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2015/09/12

Live!!! ツール・ド・北海道 2st

S1

photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

◆リザルト

[Tour de Hokkaido UCI-2.2 - 2nd Stage - 162km Road Race - ]

1位 ダニエレ・コッリ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 4h17m22s 36.9km/h

2位 サルヴァドール・グアルディオラ (Team UKYO) st

3位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) st

4位 内間康平 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) st

5位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ)  st

6位 中根英登 (愛三工業レーシングチーム) st

7位 吉岡直哉 (那須ブラーゼン) st

8位 ミッチェル・ムルハーン (チームバジェットフォークリフト) st

9位 土井雪広 (Team UKYO) st

10位 リカルド・ガルシア (キナンサイクリングチーム) st

12位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) st

17位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) st

21位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) st

61位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) 11m04s

出走=88名/完走=78名

個人総合時間 第2ステージ終了時

1位 リカルド・スタキオッティ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 8h43m35s

2位 ダニエレ・コッリ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) +3s

3位 サルヴァドール・グアルディオラ (Team UKYO) +7s

4位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +9s

5位 内間康平 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +12s

6位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) +13s

7位 伊藤雅和 (愛三工業レーシングチーム) +13s

8位 中根英登 (愛三工業レーシングチーム) +13s

9位 窪木一茂 (Team UKYO) +13s

10位 リカルド・ガルシア (キナンサイクリングチーム) +13s

16位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +13s

24位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +13s

30位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +7m15s

52位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +14m41s

個人総合ポイント 第2ステージ終了時

1位 ダニエレ・コッリ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 35P

2位 リカルド・スタキオッティ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 28P

3位 サルヴァドール・グアルディオラ (Team UKYO) 24P

4位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 24P

5位 スコット・サンダーランド (チームバジェットフォークリフト) 20P

6位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) 19P

個人総合山岳 第2ステージ終了時

1位 ロイック・デリアック (キナンサイクリングチーム) 18P

2位 ジャコモ・ベルラート (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 12P

3位 佐野淳哉 (那須ブラーゼン) 8P

4位 木村圭佑 (シマノレーシングチーム) 8P

5位 山本大喜 (鹿屋体育大学) 6P

6位 マシュー・ゼノヴィッチ (CCT p/b チャンピオンシステム) 5P

チーム総合時間 第2ステージ終了時

1位 NIPPO-ヴィーニファンティーニ 26h11m23s

2位 ブリヂストンアンカーサイクリングチーム +1s

3位 マトリックスパワータグ +1s

4位 Team UKYO +1s

5位 キナンサイクリングチーム +1s

6位 愛三工業レーシングチーム +1s

7位 宇都宮ブリッツェン +3m25s

第3ステージ 各賞ジャージ着用者

グリーン・ジャージ(個人総合) リカルド・スタキオッティ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ)

ブルー・ジャージ(ポイント賞) ダニエレ・コッリ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ)

レッド・ジャージ(山岳賞) ロイック・デリアック (キナンサイクリングチーム)

UCI-2.2のステージレース「ツール・ド・北海道」の第2ステージが、美瑛町・上富良野町・中富良野町・富良野市・旭川市にまたがる162kmの公道コースで開催され、勝負どころまで残った30名ほどの集団スプリントを制したNIPPO-ヴィーニファンティーニのダニエレ・コッリがステージ優勝を飾りました。この結果、個人総合時間争いは第1ステージを制したリカルド・スタキオッティ(NIPPO-ヴィーニファンティーニ)がわずか3秒差で首位をキープ。2位には第2ステージ優勝のダニエレ・コッリ(NIPPO-ヴィーニファンティーニ)が入り、NIPPO-ヴィーニファンティーニ勢がワンツーをキープして明日の第3ステージを迎えることになります。

宇都宮ブリッツェン勢は、終盤にできた各チームの有力選手がそろう30名ほどの先頭集団に増田選手、鈴木譲選手、鈴木真理選手の3名が入り、集団ゴールスプリントの末に鈴木真理選手の12位フィニッシュが最高という結果でレースを終えています。

今年のツール・ド・北海道3ステージのうち、最大の難所と言える「十勝岳」が控える最難関ステージと言える第2ステージ。個人総合時間を狙う選手たちにとっては、絶対に遅れることはできない、また、ライバルからリードを奪わなければいけない正念場のステージとも言えます。

宇都宮ブリッツェンは勝負となるこのステージを、国内有力チームのエース級選手を逃げに乗せないようにケアしながら、レース中盤に控える勝負どころの十勝岳では先頭集団をキープ。次に訪れる山岳ポイントの付いていない上りと下りで攻撃を仕掛けて少人数での逃げ切り勝利を狙うことを最大目標に、リーダーチームのNIPPO-ヴィーニファンティーニがきっちりコントロールしてくるようなら十勝岳でその牙城を崩せるような動きをしていくことを確認し合って最難関ステージに挑みました。

美瑛町丸山公園をパレードスタートしたレースは、リアルスタートが切られると各賞のジャージ獲得を目指そうとする選手たちを中心に、すぐに活性化。激しいアタックの応酬が繰り広げられる展開となります。

数名の選手が飛び出しては吸収され、なかなか決定的な逃げが決まらなかったレースでしたが、11km過ぎになると山本選手(鹿屋体育大学)が単独で飛び出して集団からリードを奪う形となります。

しかし、山本選手(鹿屋体育大学)のこの逃げは程なくして吸収されますが、山本選手(鹿屋体育大学)は内間選手(ブリヂストンアンカー)と再びアタックを仕掛け、集団から飛び出していきます。

その後、集団からは横山選手(シマノレーシング)が追走の飛び出しを見せて先行する2名を追いかけますが、先行する内間選手(ブリヂストンアンカー)はこの逃げが有利にならないと判断したのか集団に戻る動きに。結局、横山選手(シマノレーシング)と内間選手(ブリヂストンアンカー)は集団に吸収され、先頭は山本選手(鹿屋体育大学)が単独で逃げる展開となります。

山本(鹿屋体育大学)

↓ 55秒

メイン集団

すると、メイン集団からは単独で逃げる山本選手(鹿屋体育大学)に向けて2名の選手が飛び出して追走に入ります。

山本(鹿屋体育大学)

↓ 50秒

デリアック(キナンサイクリング)

木村(シマノレーシング)

↓ 1分25秒

メイン集団

レースはこの形のまま35km地点にあるこのステージ唯一のホットスポットを通過していくと、メイン集団も一旦この動きを容認する形となりペースダウン。単独先行する山本選手(鹿屋体育大学)とメイン集団とのタイム差は3分以上に広がります。

山本(鹿屋体育大学)

↓ 50秒

デリアック(キナンサイクリング)

木村(シマノレーシング)

↓ 2分25秒

メイン集団

レースも間もなく50kmを迎えようとする頃になると、追走集団を形成していたデリアック選手(キナンサイクリング)と木村選手(シマノレーシング)が先行する山本選手(鹿屋体育大学)に合流。先頭は3名の逃げ集団となります。

一方、落ち着いた状況となったメイン集団からは、普久原選手(群馬グリフィン)が単独でスルスルと抜け出す動きを見せます。

ここで、十勝岳に入る前までに集団から飛び出して先待ちの形を作って後半戦に備えるように前日のミーティングでも指示を受けていた大久保選手が、増田選手にも判断を仰ぎながらタイミングよくアタック。普久原選手(群馬グリフィン)と合流し、集団から先行する形を作ります。

山本(鹿屋体育大学)

デリアック(キナンサイクリング)

木村(シマノレーシング)

↓ 5分

大久保(宇都宮ブリッツェン)

普久原(群馬グリフィン)

↓ 4分50秒

メイン集団

レースはこの形で再び落ち着きを見せ、先頭3名とメイン集団とのタイム差はどんどん広がっていく展開となりますが、リーダーチームのNIPPOが積極的にコントロールする場面はほとんどなく、レースは最大の難所である十勝岳へと入っていくことになります。

十勝岳の上りに入るとデリアック選手(キナンサイクリング)の強烈な引きで、それまで協調体制を築いていた先頭の3名が崩壊。山本選手(鹿屋体育大学)と木村選手(シマノレーシング)は堪らずに遅れはじめます。

一方、落ち着きを見せていたメイン集団も十勝岳前に設定された補給所を過ぎる頃から活性化。上りに自信を持つ個人総合狙いの選手たちが積極的に仕掛けてメイン集団から抜け出していく展開となり、宇都宮ブリッツェンも増田選手と鈴木譲選手のWエースが積極的に攻撃に加わっていきます。

集団は崩壊したものの、先行していたことが功を奏した先頭の3人はデリアック選手(キナンサイクリング)、木村選手(シマノレーシング)、山本選手(鹿屋体育大学)の順に最初の山岳ポイントを通過。

その頃になると、予定通り先待ちしていた大久保選手(宇都宮ブリッツェン)は、増田選手(宇都宮ブリッツェン)らを含むメイン集団から飛び出した有力選手の集団に吸収。大久保選手(宇都宮ブリッツェン)はそのまま下りで増田選手(宇都宮ブリッツェン)と鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)をアシストして、狙い通りの形で最難関の十勝岳をクリアしていきます。

十勝岳の下りに入るとメイン集団もスピードアップ。先行していた増田選手(宇都宮ブリッツェン)を含む先行集団を吸収すると、116km地点で先頭からこぼれてきた山本選手(鹿屋体育大学)と木村選手(シマノレーシング)も吸収。レースは単独先行するデリアック選手(キナンサイクリング)とメイン集団という展開となります。

デリアック(キナンサイクリング)

↓ 約6分

メイン集団

後方集団

この段階でレースも残り50kmを切る状況となっており、メイン集団も勝負をかけようとする動きが頻発して活性化。数名の選手が先行しては吸収されるという展開を繰り返しながら、デリアック選手(キナンサイクリング)とのタイム差が少しずつ縮まっていく中でこの日2度目の山岳ポイントがある上りへと入っていきます。

2度目の山岳ポイントを通過し下り終える頃にあると、メイン集団は人数を削りながらも単独先行するデリアック選手(キナンサイクリング)とのタイム差を2分程度にまで縮め、レースも残り20kmの最終局面を迎えることになります。

レース中盤から積極的に逃げ続けたデリアック選手(キナンサイクリング)でしたが、有力選手ぞろいの選手で活性化したメイン集団の勢いには敵わず、残り距離とタイム差が比例するように減っていく展開が続きます。

そして、残り4kmを過ぎた時点でデリアック選手(キナンサイクリング)は遂にメイン集団に吸収され、レースはメイン集団での勝負が繰り広げられることに。

その後、メイン集団は活性化しつつもひとつのまま残り1kmを通過。勝負は集団でのスプリント勝負に持ち込まれることとなります。

有力選手のみが残った30名程度のゴールスプリント勝負を制したのは、NIPPO-ヴィーニファンティーニのダニエレ・コッリ選手。ジロ・デ・イタリアで負った負傷からの復活を見事に印象付けるステージ優勝となりました。

宇都宮ブリッツェン勢は、最終局面の30名程度のメイン集団に増田選手・鈴木譲選手・鈴木真理選手の3名が残り、ステージ優勝に向けてゴールスプリント勝負に挑み、鈴木真理選手の12位が最高位でこのステージを終えています。また個人総合では、ともにトップから13秒遅れで増田選手が19位、鈴木譲選手が24位となっています。

清水監督コメント

「今日のステージは、格上のプロコンチネンタルチームであるNIPPO-ヴィーニファンティーニを崩せないけっかとなってしまいました。宇都宮ブリッツェンとしては十勝岳の前で大久保選手が上手く追走集団に乗って先待ちしてくれ、その後に増田選手、鈴木譲選手と合流してサポートするということをしっかりとやってくれました。十勝岳に辿り着くまではNIPPO-ヴィーニファンティーニがコントロールを始めずに我慢の戦いとなりましたが、十勝岳で予定通り攻撃を仕掛けて国内有力チームとともにNIPPO-ヴィーニファンティーニ勢を置き去りにできたと思います。十勝岳を過ぎた頃からNIPPO- ヴィーニファンティーニが上手くまとめ始めましたが、その後にも攻撃を仕掛けられるポイントがあることを試走の時にも確認していたので何度も何度も攻撃を仕掛けて、他チームも上手く一緒に抜け出してということを繰り返して勝利を狙ったのですが、格上のチームの牙城を崩すには至らなかったなと感じています。ただ、やるべきことをやって攻撃を仕掛け続けたうえでの結果なので、悔しいですが受け入れるしかないと思っています。NIPPO-ヴィーニファンティーニは自分たちの力を最大限に出せる場所でしっかりと出してきたという印象ですし、強かったですね。ツール・ド・北海道もまだ明日がありますし、できることもたくさんあってモチベーションも高いまま保てていますので、明日も積極的に攻撃を仕掛けていきたいと思います」

 

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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