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2015/10/18

2015/10/18

Live!!! JAPAN CUP

S12
S2

photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

リザルト

[JAPANCUP - 宇都宮市森林公園 - UCI-1.HC - 144.2km - ]

1位 バウケ・モレマ (トレック・ファクトリー・レーシング) 3h53m40s 37.0km/h

2位 ディエゴ・ウリッシ (ランプレ・メリダ) st

3位 新城幸也 (日本ナショナルチーム) st

4位 フローリス・ゲルツ (BMCレーシング・チーム) st

5位 ヤン・ポラン (ランプレ・メリダ) +11s

6位 マテイ・モホリッチ (チーム・キャノンデール・ガーミン) +16s

7位 セバスティアン・エナオ・ゴメス (チーム・スカイ) +22s

8位 ベンジャミン・プラデス・レヴェルテル (マトリックスパワータグ) +44s

9位 ベン・スウィフト (チーム・スカイ) +1m22s

10位 畑中勇介 (Team UKYO) +1m54s

17位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +1m54s

DNF 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン)

DNF 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン)

DNF 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン)

DNF 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン)

出走=73名/完走=31名

アジア最大規模のワンデーレース「JAPANCUP(UCI-1.HC)」がアップダウンの厳しい宇都宮市森林公園の公道サーキットコースで開催され、終盤に形成された先頭集団でのゴールスプリント勝負を制したバウケ・モレマ(トレック・ファクトリー・レーシング)が優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、1周回目にできた逃げ集団に青柳選手が入り3周回目に設定された最初の山岳賞を獲得。最終的にエース増田選手が日本人選手4番手となる17位でフィニッシュしたのが唯一の完走リザルトとはなりましたが、終盤の攻防に差しかかる前の段階で鈴木真理選手と堀選手が攻撃を開始し、増田選手と鈴木譲選手が2名の選手を伴って先行する場面を演出。UCIプロチーム勢を慌てさせたばかりか、コントロールするメイン集団を崩壊させることにつながるインパクト大の走りで会場を沸かせるなど、記録と記憶に残るレースを展開して地元開催のビッグレースを終えています。

宇都宮ブリッツェンにとって、1年で最も大切なレースのひとつである「ジャパンカップ」。

今年は、9月に発生した台風18号を発端とした大雨被害の影響で、萩の道から鶴カントリークラブの区間が使用できない非常事態に。そのため、例年であれば最終周回で使用される10.3kmのコースを14周回する144.2kmで争われることとなりました。

宇都宮ブリッツェンは、地元開催のこのビッグレースに鈴木真理・増田・鈴木譲・青柳・堀の5選手が出場。エース増田選手の表彰台獲得を最大目標に、終盤に動きが出る本当の勝負どころまで残る選手たちが増田選手を温存。序盤の逃げ集団には青柳選手が入って山岳賞を積極的に狙いにいくというプランでレースに臨みました。

レースがスタートすると、早速、国内コンチネンタルチーム勢、チームガスト、ノボ ノルディスクなどチャレンジャーの立場にあるチーム勢が中心となり、山岳賞獲得のための逃げ集団を形成しようと積極的にアタックを仕掛ける展開となります。

すると、最初の古賀志林道で7名の逃げ集団が形成され、予定通りに青柳選手(宇都宮ブリッツェン)がその中に入って集団からリードを奪います。

青柳(宇都宮ブリッツェン)

土井(Team UKYO)

安原(マトリックスパワータグ)

鈴木(那須ブラーゼン)

シェパード、シュアン(チームガスト)

フェルスホール(ノボ ノルディスク)

メイン集団

UCIプロチームが中心となってコントロールするメイン集団は、有力選手を含まないこの逃げを容認。タイム差はみるみる開いていきながら、3周回目に設定された最初の山岳賞を迎えることとなります。

古賀志林道に入り、山岳賞を狙って積極的な動きを見せたのは青柳選手(宇都宮ブリッツェン)と鈴木選手(那須ブラーゼン)の地元栃木県勢とシェパード選手(チームガスト)の3選手。

KOMまで残りわずかという段階になると、青柳選手(宇都宮ブリッツェン)が抜群のもがきを見せて先行、見事に最初の山岳賞を獲得して表彰台に上がる権利を得ます。

その後、7名の逃げ集団とトレック・ファクトリーが中心となってコントロールするメイン集団という形に大きな動きはないまま、レースは一旦落ち着きを見せます。

青柳(宇都宮ブリッツェン)

土井(Team UKYO)

安原(マトリックスパワータグ)

鈴木(那須ブラーゼン)

シェパード、シュアン(チームガスト)

フェルスホール(ノボ ノルディスク)

↓ 3分36秒

メイン集団

6周回目に入ると、先頭集団では再び山岳賞を狙った動きが勃発。シェパード選手(チームガスト)と安原選手(マトリックスパワータグ)の一騎打ちとなり、シェパード選手(チームガスト)が先着して2度目の山岳賞を獲得します。

一方のメイン集団はトレック・ファクトリー、スカイ、ランプレ・メリダなどが選手を出し合って先頭をコントロール。逃げ集団7名とのタイム差を3分前後に保ちながらレースを進めていきます。

その頃、逃げ集団からは山岳賞を獲得した勢いのままシェパード選手(チームガスト)が単独で抜け出す展開に。後続の6名に30秒程度のタイム差をつけて独走態勢に入ります。

シェパード(チームガスト)

↓ 約30秒

青柳(宇都宮ブリッツェン)

土井(Team UKYO)

安原(マトリックスパワータグ)

鈴木(那須ブラーゼン)

シュアン(チームガスト)

フェルスホール(ノボ ノルディスク)

↓ 約2分30秒

メイン集団

レースも折り返し地点となる7周回目に入ると、先行するシェパード選手(チームガスト)を追走する6名の集団から鈴木選手(那須ブラーゼン)が遅れ始め、追走集団は5名に。さらに安原選手(マトリックスパワータグ)も遅れ始め、追走は4名という状態になります。

この頃になると、UCIプロチーム勢がコントロールするメイン集団も少しずつペースアップ。先頭を走るシェパード選手(チームガスト)とのタイム差は2分30秒程度にまで縮まる展開となります。

レースは9周回目に入り、3度目の山岳賞もシェパード選手(チームガスト)が獲得すると、シェパード選手は追走集団4名と合流、先頭は再び5名となります。

レースも10周回目に入ると、逃げ集団5名とメイン集団とのタイム差は1分15秒前後にまで縮まり始めます。すると、先頭を走る逃げ集団5名からシュアン選手(チームガスト)がドロップ。逃げ集団4名とメイン集団という展開となって11周回目へと突入します。

するとここで、UCIプロチームの間隙を突いて、宇都宮ブリッツェン勢が攻撃を開始。鈴木真理選手から堀選手とつないで、増田選手と鈴木譲選手が初山選手(ブリヂストンアンカー)、ルフランソワ選手(ノボ ノルディスク)と連れ立ってメイン集団から先行する展開となります。

メイン集団から先行した4名の選手はほどなくして逃げ集団4名に合流しますが、想定外の動きに一瞬動揺を見せたUCIプロチーム勢がペースアップを開始したメイン集団もすぐ後ろに迫る展開となって12周回目を迎えます。

この頃になると、宇都宮ブリッツェンの奇襲をきっかけにレース全体が活性化したことでメイン集団も分断され、有力選手に挙げられていた選手たちも集団からこぼれ落ちていくサバイバルレースの様相を呈していきます。

ランプレ・メリダが勢がコントロールしてペースを上げ続けるメイン集団がすぐ後方に迫る中、逃げ集団では4度目の山岳賞を初山選手(ブリヂストンアンカー)が獲得。古賀志林道の下りに入ったところで遂に25名ほどにまで人数を減らしたメイン集団に吸収され、レースはこの日一番の勝負どころを迎えることとなります。

すると、ひとつになった集団から山本選手(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)とモホリッチ選手(キャノンデール・ガーミン)がアタックを仕掛けて13周回目へと入っていきます。

13周回目に入ると、先行する2名の選手をメイン集団が吸収。すると、古賀志林道でランプレ・メリダが攻撃を開始し、選手のふるい落としにかかり始めます。

ランプレ・メリダの攻撃によってふるいにかけられた集団は人数を減らし、先頭はウリッシ選手(ランプレ・メリダ)、ポラン選手(ランプレ・メリダ)、エナオ・ゴメス選手(チーム・スカイ)、新城選手(日本ナショナル)の5名に。そこにプラデス選手(マトリックスパワータグ)とスウィフト選手(チーム・スカイ)、さらにモレマ選手(トレック・ファクトリー)、モホリッチ選手(キャノンデール・ガーミン)もブリッジをかけ、8名の先頭集団になって最終周回へと入っていきます。

この段階で後続集団とのタイム差は30秒程度にまで広がり、勝負は先頭集団に絞られることが予想される展開に。

最後の古賀志林道に入ると、モレマ選手(トレック・ファクトリー)、エナオ・ゴメス選手(チーム・スカイ)、ウリッシ選手(ランプレ・メリダ)が先行してKOMを通過。その12秒遅れで新城選手(日本ナショナル)がKOMを通過していく展開となります。

先頭3名に対して、古賀志林道の下りから大谷街道に出るまでの区間で新城選手(日本ナショナル)が合流。さらに大谷街道の平坦区間から田野町交差点過ぎのアップダウン区間で先頭のメンバーがシャッフルされ、先頭はウリッシ選手(ランプレ・メリダ)、ゲルツ選手(BMCレーシング)、モレマ選手(トレック・ファクトリー)、新城選手(日本ナショナル)の4名となって、ゴールスプリント勝負を迎えることとなります。

ゴールスプリントに入るとゲルツ選手(BMCレーシング)が早々に脱落、勝負は3名の選手に絞られる展開となります。

三つ巴のゴールスプリントを制したのは、今年のツール・ド・フランスで個人総合7位に入ったトップライダーのモレマ選手(トレック・ファクトリー)。前日のクリテリウムで別府選手(トレック・ファクトリー)が優勝したのに続いてロードレースもトレック・ファクトリー・レーシングが制して、今年のジャパンカップの幕は降りることとなりました。

宇都宮ブリッツェンは、終盤の勝負どころで増田選手が先頭集団に残ってレースを展開しましたが、残り2周回でのランプレ・メリダ勢の攻撃についていくことはできず、第2集団でのゴールスプリント勝負の末に17位でフィニッシュ。表彰台獲得という目標には届かなかったものの、青柳選手が見事に山岳賞を獲得し、UCIプロチーム勢を慌てさせる奇襲攻撃を仕掛けて終盤戦のレースを動かすなど、記録と記憶に残る走りを見せて地元開催のビッグレースを終えています。

清水監督コメント

「今日のレースは選手みんなが、たくさんのファン・サポーターの皆さんの大声援を背に、少し早く動き過ぎてしまったかなという印象もありますが、個人的にはこういう攻撃的な走りは好きですし、選手全員が攻めの走りを見せてくれたので良かったと思っています。まず、青柳選手が予定通りに最初の山岳賞を獲ってくれてチームに勢いを与えてくれました。その後は例年通りにUCIプロチームにコントロールさせながら、残り3、4周回ぐらいから前に出ようという話をしていました。ですが、思ったよりもUCIプロチームのペースが遅かったこともあり、レース中に選手同士で相談しながらあのタイミングで動くことになりました。最終的には少し早いタイミングの仕掛けとなってしまって結果には結びつきませんでしたが、このタイミングでの攻撃を仕掛けた日本チームというのはあまりなかったと思いますし、いい攻撃だったと思います。ただ、この攻撃をもう1周あとにしていたら、増田選手を残しての小集団にできていたかもしれないとも思うので、その部分はチームとしての連携の精度を上げて、また来年チャレンジしたいと思っています。今日もコースを埋め尽くしてくださったファン・サポーターの皆さんの声援が大きな励みになりました。本当にありがとうございました!」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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Live!!! JAPAN CUP ロードレース

優勝はモレマ(トレックファクトリーレーシング)

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Live!!! JAPAN CUP ロードレース

ラスト1周

先頭9名


54秒

メイン集団

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Live!!! JAPAN CUP ロードレース

ラスト2周

先頭9名

18秒

メイン集団

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Live!!! JAPAN CUP ロードレース

ラスト2周

先頭集団は20名ほど

ウリッシがアタック

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Live!!! JAPAN CUP ロードレース

増田はメイン集団に吸収される

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Live!!! JAPAN CUP ロードレース

ラスト3周

増田、譲、初山、ルフランソワがアタック!

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Live!!! JAPAN CUP ロードレース

ラスト5周

先頭4名

1分43秒

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Live!!! JAPAN CUP ロードレース

ラスト5周

先頭は4名に。
青柳、土井、シェパード、フェルスホール

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Live!!! JAPAN CUP ロードレース

ラスト5周

先頭5名

1分30秒


メイン集団

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Live!!! JAPAN CUP ロードレース

9/14

先頭5名
青柳、土井、シェパード、シュアン、フェルスホール

2分20秒

メイン集団

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Live!!! JAPAN CUP ロードレース

7/14

先頭7

3分25秒

メイン集団

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Live!!! JAPAN CUP ロードレース

Live!!! JAPAN CUP ロードレース
Live!!! JAPAN CUP ロードレース
4/14

先頭7名
青柳(宇都宮ブリッツェン)
土井(チームUKYO)
鈴木(那須ブラーゼン)
安原(マトリックスパワータグ)
シェパード、シュアン(チームグスト)
フェルスホール(ノヴォノルディスク)

3分

メイン集団
メイン集団はトレックを中心にコントロール

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Live!!! JAPAN CUP ロードレース

3/14

一回目の山岳賞は青柳(宇都宮ブリッツェン)が獲得!

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Live!!! JAPAN CUP ロードレース

3/14

先頭7名に青柳

2分

メイン集団

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Live!!! JAPAN CUP ロードレース

Live!!! JAPAN CUP ロードレース
おはようございます。

本日はジャパンカップロードレース、天気は曇り。

選手達はウォーミングアップ中です。

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