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2013/10/20

Live!!! ジャパンカップ

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[厳しいコンディションのなか飯野選手がアジア勢では2番手となる17位でフィニッシュ]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

UCI-1.HC
ジャパンカップ(宇都宮森林公園)

151.3km(14.1kmx10laps+10.3km)
1位 ROGERS Michael (チームサクソ・ティンコフ) 4h25m00s 34.3km/h
2位 BAUER Jack (ガーミン・シャープ) +44s
3位 CUNEGO Damiano (ランプレ・メリダ) +44s
4位 ARREDONDO MORENO Julian David (チームNIPPO・デローザ) +44s
5位 LOPEZ David (スカイプロサイクリング) +55s
6位 MORI Manuele (ランプレ・メリダ) +58s
7位 DOMBROWSKI Joseph (スカイプロサイクリング) +58s ※U23 1位
8位 VERONA Carlos (オメガファーマ・クイックステップ) +58s
9位 西谷泰治 (愛三工業レーシングチーム) +1m05s ※アジア 1位
10位 EDMONDSON Joshua (スカイプロサイクリング) +1m33s
17位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) +3m58s ※アジア 2位
DNF 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン)
DNF 普久原奨 (宇都宮ブリッツェン)
DNF 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン)
DNF 中村誠 (宇都宮ブリッツェン)
出走84名/完走39名

アジア最大規模のワンデーレース「JAPANCUP / UCI-1.HC」がアップダウンの厳しい宇都宮森林公園の公道サーキットコースで開催され、雨と寒さでリタイア選手が続出する厳しいコンディションのなか、マイケル・ロジャース選手(チームサクソ・ティンコフ)がラスト8kmを独走する圧倒的な強さをみせ、シーズン最終レースで今シーズン最初の勝利を見事に飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、予定通りアーリーアタックに普久原選手と堀選手が乗り、終盤の攻防に鈴木真理選手と飯野選手が挑みましたが、目標としていた山岳賞とアジア最優秀選手賞は獲得できず、飯野選手の17位(アジア2位)が最高順位となっています。

宇都宮ブリッツェンにとって1年で最も大切なレースの一つである「ジャパンカップ」。

今年も世界のトップレーサーたちが我々の地元である宇都宮森林公園に集結しました。

宇都宮ブリッツェンは、山岳賞狙いのアーリーアタックに、普久原、中村、堀の3選手が対応し、終盤の本当の戦いに鈴木真理、飯野の2選手がチャレンジするという内容で、宇都宮が世界に誇る偉大なるホームゲームに挑みました。

レースがスタートすると、例年通りに日本勢による山岳賞狙いのアタックがはじまります。

通常は日本勢のみが動くことの多い序盤のアタックですが、今年は外国勢も動きをみせ、すぐに11名の先頭集団が形成されます。

フリードマン(チャンピオンシステム)
ダヴィラ(ジェリーベリー)
福島(チームNIPPO・デローザ)
内間(チームNIPPO・デローザ)
平井(ブリヂストンアンカー)
阿部(チーム右京)
カベッロ(チーム右京)
吉田(シマノレーシング)
入部(シマノレーシング)
普久原(宇都宮ブリッツェン)
堀(宇都宮ブリッツェン)

この逃げを容認したメイン集団では、アイゼル選手(スカイプロサイクリング)を中心に、優勝候補を抱える海外チームがアシストを出し合ってペースコントロールを開始。

いつもと同じように2~3分の差を保って周回を重ねていきます。

一方、まとまって距離を稼いでいくとみられていた先頭集団から、フリードマン選手(チャンピオンシステム)が単独で抜け出し、レースは3つのかたちを形成して序盤戦を消化していきました。

先頭1名 フリードマン(チャンピオンシステム)
↓ 1~2分
追走10名
↓ 先頭から2~3分
メイン集団

1回目(3周目)の山岳賞はフリードマン選手(チャンピオンシステム)が獲得したものの、2回目(6周目)の山岳賞を前に追走の10名がフリードマン選手(チャンピオンシステム)を吸収し、今度はダヴィラ選手(ジェリーベリー)が山岳賞を獲得します。

一方、先頭集団とのタイム差を計りながら一定ペースで周回を重ねるメイン集団では、寒さのため多くの有力選手たちがリタイアを選択しはじめます。

最後(9周目)の山岳賞を前に先頭集団もバラけはじめ、残念ながらここで普久原選手(宇都宮ブリッツェン)と堀選手(宇都宮ブリッツェン)は下がってしまいました。

最後の山岳賞を吉田選手(シマノレーシング)が獲得すると、いよいよメイン集団が本気のペースアップを開始します。

エースのマイケル・ロジャース選手で優勝を狙うチームサクソ・ティンコフ勢が上りでペースを上げると、メイン集団は一瞬にして崩壊し、下りを終えたところで10名強の先頭集団が形成されました。

日本勢でこの中に残れたのは西谷選手(愛三工業レーシングチーム)のみ。

これを飯野選手(宇都宮ブリッツェン)がレディオシャックの選手と共に追走します。

ラスト1周を前に先頭集団からロジャース選手(チームサクソ・ティンコフ)とエドモンドソン選手(スカイプロサイクリング)が抜け出し、そのまま最後の古賀志の上りに突入。

ここで、実力で勝るロジャース選手(チームサクソ・ティンコフ)が、エドモンドソン選手(スカイプロサイクリング)を軽々と引き離して独走態勢に入り、そのまま後続に44秒もの大差をつけて今期最初の勝利を見事に飾りました。

一方、飯野選手(宇都宮ブリッツェン)は、最終周回にバッソ選手(キャノンデールプロサイクリング)らとともに第3集団から抜けだしを図りましたが、残念ながら上りで付けきれず、下りを終えた平坦区間で再び後続のグループに飲まれてしまい、最後はそのグループの3番手となる17位でのフィニッシュとなりました。

栗村監督コメント
「1年で最も重要なレースと言っていいジャパンカップが終了しました。今年のジャパンカップは低体温症でリタイアする選手が続出するという過酷なコンディション下での戦いとなりましたが、そのなかで地元宇都宮で力を付けてきた飯野選手が実力を示す走りをみせてくれたことはチームにとってとても大きな意味を持つと感じています。またもう一つ個人的に感動したことがありました。4年前にジャパンカップの手伝いをしたことがきっかけで自転車競技をはじめた地元宇都宮出身の堀選手が、ブラウ・ブリッツェン⇒宇都宮ブリッツェンと昇格してアジア最高峰のレースに初参加し、エスケープグループに入って世界の強豪達に挑むという、地域密着型チームにとっては最も価値のある走りをみせてくれたことです。発掘、育成を経て、選手たちが価値ある人材として成長していくことが、我々にとっての喜びの源泉であることは間違いありません。また、お客さんにとっても非常に過酷なコンディションだったなか、今年も最上、最強の応援をチームへ送っていただけたことに心から感謝しております。今後も挑戦を止めないチームであり続けるよう、努力を継続していきたいと思います。」

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