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2013/09/01

Live!!! JPT11戦 JBCF 東日本クラシック

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[中盤以降のブリヂストン勢の攻勢にたった独りで立ち向かっていく普久原選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

JPT第11戦
JBCF東日本ロードクラシック(日本CSC5kmサーキット)

P1 120km(5kmx24Laps)
1位 ダミアン・モニエ(ブリヂストンアンカー) 3h28m27s 34.53km/h
2位 清水都貴(ブリヂストンアンカー) +1m20s
3位 西村大輝(シマノレーシング) +1m55s
4位 飯野智行(宇都宮ブリッツェン) +2m16s
5位 初山翔(ブリヂストンアンカー) +3m08s
6位 普久原奨(宇都宮ブリッツェン) +4m42s
7位 土井雪広(Team UKYO) +5m58s
DNF 鈴木真理(宇都宮ブリッツェン)
DNF 中村誠(宇都宮ブリッツェン)
DNF 堀孝明(宇都宮ブリッツェン)
DNF 郡司昌紀(宇都宮ブリッツェン)
DNF 鈴木近成(宇都宮ブリッツェン)
出走109名/完走7名

Jプロツアー個人ランキング
1位 ホセビセンテ・トリビオ(Team UKYO) 6,351P
2位 土井雪広(Team UKYO) 5,460P
3位 飯野智行(宇都宮ブリッツェン) 4,287P
4位 ダミアン・モニエ(ブリヂストンアンカー) 4,100P
5位 狩野智也(Team UKYO) 3,781P
6位 阿部嵩之(Team UKYO) 3,677P

Jプロツアーチームランキング
1位 Team UKYO 21,452P
2位 宇都宮ブリッツェン 16,696P
3位 マトリックスパワータグ 10,575P
4位 ブリヂストンアンカー 10,250P
5位 cannondale championsystem 8,389P
6位 湘南ベルマーレ 6,853P

ルビーレッドジャージ ホセビセンテ・トリビオ(Team UKYO)
ピュアホワイトジャージ 堀孝明(宇都宮ブリッツェン)

Jプロツアー第11戦となる「JBCF東日本ロードクラシック」が、上りと下りしかない難易度の高い日本CSC5kmサーキット(右回り)で開催され、終盤から圧倒的な走りで独走したブリヂストンアンカーのダミアン・モニエ選手が、段違いの強さをみせて同ツアー2勝目を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢では、中盤のモニエ選手(ブリヂストンアンカー)のアタックに反応し、ともにメイン集団から先頭集団へブリッジした飯野智行選手が4位、序盤から逃げ集団に入り中盤以降は追走集団をほぼ先頭固定で引き続けた普久原奨選手が6位という結果となっています。

年間ランキングの首位を走る Team UKYO を追撃する上で重要となる高レイティングのレースが続く期間の初戦となった今レース。

宇都宮ブリッツェンは、逃げ切りで勝負がつくことも多いコースということを考慮して、中村選手・普久原選手の両ベテランが序盤から逃げに乗り、中盤からの動きには鈴木近成選手・郡司選手・堀選手の3選手が対応して、本当の勝負どころでは鈴木真理選手と飯野選手が動くという流れでレースに臨みました。

レースがスタートすると、1周目から早速15名程度の選手が飛び出し、宇都宮ブリッツェンはその中に、作戦通り普久原選手と中村選手を送り込むことに成功します。

Team UKYO やブリヂストンアンカーなど有力チームの選手が多数入った逃げ集団は、2周回終了時点でメイン集団とのタイム差を50秒ほどに広げると、3周目以降もタイム差を更に広げていきます。

3周目に入ると、メイン集団から10名の選手が追撃にでて、宇都宮ブリッツェンではその中に堀選手が入り、先頭集団を追いはじめました。

先頭の12名
普久原(宇都宮ブリッツェン)
中村(宇都宮ブリッツェン)
森本(キャノンデール)
岡(キャノンデール)
狩野(チーム右京)
阿部(チーム右京)
大久保(チーム右京)
池部(マトリックス)
清水(ブリヂストンアンカー)
伊丹(ブリヂストンアンカー)
初山(ブリヂストンアンカー)
雨沢(那須ブラーゼン)

1分10秒差で10名
堀(宇都宮ブリッツェン)
大場(キャノンデール)
向川(マトリックス)
安原(マトリックス)
入部(シマノ)
屯所(湘南ベルマーレ)
平井(ブリヂストンアンカー)
六峰(ブリヂストンアンカー)
中村(フィッツ)
青木(エルドラード)

先頭から約2分
メイン集団

5周目に入ると、先頭と追走の集団は数人ずつ人数を減らしながらもタイム差を維持、一方、先頭12名とメイン集団とのタイム差は3分ほどまで広がります。

追走集団は脚並みが揃わず次第に崩壊が進み、逆にメイン集団では土井選手(Team UKYO)などが先頭を引きはじめ、少しずつ先頭集団とのタイム差を縮めていきました。

先頭集団は若干ラップタイムを落としつつも協調体制をとりながら周回を重ねていきます。

9周目に入ると、4名となった追走集団をシマノレーシング勢が引くメイン集団が吸収し、さらに先頭集団とのタイム差を縮めるべくペースを上げていきます。

このペースアップでメイン集団からは1人、また1人と遅れる選手が続出。20名ほどまでに人数を減らしながら先頭集団を更に追いかけます。

すると11周目、メイン集団内からモニエ選手(ブリヂストンアンカー)が飛び出すと、飯野選手(宇都宮ブリッツェン)、土井選手(Team UKYO)、西村選手(シマノレーシング)が反応し、4名が新たな追走集団を形成しました。

12周目にこの4名が先頭集団に合流すると、先頭集団はシャッフルされて新たな10名が先頭集団を形成します。

さらに、14周目に初山選手(ブリヂストンアンカー)がそこから単独で飛び出すと、先頭はさらに7名となり、レースを半分過ぎた時点で、勝負はこの7名に絞られるサバイバルレースの様相を呈してきました。

先頭1名
初山(ブリヂストンアンカー)

20秒差で6名
普久原(宇都宮ブリッツェン)
飯野(宇都宮ブリッツェン)
土井(Team UKYO)
西村(シマノレーシング)
モニエ(ブリヂストンアンカー)
清水(ブリヂストンアンカー)

飛び出した初山選手(ブリヂストンアンカー)は3周回ほど逃げ続け、その間、チームメイトのモニエ選手と清水選手(ブリヂストンアンカー)は当然追走集団のローテーションには加わらず、普久原選手(宇都宮ブリッツェン)がほぼ先頭固定で追走集団を献身的に引き続けました。

18周目、逃げていた初山選手(ブリヂストンアンカー)が吸収されると、力を蓄えていたモニエ選手(ブリヂストンアンカー)が定石通りにカウンターアタックにでます。

ジロ・デ・イタリアでのステージ優勝経験のある一流選手のアタックはさすがに強烈で、あっという間にタイム差は広がり、6周(30km)を残して早くも独走態勢を築きにかかります。

モニエ選手(ブリヂストンアンカー)のペースアップにより、ツアーリーダーのトリビオ選手(Team UKYO)や、鈴木真理選手・中村選手(宇都宮ブリッツェン)らを含むメイン集団は残り3周でタイムアウトとなり、とうとうコース上には7名しか残っていない状況となりました。

22周目に入ると、普久原選手(宇都宮ブリッツェン)が引き続ける追走の6名から清水選手(ブリヂストンアンカー)が単独アタックを仕掛け、ブリヂストンアンカー勢のワンツー体制となります。

結局、そのままモニエ選手(ブリヂストンアンカー)が独走で逃げ切り、清水選手(ブリヂストンアンカー)も続いて2位でゴール。

宇都宮ブリッツェン勢では、西村選手(シマノレーシング)との3位争いに惜しくも敗れた飯野選手が4位、1周目の逃げから終始先頭集団で走り続ける強さを見せた普久原選手が6位でフィニッシュしました。

栗村監督コメント
「アップダウンしかない過酷なコース、30度を越える猛暑、そして前半から有力選手たちが動くというサバイバルな展開となった今年の東日本ロードクラシック。出場メンバーの質も高く、“力勝負”と表現して良い過酷なレース内容となりました。そんな中、宇都宮ブリッツェンの選手たちは作戦通りにレースを運び、完走者7名という“超”サバイバルな状況下で4位、6位というリザルトを残してくれました。今期の初勝利はまたしてもお預けとなりましたが、新チームは明らかに進化し、しっかりと機能しはじめています。モニエが力ずくで動いた状況下でもしっかり対応し先頭に上がって勝負に絡んだ飯野選手の高い実力は疑う余地はなく、また、過酷な展開で真価を発揮する普久原選手の強さは、レース後に多くのライバル選手たちが声をかけに来ていたことでもしっかりと示されていました。勝利を手にすることはできませんでしたが、レースを見ていて“気持ちがいい”と感じる力と力のぶつかり合いの展開だったといえます。本日も猛暑のなか最後まで熱い声援を送っていただいたブリッツェンサポーターの方々には心から感謝しております。このあとも重要なレースが続いていきますので引き続き宜しくお願いいたします。」

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