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2016/04/03

Live!!! チャレンジロード

S1
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

◆リザルト

[第41回チャレンジサイクルロードレース大会 - A-E 34km - ]

1位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) 46m44s 43.64km/h

2位 オスカル・プジョル (Team UKYO) +0s55

3位 中根英登 (愛三工業レーシングチーム) +1s09

4位 山下貴宏 (シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAレーシングチーム) +2s03

5位 ジョン・アベラストゥリ・イザガ (Team UKYO) +8s53

6位 平塚吉光 (愛三工業レーシングチーム) +17s64

7位 才田直人 (Leomo Bellmare Racing Team) +23s58

8位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +27s32

9位 綾部勇成 (愛三工業レーシングチーム) +34s10

10位 星野貴也 (COW GUNMA) +34s86

14位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) +37s24

出走=93名/完走=80名




国内レースシーズンの本格到来を告げる「第41回チャレンジサイクルロードレース」が、厳しいアップダウンで知られる日本サイクルスポーツセンター5kmサーキットで開催され、男子最高峰のA-Eカテゴリーで宇都宮ブリッツェンの堀孝明選手が上りスプリント勝負を制して優勝を飾りました!

国内シーズンの本格到来を告げるレースとして知られると同時に、その長い歴史の中で数々の名勝負が繰り広げられてきたチャンレンジサイクルロードレース。今年もフルメンバーではないものの、Team UKYOや愛三工業レーシング、那須ブラーゼンなどJプロツアーでもしのぎを削り合うであろうライバルチームも多数出場。宇都宮ブリッツェンにとっても主戦場となるJプロツアーには含まれないレースではありますが、次週から本格化するJプロツアーでの戦いを前にレース勘を養うための貴重な機会となります。

宇都宮ブリッツェンはこの貴重なトレーニングレースの場に、鈴木真理選手、飯野選手、堀選手の3名が出場。飯野選手は6月に行われる全日本選手権の出場資格を得るために最低でも30位以内でのフィニッシュが求められ、鈴木真理選手と堀選手は現時点での自身の課題と向き合いながら、チャンスを見極めて勝利を目指すという目標でレースに臨みました。

レースはスタートから、先に書いた有力チーム勢が先頭に立ってアタックを仕掛け合う展開が続き、宇都宮ブリッツェンは堀選手が積極的にこの動きに加わっていきます。

有力チーム勢のこの動きに1周回目から集団は大きく分断され、30名ほどの先頭集団が形成される展開となり、宇都宮ブリッツェンは3名全員がその中に入って次の展開に備えることとなります。

すると、3周回目のホームストレートで落車が発生。安全を考慮してニュートラルとなり、オンコースの全カテゴリーがストップする事態となります。

結局、40分ほど中断したレースは、周回数を減らして再開することが決定。全く新しいレースと言っても良い状態でリスタートが切られます。

再開したレースで真っ先に動きを見せたのは愛三工業レーシング勢。平塚選手(愛三工業レーシング)や中根選手(愛三工業レーシング)らが攻撃を仕掛ける中、中根選手(愛三工業レーシング)がタイミング良く単独で抜け出してリード奪うと、そこに後方から数名の選手が合流し、6名の逃げ集団が形成される展開となります。

堀(宇都宮ブリッツェン)

プジョル(Team UKYO)

中根(愛三工業レーシング)

吉岡(那須ブラーゼン)

山下(シエルヴォ奈良)

辻本(スミタ・ラバネロ)

↓ 20秒

メイン集団

有力選手が多く入った6名の逃げ集団は協調体制もとれ、きれいにローテーションしながらメイン集団とのタイム差を40秒程度にまで広げいていきます。

一方、鈴木真理選手(宇都宮ブリッツェン)と飯野選手(宇都宮ブリッツェン)を含むメイン集団は徐々にその人数を20名ほどに減らし、先行する6名の逃げ集団を追走する展開となります。

レースも残り2周回の段階になると、快調に逃げ続ける6名の逃げ集団から辻本選手(スミタ・ラバネロ)と吉岡選手(那須ブラーゼン)がドロップ。逃げ集団は4名となります。

最終周回に入っても状況は変わらず、このまま逃げ集団内での勝負になるかと思われましたが、ここでメイン集団から平塚選手(愛三工業レーシング)とアベラストゥリ選手(Team UKYO)が追走で飛び出し、先行していた逃げ集団に合流します。

するとここで、合流してきたアベラストゥリ選手(Team UKYO)がその勢いのままアタックを仕掛けて単独で先行する展開となります。

この動きに真っ先に中根選手(愛三工業レーシング)が反応。その番手にプジョル選手(Team UKYO)が入り、堀選手(宇都宮ブリッツェン)は少し遅れてそのラインの横から追走に入ります。

単独で飛び出したアベラストゥリ選手(Team UKYO)でしたが、上りに強い追走の3選手を出し抜くことはできず吸収され、かわされてしまい、勝負は中根選手(愛三工業レーシング)、プジョル選手(Team UKYO)、堀選手(宇都宮ブリッツェン)のスプリント勝負に持ち込まれます。

このスプリント勝負を制したのは、堀選手(宇都宮ブリッツェン)。世界トップレベルを知るプジョル選手(Team UKYO)と日本トップレベルの中根選手(愛三工業レーシング)という有力選手2選手との力勝負に競り勝つ、うれしい優勝を飾りました!

清水監督コメント

「今日は、途中に落車の影響によってレースが中断するという不規則な状況の中でのレースとなりました。まずは落車された方がご無事を祈りたいと思います。不規則な状況の中でのレースとはなりましたが、チームとしては無事、事前に定めていた目標を達成できましたので、選手たちは良くやってくれたと思います。今日のレースには3選手での出場となりましたが、まず飯野選手の全日本選手権の出場資格圏内である30位以内を獲得した上で積極的に勝負にも絡んでいくということでスタートしました。序盤から堀選手と飯野選手は序盤から積極的に、鈴木真理キャプテンは自分のコンディションを確認しながら後半に向けてレースを動かすという形でそれぞれ動いてくれました。かなり積極的に動いた中で堀選手が逃げに乗り、さらに4名にまで人数を絞った上で、これまでやったことがないゴールスプリント勝負で勝利を挙げたということはチームにとってもかなりの収穫があったと感じていますし、相手チームにとっては堀選手と逃げたくない、逃げると危険だという意識を植え付けることもできたレースになったと思います。チャレンジロードレースはJプロツアーというシリーズ戦には入っていませんが伝統のあるレースですし、今回、堀選手とともに逃げてスプリント勝負をしたメンバーはとても強力な選手たちだったので、その中で勝てて堀孝明、宇都宮ブリッツェンという名前を残すことができたのは価値があることだと思います。今シーズンは幸先のいいスタートを切れていますので、この勢いを維持したままこの後のレースも戦っていきたいと思っています。これだけ結果が出ているとたくさんのファン・サポーターの方がレースに来てくださると思うので、プレッシャーに負けず力にかえて頑張りたいと思います。引き続き応援、よろしくお願いします!」

堀選手コメント

「今日のレースはもともと5kmサーキットを11周回だったのですが、ニュートラルが入って6周回目から再開でまったく別のレースになりました。再開した時点で残り距離も30kmと短かったですし、次に何か動きが出た時に対応できなければ勝負に絡めないと思って常に前方で展開していたので、上手く6名の逃げに入ることができました。最終局面では、今までの自分であれば上りで勝負をかけることを選んだと思うのですが、中根選手もプジョル選手も上りに強いので振るい落とせないと感じましたし、自分の脚もまだ残っているという感覚もあったので、迷いましたがスプリント勝負を選択しました。上りスプリントは、正直、少し自信がありました(笑)。とにかく、差し切れて良かったです。オフシーズンから取り組んできた筋力トレーニングの成果が見えたのは自分としても自信にはなりますし、逃げに乗って逃げ切りになった場合に自分でも勝負ができるということを見せられたのは良かったと思います。いつもたくさんのファン・サポーターの皆さんに観に来ていただき、声援を送っていただけて感謝しています。今シーズンの僕たちは全てのレースで勝ちを狙うという気持ちでレースを戦っていきますので、引き続き応援してもらえるよう、よろしくお願いします!」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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