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2015/08/23

Live!!! シマノ鈴鹿ロード

S2

photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

◆リザルト

[シマノ鈴鹿国際ロードレース - 58.1km - ]

1位 畑中勇介 (Team UKYO) 1h18m36s 44.27km/h

2位 福田真平 (愛三工業レーシングチーム) st

3位 木村圭佑 (シマノレーシング) st

4位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) st

5位 リカルド・ガルシア (KINAN Cycling Team) st

6位 バイリファルド・バレンティン (BMC dev. team) st

7位 秋丸湧哉 (シマノレーシング) +1s

8位 ジ・チェン (Giant Alpecin team) +3s

9位 伊藤雅和 (愛三工業レーシングチーム) +3s

10位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +16s

11位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +16s

15位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +38s

44位 城田大和 (宇都宮ブリッツェン) +2m08s

50位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +2m15s

59位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +3m51s

DNF 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン)

出走=148名/完走=82名

参加延べ人数が1万人を超える夏の恒例巨大イベント「シマノ鈴鹿ロードレース」のメインレース「国際ロードレース」がスピードコースとしてお馴染みの三重県鈴鹿サーキットで開催され、レース中盤にできた逃げ集団が逃げ切った末のゴールスプリント勝負を制したTeam UKYOの畑中勇介選手が優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、勝ち逃げとなった14名の逃げ集団に最大の5名を送り込んで盤石のレース運びを見せて大久保選手のゴールスプリントに勝負を託しましたが、わずかに及ばず4位でレースを終えています。

公式レースではないものの、毎年多くの有力チームが出場する「シマノ鈴鹿国際ロードレース」。

今年もホストチームのシマノレーシングをはじめ、愛三工業レーシング、ブリヂストンアンカー、Team UKYO、マトリックスパワータグなどの国内有力コンチネンタルチームが出場したのに加え、海外招待チームとしてGiant Alpecin、BMC Development team、SEG teamが来日し、豪華な布陣でのレースとなりました。

宇都宮ブリッツェンは、翌週から再開するJプロツアーとその後に開催されるUCIレースを睨み、この日は各選手がレースでの勝負勘を取り戻すことを優先。選手それぞれが勝利を狙うために積極的な走りで勝負に絡んでいくことを念頭にレースに臨みました。

レースはスタート直後から、各チームが積極的にアタックを仕掛けますが、宇都宮ブリッツェン勢も後手を踏むことなくアタックの応酬に加わっていく展開となります。

阿部選手(宇都宮ブリッツェン)や井上選手(ブリヂストンアンカー)、トリビオ選手(マトリックス)、横山選手(シマノ)などが1周回目から若干のリードを奪いますが、すぐさま集団に吸収されます。

2周回目に入ると、向川選手(マトリックス)と二俣選手(イナーメ信濃山形)の2名がアタックを仕掛けて先行、窪木選手(Team UKYO)が単独で追走に入る展開となりますが、この動きも程なくして手段に吸収されます。

3周回目に入ると、鈴木真理選手(宇都宮ブリッツェン)とマグナス選手(SEG)が2名で飛び出して集団から若干のリードを奪いますが、すぐさま井上選手(ブリヂストンアンカー)と平塚選手(愛三工業)が追走に。しかし、この追走は実らず、先頭2名と集団という展開のままレースは4周回目へと入っていきます。

程なくして鈴木真理選手(宇都宮ブリッツェン)とマグナス選手(SEG)の2名は集団に吸収されることとなりますが、この吸収への動きで集団は大きく二つに割れる展開となります。

宇都宮ブリッツェンは、この二つに割れた前方の集団に5名の選手が入ることに成功。圧倒的な数的有利の状態となります。

増田、鈴木譲、阿部、大久保、堀 (宇都宮ブリッツェン)

畑中 (Team UKYO)

福田、平塚 (愛三工業レーシング)

椿 (ブリヂストンアンカー)

秋丸、木村 (シマノレーシング)

ガルシア (キナン)

ジ・チェン (Giant Alpecin)

バレンティン (BMC dev.)

↓ 約20秒

メイン集団

14名の先頭集団は、5名の宇都宮ブリッツェン勢が中心となりながらも、ローテーションしながら快調に逃げる展開に。

一方のメイン集団からは、選手が数名ずつ飛び出して前を行く逃げ集団の追走に入る形となります。

先頭14名

↓ 約10秒

中島、伊藤 (愛三工業)

など3名

↓ 約10秒

城田 (宇都宮ブリッツェン)

初山 (ブリヂストンアンカー)

↓ 約5秒

メイン集団

この頃、先行する逃げ集団からはハムストリングが攣ってしまった阿部選手(宇都宮ブリッツェン)がレースを離脱。追走集団からは伊藤選手(愛三工業)が追い付き先頭は変わらず14名、追走はメイン集団に吸収された形で7周回目へと入っていきます。

すると、メイン集団からは逃げ集団に選手を送り込んでいないチームの選手を中心に再び追走の動きが活性化。宇都宮ブリッツェンは青柳選手がその動きに反応してチェックに入ります。

先頭14名

↓ 約20秒

青柳 (宇都宮ブリッツェン)

入部 (シマノレーシング)

トリビオ、田窪 (マトリックス)

バス (BMC dev.)

メイン集団

8周回目に入ってもレースの大勢は変わらず、逃げ続ける1集団の逃げ切りの可能性が高まってきます。

そして、レースは9周回目に入っても状況は変わらず、勝負は逃げ集団の選手に絞られて最終周回を迎えることとなります。

すると、最終周回に入るホームストレートでチェン選手(Giant Alpecin)がアタック。この動きに堀選手(宇都宮ブリッツェン)がチェックに入り、さらに増田選手(宇都宮ブリッツェン)が続いてアタックを潰すと、逃げ集団は一つのまま最終周回を消化していきます。

勝負がかかる先頭集団では飛び出して逃げ切りを狙う選手が積極的にアタックを仕掛ける展開が続きます。宇都宮ブリッツェンも増田選手がアタックを仕掛けますが、畑中選手(Team UKYO)が反応してその動きを潰し、決定的な飛び出しができないまま勝負はゴールスプリントへと持ち込まれます。

ホームストレートに現れた先頭集団は、しばしの牽制の後、スプリント体制へと入ります。

ここで、鈴木譲選手のアシストを受けた大久保選手はスプリントが若干早がけになってしまい、改めて畑中選手(Team UKYO)の番手についてスプリント勝負に挑みましたが及ばず。4位でフィニッシュしてレースを終えました。

清水監督コメント

「今日のレースは全員が積極的に、それぞれで勝ちを狙っていくということでレースに臨み、非常にいい形を手にすることができました。14名の逃げ集団の中に5名が入ったことで、大久保選手のスプリント勝負1本に絞ってガチガチに勝ちを狙うということもできたとは思いますが、今日は各自が勝利を狙うために動くということを重視していましたので、それぞれが自分の勝利のために走ったことで『勝利の方程式』に対しての自信を取り戻してくれたのではないかと感じています。結局、最後はスプリント勝負に持ち込まれて大久保選手が勝負に挑むことになりましたが、早がけになってしまい、改めてつき直したのですが及びませんでした。逃げに大人数を送り込んだ有利な状況が、逆にプレッシャーになってしまって早がけにつながってしまったのかな、と。ただ、伸びしろがまだまだあるスプリンターであることには代わりがありませんので、これからのレースでも期待したいと思います。今日のレースをもとに後半戦に勢いをつけて、また面白いレース、かつ、勝ちを狙えるレースをしていきたいと思います」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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