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2015/09/06

Live!!! JPT第16戦 JBCF TTチャンピオンシップ

S14

photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

◆リザルト

[JBCF タイムトライアルチャンピオンシップ - JPT第16戦 - 15.9km - ]

1位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 20m03s88 47.54km/h

2位 佐野淳哉 (那須ブラーゼン) +5s

3位 オスカル・プジョル (Team UKYO) +9s

4位 西薗良太 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +9s

5位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +24s

6位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +25s

7位 畑中勇介 (Team UKYO) +26s

8位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +26s

9位 パブロ・ウルタスン (Team UKYO) +34s

10位 サルバドール・グアルディオラ (Team UKYO) +34s

16位 城田大和 (宇都宮ブリッツェン) +52s

26位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +1m19s

32位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +1m30s

33位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +1m31s

82位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +4m14s

出走=84名/完走=83名

◆2015年Jプロツアー 個人ランキング

1位 畑中勇介 (Team UKYO) 9,025P

2位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 8,306P

3位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 8,093P

4位 オスカル・プジョル (Team UKYO) 7,501P

5位 窪木一茂 (Team UKYO) 6,612P

6位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) 6,464P

◆2015年Jプロツアー チームランキング

1位 Team UKYO 33,688P

2位 マトリックスパワータグ 26,058P

3位 宇都宮ブリッツェン 23,455P

4位 那須ブラーゼン 14,450P

5位 KINAN Cycling Team 13,478P

6位 レモネードベルマーレレーシングチーム 10,264P

ルビーレッドジャージ 畑中勇介 (Team UKYO)

ピュアホワイトジャージ 新城雄大 (那須ブラーゼン)

2015年のJプロツアー第16戦「JBCF タイムトライアルチャンピオンシップ」が、栃木県の渡良瀬遊水池内に設定された1周5.3kmの特設サーキットコースで開催され、最終ヒートでの出走となった宇都宮ブリッツェンの増田成幸選手が最速ラップを叩き出し、Jプロツアーでは昨年6月の富士山ヒルクライム以来となる優勝を飾りました!この結果、増田選手は2011年以来となるヴィオラクロノジャージを獲得しています。



今年で5回目の開催となったJプロツアー唯一の個人タイムトライアル「JBCFタイムトライアルチャンピオンシップ」。例年、雨模様の中で行われることが多いこのレースですが、今年も御多分に洩れず、渡良瀬遊水池内のバランスのとれたTTコースには時折雨がパラつく天候となりました。

昨年の優勝タイムは、現在マトリックスパワータグに所属するホセビセンテ・トリビオ選手がTeam UKYO時代に叩き出した19分53秒。

ただこのタイムは、このレースでは珍しいドライコンディションでのタイム。ウェットコンディションとなった今年は、20分台前半のタイムが優勝を争うラインとなることが予想されます。

レースは現時点での各チームランキング下位の選手から順にスタート。宇都宮ブリッツェンは怪我での離脱期間があったために獲得ポイントが少ない阿部選手、堀選手が順にスタートしていきます。

第1出走でいきなり好タイムを記録したのは、昨年の同レース3位で2014年の全日本選手権個人TT2位と個人タイムトライアルに強い佐野選手(那須ブラーゼン)。20分09秒と優勝ラインのタイムをマークし、ホットシートに座ります。

宇都宮ブリッツェンは、個人タイムトライアルを得意とする阿部選手が現時点で最大限の走りを見せますが20分30秒と佐野選手(那須ブラーゼン)には届かず。暫定2位となります。

序盤に個人タイムトライアルの日本人トップ選手が登場し好タイムをマークしたことで、その後しばらくは暫定順位に大きな変動が見られない展開が続きます。

レースも後半に入り、現在のランキング上位陣が出走し始めると、西薗選手(ブリヂストンアンカー)やウルタスン選手(Team UKYO)らが好タイムを叩き出し、残念ながら阿部選手(宇都宮ブリッツェン)はトップ3圏外に。

しかし、第1走者で出走してからホットシートに座り続ける佐野選手(那須ブラーゼン)のタイムを上回る選手は現れないまま、増田選手(宇都宮ブリッツェン)や昨年優勝者のトリビオ選手(マトリックスパワータグ)、全日本TTチャンピオンの中村選手(イナーメ信濃山形)、ルビーレッドジャージを着る畑中選手(Team UKYO)ら優勝候補選手がそろう最終ヒートを迎えることとなります。

最終ヒートに出走した選手たちは1周回目を6分40秒~50秒台のラップタイムで通過していきます。

しかし2周回目になると、中村選手(イナーメ信濃山形)、畑中選手(Team UKYO)、トリビオ選手(マトリックスパワータグ)らが6分40秒台後半~50秒台で周回したのに対し、ただ1人増田選手(宇都宮ブリッツェン)だけが6分37秒と1周回目からタイムを大幅に縮めて最終周回へと入っていく展開となります。

その後、最後までスピードが衰えなかった増田選手(宇都宮ブリッツェン)は、レースのほとんどでホットシートを守り続けた佐野選手(那須ブラーゼン)のタイムを5秒上回る20分03秒でフィニッシュ。暫定トップに立って残る選手たちのゴールを待ちます。

結局、残る選手たちも増田選手(宇都宮ブリッツェン)のタイムを上回ることはできず、増田選手(宇都宮ブリッツェン)が昨年6月の富士山ヒルクライム以来となるJプロツアーでの優勝、そして、2011年以来となるタイムトライアルチャンピオンシップでの優勝を飾り、地元開催のレースに多数訪れたファン・サポーターの皆さんに歓喜の瞬間をプレゼントすることとなりました!

清水監督コメント

「地元開催のレースで、初めて勝利をお見せすることができて本当に嬉しいというひと言に尽きるレースだったと思います。チームとしては翌週に控えるツール・ド・北海道を見据えて、各選手が自己ベストタイムを更新するという目標を持ってレースに臨みました。増田選手が出走する前までも、各選手ともにいいタイムで走りきってくれていたので、ツール・ド・北海道を見据えるという意味では自分としても安心してレースを見守っていました。増田選手はあまりコンディションが良くないということを理解していたので、監督としての自分の立場としてはこの後に続く北海道、そしてジャパンカップというビッグレースに向けてコンディションを合わせていってもらおうという気持ちでした。そんな中での優勝という結果だったのでビックリもしましたが、増田選手のポテンシャル自体がレベルアップしているということをはっきりと証明した形になったと感じています。ここまで外国人選手勢にやられてきていて、個人タイムトライアルは外国人選手が圧倒的に有利と言われてきた中で増田選手が優勝し、鈴木譲選手もいい順位でゴールしているので、後半戦に向けていい兆しが見えたレースになったと思いますし、前半戦の負けを覆せるように自信を持ってこの後のレースも戦っていきたいと思います。今年は、昨年の結果が良かっただけに、皆さんもいつ勝つんだ?という気持ちだったと思いますが、地元開催のレースで勝利を届けることができて本当に嬉しく思います。それも、生憎の雨にも関わらずに会場を訪れて熱い声援を送ってくださったファン・サポーターの皆さんの存在があってのことだと思っています。今日の勝利で少し恩返しができたかな?とも思いますが、シーズンはまだまだ続きますので、引き続き変わらぬご声援をいただけますよう、よろしくお願いします!」

増田選手コメント

「レース前は、今日はあまり調子良くないかもしれないなと思っていましたし、雨も自分が走る頃には少しずつ降り始めていたので、今日は自分の日じゃないかもと思いながらスタートしました。でも、走り始めてみると風も穏やかでしたし、1箇所だけしっかりと減速して安全に曲がらなければいけないコーナーでは危険を冒さず、それ以外の部分では気持ち良くスピードに乗って走れていました。自分の中でも1周回目はとにかく気をつけてゆっくり行くことを心がけて、2周回目3周回目と徐々にペースアップして走れていたので、それが勝利につながったのかなと感じています。今日は地元開催のレースで、本当に地の利を生かせたというか、雨にも関わらず本当にたくさんのお客さんが来てくれていて、いい意味での緊張感や優勝したいという気持ちが持てましたし、苦しい時にお客さんの声援に後押しされてもうひと踏み踏ん張ることができて、その毎周回の積み重ねで1秒2秒とタイムを縮めていくことができたと思っています。今シーズンはTeam UKYOやマトリックスパワータグを筆頭に強豪チームがたくさんひしめいていて、宇都宮ブリッツェンとしても厳しい戦いを強いられている中で、こうして久しぶりに勝利を挙げることができて、しかも地元で勝つことができて、今日は最高に嬉しいです! ただ、この後もツール・ド・北海道、Jプロツアーと続きますし、10月にはチームの後半戦最大の目標であるジャパンカップが控えているので、そこに向けて徐々に調子を上げていきたいと思っています」

 

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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