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2015/09/11

Live!!! ツール・ド・北海道 1st

S1

photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

◆リザルト

[Tour de Hokkaido - UCI-2.2 - Stage1 188km Road Race - ]

1位 リカルド・スタキオッティ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 4h26m25s 41.1km/h

2位 スコット・サンダーランド (チームバジェットフォークリフト) +1s

3位 セッペ・ヴェルスヒュレ (CCT p/b チャンピオンシステム) +1s

4位 窪木一茂 (Team UKYO) +1s

5位 ユーリ・フィロージ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) +1s

6位 ダニエレ・コッリ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) +1s

7位 野中竜馬 (キナンサイクリングチーム) +1s

8位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +1s

9位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) +1s

10位 伊藤雅和 (愛三工業レーシングチーム) +1s

18位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン)  +1s

31位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +1s

51位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +3m25s

55位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +7m03s

DNF 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン)

出走=94名/完走=89名

個人総合時間 第1ステージ終了時

1位 リカルド・スタキオッティ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 4h26m25s

2位 スコット・サンダーランド (チームバジェットフォークリフト) +5s

3位 セッペ・ヴェルスヒュレ (CCT p/b チャンピオンシステム) +7s

4位 佐野淳哉 (那須ブラーゼン) +7s

5位 窪木一茂 (Team UKYO) +11s

6位 ユーリ・フィロージ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) +11s

7位 ダニエレ・コッリ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) +11s

8位 野中竜馬 (キナンサイクリングチーム) +11s

9位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +11s

10位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) +11s

19位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +11s

31位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +11s

51位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +3m35s

56位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +7m13s

個人総合ポイント 第1ステージ終了時

1位 リカルド・スタキオッティ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 25P

2位 スコット・サンダーランド (チームバジェットフォークリフト) 20P

3位 セッペ・ヴェルスヒュレ (CCT p/b チャンピオンシステム) 16P

4位 窪木一茂 (Team UKYO) 14P

5位 ユーリ・フィロージ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 12P

6位 ダニエレ・コッリ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 10P

個人総合山岳 第1ステージ終了時

1位 ジャコモ・ベルラート (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 12P

2位 佐野淳哉 (那須ブラーゼン) 8P

3位 マシュー・ゼノヴィッチ (CCT p/b チャンピオンシステム) 5P

4位 ロイック・デリアック (キナンサイクリングチーム) 3P

5位 椿大志 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) 1P

チーム総合時間 第1ステージ終了時

1位 NIPPO-ヴィーニファンティーニ 13h19m17s

2位 マトリックスパワータグ +1s

3位 Team UKYO +1s

4位 キナンサイクリングチーム +1s

5位 愛三工業レーシングチーム +1s

6位 ブリヂストンアンカーサイクリングチーム +1s

12位 宇都宮ブリッツェン +3m25s

第2ステージ 各賞ジャージ着用者

グリーン・ジャージ(個人総合) リカルド・スタキオッティ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ)

ブルー・ジャージ(ポイント賞) スコット・サンダーランド (チームバジェットフォークリフト)

レッド・ジャージ(山岳賞) ジャコモ・ベルラート (NIPPO-ヴィーニファンティーニ)

 

UCI-2.2のステージレース「ツール・ド・北海道」の第1ステージが、旭川市・鷹栖町・和寒町・剣淵町・士別市・名寄市・下川町・愛別町・当麻町・東川町にまたがる188kmの公道コースで開催され、ゴールスプリントが濃厚となった集団から単独で飛び出したNIPPO-ヴィーニファンティーニのリカルド・スタキオッティが見事に第1ステージ優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、終盤に形成された30名程度のメイン集団に増田選手と鈴木譲選手のWエースが残り、ゴールスプリントの末に増田選手が18位、鈴木譲選手が31位で第1ステージを終えています。また、序盤に落車に巻き込まれた阿部選手は左手首に骨折を負い、レースを降りています。

当初の予報では雨の中のレースが濃厚と思われていた第1ステージ。しかし、当日は朝から日が差す天候のの中での開幕となりました。

宇都宮ブリッツェンは、NIPPO-ヴィーニファンティーニやバジェットフォークリフトなどの海外勢や、ブリヂストンアンカー、Team UKYO、マトリックスパワータグ、キナンサイクリングチームなど国内有力チームの動きに注意しながら、それらのチームが入った大人数の逃げには必ず誰かが入ることを心がけ、後手を踏まずに勝利を狙うことを前日ミティーングで確認してレースに臨みました。

春光台公園をパレードスタートしたレースは、5kmのパレードを終えてリアルスタートが切られると各チームが主導権を握ろうと激しいアタック合戦が繰り広げられる展開となります。

しかし、その最中、宇都宮ブリッツェンは鈴木真理選手がパンク。鈴木真理選手(宇都宮ブリッツェン)は車輪を交換してすぐに集団に復帰しますが、今度は阿部選手(宇都宮ブリッツェン)が前方で落車した選手に巻き込まれ、前転する形で激しく落車してしまいます。

阿部選手(宇都宮ブリッツェン)はすぐに立ち上がって自転車に跨りレースに復帰しますが、左手首に尋常ではない痛みが走る状態で、走るのがやっとという状態でのレース復帰となります。

その後、レースは15km手前の段階で3名の選手が飛び出して逃げを決めると、その後ろに2名の追走が形成される展開となります。

佐野(那須ブラーゼン)

ベルラート(NIPPO)

ゼノヴィッチ(CCTチャンピオンシステム)

↓ 1分30秒

木村(シマノレーシング)

倉林(群馬グリフィン)

↓ 3分30秒

メイン集団

メイン集団は逃げの人数が多くないこと、また、レース序盤での逃げということで3名の逃げを容認。レースは一旦落ち着きを見せます。

しかし、左手首の激痛に耐えながら走る阿部選手(宇都宮ブリッツェン)はドクターカーまで下がって応急処置を受けながら、何とかメイン集団内で走る状態が続きます。

メイン集団が容認したことで、逃げる3名は順調にタイム差を広げ、30kmに差しかかろうかという頃には、そのタイム差は10分に迫ろうかというほど開きます。

佐野(那須ブラーゼン)

ベルラート(NIPPO)

ゼノヴィッチ(CCTチャンピオンシステム)

↓ 8分30秒

木村(シマノレーシング)

倉林(群馬グリフィン)

↓ 1分

メイン集団

30kmを過ぎると、追走の2名はメイン集団に吸収され、レースは逃げ3名とメイン集団という形で落ち着きを見せます。

佐野(那須ブラーゼン)

ベルラート(NIPPO)

ゼノヴィッチ(CCTチャンピオンシステム)

↓ 12分

メイン集団

協調体制のとれた逃げ集団の3名はローテーションしながらその後も順調に距離を稼いでいき、47km地点に設定された1回目のホットスポットを

ゼノヴィッチ選手(CCTチャンピオンシステム)、ベルラート選手(NIPPO)、佐野選手(那須ブラーゼン)の順番で通過していきます。

その後、メイン集団がホットスポットを通過する頃になると、逃げる3名を追走しようとする動きが出はじめ、5チームほどが1人ずつ選手を出し合って集団先頭を牽引するようになり、宇都宮ブリッツェンも鈴木真理選手が出て先頭を引き始めます。

5チームから出た5選手が先頭を引くメイン集団は、5kmで40秒程度を縮めるスピードで逃げる3名を追走しますが、その頃になると、ブレーキをかけるのも困難なほどの痛みに襲われる阿部選手(宇都宮ブリッツェン)は、チームカーに下がって体調に関しての相談をする場面が見られるようになります。

メイン集団はその後も逃げ集団とのタイム差を着実に縮めるペースで走行し、84km地点の補給所へと差し掛かります。

すると、ここまで痛みを堪えながら走り続けてきた阿部選手(宇都宮ブリッツェン)が、無念のリタイア。宇都宮ブリッツェンは貴重な戦力を1人失った状態で、この後のレースを戦うことを余儀なくされます。

補給所を過ぎたレースは、最初の山岳ポイントを通過。その頃になると、逃げる3名とメイン集団とのタイム差は7分ほどにまで縮まる形となります。

1度目の山岳ポイントを過ぎ、その後のアップダウン区間に入ると、逃げる3名とメイン集団とのタイム差は6分台にまで縮まります。

タイム差を縮められながらも、逃げる3名は2度目の山岳ポイントへ。ベルラート選手(NIPPO)、佐野選手(那須ブラーゼン)、ゼノヴィッチ選手(CCTチャンピオンシステム)の順に通過し、下りへと入っていきます。

一方、順調にタイム差を縮めるメイン集団は、2度目の山岳ポイントを通過して下りに入ると一気にスピードアップ。愛別町役場に設定された2度目のホットスポットに差し掛かろうかという頃には、タイム差を3分台にまで縮める展開となります。

その頃になると、逃げ続ける3名からゼノヴィッチ選手(CCTチャンピオンシステム)が遅れ始め、先頭は佐野選手(那須ブラーゼン)とベルラート選手(NIPPO)の2名となります。

一方のメイン集団は、集団牽引に加わるチームが増えたことによって更にペースアップ。残り25kmに差しかかる頃には逃げる2名とのタイム差を1分50秒程度にまで縮まることとなります。

懸命に逃げ続けた2名でしたが、残り15kmを切る頃になると、遂にメイン集団が吸収しレースは振り出しに戻ります。

ただ、ここまでのペースアップで集団も幾つかに分断され、逃げを吸収したメイン集団は30名ほどにまで絞られた状態。宇都宮ブリッツェンはこのメイン集団に増田選手と鈴木譲選手のWエースが残り、これから始まる本当の勝負に備えることとなります。

振り出しに戻ったレースは再びアタック合戦となったものの決定的な逃げは決まらない状態が続き、残り距離だけが少なくなっていく展開となります。

残り5kmを切ってもこの状況は変わらず、勝負は集団ゴールスプリントが濃厚となっていきます。

しかし、残り1kmを切ったところで、スタキオッティ選手(NIPPO)が渾身のアタック。このアタックが見事に決まり、スタキオッティ選手(NIPPO)は独走状態でフィニッシュへと続くストレートへと姿を見せます。

後方の集団が単独で抜け出したスタキオッティ選手(NIPPO)を捕らえようとするのをあざ笑うかのように、勝利を確信したスタキオッティ選手(NIPPO)は喜びを爆発させるガッツポーズでフィニッシュ。見事に第1ステージ優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンは、人数の絞られたメイン集団に残った増田選手と鈴木譲選手が集団スプリントでゴール。大きくタイムを失うことなく第1ステージを終えたものの、骨折でレースを降りた阿部選手を失うという大きな痛手を負って明日の第2ステージに望むことになりました。

清水監督コメント

「今日は戦前の予想通りのゴールスプリントでの勝負になりました。ただ、ゴールスプリントとはいえ、これも予想通りに厳しい展開となったために集団の人数が30人ほどに削られてのゴールスプリントになりました。宇都宮ブリッツェンとしても予想通り増田選手と鈴木譲選手が残り、思惑通りの展開ではありましたが、期待していた大久保選手が最後の峠で中切れに遭って遅れてしまったのが残念なところです。レースはスタートして早々に阿部選手が落車に巻き込まれて左手首を骨折してしまうというアクシデントに見舞われた中で始まったのですが、その後、鈴木真理キャプテンが状況が悪いところから他チームと協調して積極的に先頭を引いて立て直していい形にしてくれたので、傷口が広がることがなく安心してゴールまで見ていることができました。とはいえ、今回のツール・ド・北海道は第1ステージから積極的に勝ちに行くと話していましたし、初日から結果を残したかったという意味では、非常に残念だったなと思います。ただ、明日に個人総合時間を左右する厳しいステージがありますし、今日の厳しい展開の中でも増田選手と鈴木譲選手の両エースは脚を残しながらゴールできていますし、鈴木真理キャプテンはじめ他のメンバーもしっかり動いてくれていました。そういった意味では、明日の本当の意味で勝負が決まるステージに向けては期待できると思っていますし、しっかりと立て直して明日のステージに臨んで、結果を残せるように頑張りたいと思います」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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