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2014/10/18

Live!!! ジャパンカップクリテリウム

S1
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS


UCIクリテリウム

ジャパンカップクリテリウム(宇都宮市街地)

31km(1.55km × 20Laps)

1位 クリストファー・サットン (チーム・スカイ) 41m32s 44.8km/h

2位 スティール・ヴォン・ホフ (ガーミン・シャープ) st

3位 ベン・スィフト (チーム・スカイ) st

4位 グレガ・ボーレ (ヴィーニ・ファンティーニ・NIPPO) st

5位 ウェズレイ・サルツバーガー (ドラパック・プロフェッショナル・サイクリング) st

6位 ミカエル・ヴァルグレン・アンデルセン (ティンコフ・サクソ) st

7位 アレサンドロ・ペタッキ (クリテリウム・スペシャルチーム) st

8位 宮沢崇史 (ヴィーニ・ファンティーニ・NIPPO) st

9位 ヴァレリオ・コンティ (ランプレ・メリダ) st

10位 エドヴァルド・ボアソン・ハーゲン (チーム・スカイ) st

24位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +05s

52位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +36s

60位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +42s

65位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +1m19s

77位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +2m06s

出走=84名/完走=78名

アジア最大規模のワンデーレース「JAPANCUP」のプレイベントとなる「JAPANCUP CRITERIUMS」が宇都宮市中心部に設定された1周1.55kmの周回コースで開催され、チーム・スカイのクリストファー・サットン選手が、過去に2度同レースを制したスティール・ヴォン・ホフ選手(ガーミン・シャープ)とのスプリント勝負を制して優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、阿部選手と鈴木真理選手が作戦通りの抜群の位置取りで最終周回へと入って大久保選手のスプリント勝負へと持ち込んで世界の強豪選手たちに挑みましたが、世界トップレベルの壁は厚く24位でフィニッシュとなっています。

記念すべき5回目の開催となった、今年のジャパンカップクリテリウム。

毎年着実に動員数を増やしている同レースに、今年も昨年以上のお客さんが世界トップクラスの選手たちの走りを見るべくコースを埋め尽くしました。

その大観衆に見守られる中で華々しくスタートしたレースは、クリテリウム・スペシャルチームの小嶋選手のスタートアタックで幕を開けます。

小嶋選手(クリテリウム・スペシャルチーム)のアタックはすぐさま吸収されますが、そのカウンターで抜け出そうとする選手たちのアタック合戦の応酬となります。

宇都宮ブリッツェン勢も逃げに乗るための序盤の動きを任された青柳選手が積極的な動きでアタック合戦に加わっていきますが、なかなか逃げが決まる展開とはなりません。

最初の中間スプリントポイント賞となる5周回目に入ると、集団から新城選手(ユーロップカー)やドラパック勢がアタックを仕掛けてチャンスを伺いますが、集団もすぐさま吸収に入ります。

それでも、第2コーナーを抜けてホームストレートに入ると、ひとつになった集団の中から別府選手(トレック・ファクトリー・レーシング)がアタックを仕掛けると、その動きにネイサン・ハース選手(ガーミン・シャープ)が反応して追走に入ると、別府選手(トレック・ファクトリー・レーシング)をかわして最初のスプリントポイント賞を獲得します。

その後、集団ではアタックが繰り返される状態でレースは進んでいきますが、逃げが決まらない展開が2周回ほど続きます。

それでも、8周回目に入るとマヌエーレ・ボアロ選手(ティンコフ・サクソ)が単独アタックを仕掛けた動きをきっかけに、4名の逃げが形成される展開となります。

ボアロ(ティンコフ・サクソ)

デネグリ(ヴィーニ・ファンティーニ・NIPPO)

マルカト(キャノンデール・プロサイクリング)

ノリス(ドラパック・プロフェッショナル・サイクリング)

↓ 最大で20秒ほど

メイン集団

メイン集団は逃げに選手を送り込んでいないUCIプロチーム勢が中心となってコントロール。逃げる4名とのタイム差を適度に保ちながら周回を重ねていく展開となります。

逃げる4名の選手は先頭交代を繰り返しながら周回を重ねていき、10周回目、15周回目のスプリントポイント賞も大きな争いは起きずにマルカト選手(キャノンデール・プロサイクリング)が獲得。レースは終盤へと突入していきます。

レースも残り5周回を残す状態に入ると、メイン集団もいよいよ追走のペースを上げて逃げる4名を吸収するタイミングを伺い始めます。

そして、周回を重ねるごとに逃げる4名とのタイム差を縮めていったメイン集団は、残り2周回となる19周回目にまずは3名を吸収。最終周回へと入る段階で単独で逃げ続けたボアロ選手(ティンコフ・サクソ)を吸収し、ひとつとなって最終周回へと突入していきます。

その最終周回に入る段階の動きでは、阿部選手と鈴木真理選手の宇都宮ブリッツェン勢が集団先頭を引いてペースアップ。第1コーナーを先頭でクリアしてエースの大久保選手のための位置取り合戦で意欲的な動きで地元の観客を沸かせます。

そして、各チームがスプリントのための位置取り合戦を繰り広げながら最終コーナーへ。

最終コーナーを立ち上がると、各チームがトレインを組んでスプリント勝負へと態勢を整えていきますが、その中でもチーム・スカイ勢とガーミン・シャープ勢が抜群の動きを見せてゴールスプリント勝負に突入します。

最後は、過去に2度ジャパンカップクリテリウムを制しているヴォン・ホフ選手(ガーミン・シャープ)とサットン選手(チーム・スカイ)が同時にゴールに飛び込み、写真判定の末にサットン選手(チーム・スカイ)に軍配が上がりました。

宇都宮ブリッツェン勢は、最終周回で阿部選手と鈴木真理選手がUCIプロチームの動きに割って入る抜群の位置取り合戦を見せましたが、最後の勝負どころとなるゴール前の混戦でUCIプロチームの牙城を崩せず、大久保選手が24位でフィニッシュしてレースを終えています。

清水監督コメント

阿部選手と鈴木真理選手のスーパーアシストを受けた大久保がスプリントに挑みましたが、力及ばずという結果になりました。例年以上にペースも速く、UCIプロツアーチームが中心となって動く展開の中、一番苦しい局面の残り1周回で阿部選手がプロツアーチームの牙城を崩して先頭へ出て、鈴木真理キャプテンが最終コーナー手前まで先頭で走り抜けましたが、一番難しいゴール前の混戦から一歩抜け出すまでには至りませんでした。しかし、この一番苦しい最終局面をチームとして動けたことは今後の自信になります。チームの士気は高く、明日のロードレースでも表彰台に向けてチーム一丸となって戦います

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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