃げ集団に合流。先頭は19名の集団となります。

阿部、雨澤、小野寺(宇都宮ブリッツェン)

佐野、トリビオ、吉田(マトリックスパワータグ)

早川、原田(愛三工業レーシング)

入部、湊、木村(シマノレーシング)

椿(キナンサイクリング)

吉岡、下島(那須ブラーゼン)

高木(東京ヴェントス)

中村(イナーメ信濃山形)

初山、鈴木、モニエ(BSアンカー)

メイン集団

逃げ集団にランキング上位の有力チームに加えて強力なブリヂストンアンカーの選手が複数人数入ったこともあり、先頭を引く必要があり、かつ組織力のあるチームがいなくなったメイン集団は一気にペースダウン。逃げ集団とのタイム差はみるみる開いていき、ついにはそのままタイムアウトでレース終了という事態になってしまいます。

コース上に先頭集団の19名しかいなくなってしまったレースは終盤戦に。19名からまずは原田選手(愛三工業レーシング)が遅れ、先頭は18名に。

さらに、11周回目に入る段階になると吉田選手(マトリックスパワータグ)と湊選手(シマノレーシング)の2名が遅れ、先頭は16名となります。

16名の先頭集団の中でスプリント力があるのは、小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)、入部選手(シマノレーシング)、下島選手(那須ブラーゼン)、鈴木選手(BSアンカー)など。逆に絶対的エーススプリンター吉田選手(マトリックスパワータグ)を失うこととなったマトリックスパワータグは苦しい状況となります。

16名の集団のまま最終周回に入ったレースは、途中で抜け出しを狙う動きが何度かあったものの決まらず、ひとつの集団のままフィニッシュに続く最後の上り区間へと入ってきます。

そして、レースも残り500mを迎えようかという段階になると、ゴールスプリントに向けた動きが活性化することとなります。

その中で抜群の動きを見せたのがブリヂストンアンカー勢。全日本チャンピオンの初山選手(BSアンカー)が鈴木選手(BSアンカー)を引き連れ、先頭に立って集団のペースを上げていくと、集団はタテ長に。

宇都宮ブリッツェン勢も阿部選手(宇都宮ブリッツェン)が小野寺選手を引き連れてすぐにその後ろを取って追いかけ、初山選手(BSアンカー)が鈴木選手(BSアンカー)を発射するタイミングで小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)を発射して勝負を託す展開となります。

勝負を託された小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)は懸命のもがきで先行する鈴木選手(BSアンカー)を捲りに行きますが、中盤の追走で脚を使ってしまっていた分わずかに及ばず。最後はトリビオ選手(マトリックスパワータグ)にも差されて3位でフィニッシュ。

2日連続で表彰台には上がったものの、悔しい連続3位という結果でレースを終えました。

清水監督コメント

「今日のレースも選手たちは最終的には勝ちパターンのレース展開に持ち込んでくれたのですが、純粋に優勝したブリヂストンアンカーの鈴木選手が強かったなという印象です。強いて言うのであれば、今日のレースでエースになるであろう小野寺選手が最初の逃げに乗って、落ち着いてレースを進めることができていればもう少しチャンスが広がったのかなという気もしています。ですが、できることはやって形も作って、チャンスはあった中での勝負だったので仕方がないとしか言いようがないですね。逃げに乗るということは宝くじのような部分もありますし、ハズレくじを引いても修正してということを選手たちはしっかりやってくれて、勝ちパターンに持っていってくれました。調子も良かったのでいけるかなと思ったのですが…。まぁ、でも本当に仕方がないですね。また練習して強くなって、やり返すしかないですね。今回は地元開催レースということで何としても勝ちたかったのですし、選手たちのコンディションも上がってきていて自分たちでレースを作って面白いレースはできたのですが、あとは本当に勝ちだけです。今シーズンはまだ地元開催レースもあるので、またそこに照準を合わせて勝ちを狙いに行きたいと思います。変わらず応援、よろしくお願いします!」

 

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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