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2013/09/14

Live!!! ツールド北海道 1 ステージ

01
[ラスト15kmほどで脱水症状に陥りそれまでの果敢な動きをピタリと失った飯野選手が30位でゴール]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

ツール・ド・北海道 UCI2.2

第1ステージ 176.8km(倶知安町~倶知安町)
1位 PINIZZOTTO Leonardo (チームNIPPO-DE ROSA) 4h36m27s 38.3km/h
2位 GARCIA Vicente (マトリックスパワータグ) st
3位 TORIBIO Jose Vicente (チーム右京) st
4位 中根英登 チーム(チームNIPPO-DE ROSA) st
5位 ANDERSON John (バジェットフォークリフト) +5s
6位 清水都貴 (ブリヂストンアンカー) +5s
7位 LEBAS Thomas (ブリヂストンアンカー) +13s
8位 MONIER Damien (ブリヂストンアンカー) +17s
9位 初山翔 (ブリヂストンアンカー) +17s
10位 伊丹健治 (ブリヂストンアンカー) +27s
30位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) +1m33s
44位 普久原奨 (宇都宮ブリッツェン) +11m57s
51位 中村誠 (宇都宮ブリッツェン) +15m05s
63位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +18m32s
70位 郡司昌紀 (宇都宮ブリッツェン) +18m56s
出走100名/完走75名

個人総合時間第1ステージ終了時
1位 PINIZZOTTO Leonardo (チームNIPPO-DE ROSA) 4h36m17s
2位 GARCIA Vicente (マトリックスパワータグ) +4s
3位 TORIBIO Jose Vicente (チーム右京) +6s
4位 中根英登 チーム(チームNIPPO-DE ROSA) +10s
5位 清水都貴 (ブリヂストンアンカー) +12s
6位 ANDERSON John (バジェットフォークリフト) +15s
7位 LEBAS Thomas (ブリヂストンアンカー) +23s
8位 MONIER Damien (ブリヂストンアンカー) +17s
9位 初山翔 (ブリヂストンアンカー) +27s
10位 伊丹健治 (ブリヂストンアンカー) +37s
30位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) +1m43s
44位 普久原奨 (宇都宮ブリッツェン) +12m07s
51位 中村誠 (宇都宮ブリッツェン) +15m15s
63位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +18m42s
70位 郡司昌紀 (宇都宮ブリッツェン) +19m06s

個人総合ポイント第1ステージ終了時
1位 PINIZZOTTO Leonardo (チームNIPPO-DE ROSA) 25P
2位 GARCIA Vicente (マトリックスパワータグ) 20P
3位 TORIBIO Jose Vicente (チーム右京) 16P

個人総合山岳第1ステージ終了時
1位 阿部嵩之 (チーム右京) 15P
2位 EVANS Karl (チームバジェットフォークリフト) 8P
3位 池部壮太 (マトリックスパワータグ) 6P

団体総合時間第1ステージ終了時
1位 ブリヂストンアンカー 13h49m56s
2位 チームNIPPO-DE ROSA +33s
3位 マトリックスパワータグ +1m31s
12位 宇都宮ブリッツェン +28m00s

UCI2.2のステージレース「ツール・ド・北海道」の第1ステージが、倶知安町・共和町・蘭越町・ニセコ町・豊浦町・洞爺湖町・真狩町・留寿都村・喜茂別町・京極町にまたがる後半に細かいアップダウンが続く約180kmのコースで開催され、レース終盤に形成された10名の先頭集団によるゴールスプリントをチームNIPPO-DE ROSAのレオナルド・ピニツォット選手が制し、見事ステージ優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢では、約35名にまで絞られた先頭集団に予定通り飯野選手が残ったものの、残り15kmで脱水症状に見舞われてしまい、結局、飯野選手のステージ30位が最高順位となっています。

事前の予報の通り、朝から強い雨が降ったり止んだりを繰り返す生憎の天候のなか迎えた第1ステージ。

宇都宮ブリッツェンは、戦力的に未知数な海外チームがいることも踏まえた上で、戦力の予想がつく国内有力チームの動きを中心にケア。残り1km地点から緩やかな上りが続き、400m地点からは勾配がきつい上り基調のフィニッシュということで、鈴木真理選手や飯野選手を中心選手として、ある程度人数を減らした上でのゴールスプリントを理想形としてレースに臨みました。

鈴木真理選手(宇都宮ブリッツェン)の選手宣誓で締めくくられた開会式を終え、2.3kmのパレード走行でスタートしたレースは、リアルスタートが切られると集団前方で、早速アタック合戦が始まります。

すると12km地点の辺りで、阿部嵩之選手(チーム右京)が単独で飛び出し30秒ほど先行します。

これを、単独の逃げで危険度は低いと見た集団は静観。1級山岳の上りに入る前には、タイム差は1分20秒まで広がります。

更にメイン集団から森本誠選手(Cプロジェクト)が単独で追走を開始。それに3人の選手が反応し、4名の追走集団が形成されます。この4名の追走集団は、程なくして先行する阿部選手(チーム右京)を吸収し、5名の逃げ集団に。メイン集団は優勝候補の選手が入っていないことから、この逃げを容認。逃げの5名とメイン集団はしばらくの間2分20秒から3分程度のタイム差で進んでいきます。

池部(マトリックスパワータグ)
阿部(チーム右京)
森本(Cプロジェクト)
ビア(ヴェロクラブメンドリシオ)
エヴァンス(バジェットフォークリフト)

レースも3分の1の60kmを過ぎ、1級山岳を先頭で通過した阿部選手(チーム右京)が得意の下りで飛ばすと先頭は阿部選手(チーム右京)エヴァンス選手(バジェットフォークリフト)と二人になり、それを追走3名が追い、メイン集団が続くという形になります。

やがて追走の3名はメイン集団に吸収され、2名の逃げとメイン集団は2分ほどのタイム差で推移していきます。

レースは、ほぼ半分の地点となる補給地点の前からメイン集団でアタック合戦が始まり、宇都宮ブリッツェン勢も普久原・中村・郡司の3選手が後手を踏まないようにしっかり対応していきます。

その活性化したメイン集団内から、飯野選手を含む12名が飛び出し、再び単独走行となっていた阿部選手(チーム右京)を吸収して13名の先頭集団が形成されました。

飯野(宇都宮ブリッツェン)
清水(ブリヂストンアンカー)
畑中/西村(シマノレーシング)
阿部(チーム右京)
福島/ピニツォット(チームNIPPO)
黒枝(鹿屋体育大学)
西谷(愛三工業レーシング)
ゴウ/ラボ/ロー(OCBC)
ジュエル(バジェットフォークリフト)

一方のメイン集団では、不利な状況となったチーム右京と逃げ遅れたCプロジェクトが1分45秒ほどのタイム差となったところで牽引を開始。これに先頭に選手を送り損ねたマトリックスパワータグも協力してペースを作りはじめます。

タイム差が効果的に縮まっていかないなか、上り区間を利用して土井選手(チーム右京)とトリビオ選手(チーム右京)が強引にペースを上げると、メイン集団はそれまで続いていたアタック合戦の疲れもあり人数を減らしながら先頭の13名を捕らえました。

この動きで先頭集団の数は40名強にまで絞られ、宇都宮ブリッツェン勢はエースの鈴木真理選手と飯野選手のみとなってしまいます。

レースが振り出しに戻ったことで、今度はそこから清水都貴選手(ブリヂストンアンカー)と鈴木譲選手(シマノレーシング)の2名が飛び出し、ホットスポットへと向かっていきます。

ホットスポットは、鈴木譲選手(シマノレーシング)を突き放した清水都貴選手(ブリヂストンアンカー)が1位で通過、1分遅れの鈴木譲選手が2位通過、さらに1分遅れのメイン集団の先頭を畑中選手(シマノレーシング)が穫り、レースは終盤へと入っていきました。

このタイミングでメイン集団に残っていた鈴木真理選手(宇都宮ブリッツェン)が脚を攣ってしまい集団から脱落。

残り25kmとなり、鈴木譲選手(シマノレーシング)を吸収したメイン集団では、平坦区間で激しいアタックのかけ合いが続き、宇都宮ブリッツェンで唯一メイン集団に残った飯野選手(宇都宮ブリッツェン)がたった一人で集団前方で各チームの動きに必死に対応していきます。

残り15kmになると、単独で逃げていた清水選手(ブリヂストンアンカー)が吸収され、一方、飯野選手(宇都宮ブリッツェン)は脱水症状により動きが止まってしまい、宇都宮ブリッツェンとしては苦しい状況に追い込まれてしまいます。

逆に、メンバー5人全員が残っているブリヂストンアンカー勢が集団コントロールを開始し、残り10km地点の下りで10名が効果的に先頭集団をブレイクしてタイム差を広げていきました。

ガルシア(マトリックスパワータグ)
清水/ルバ/伊丹/初山/モニエ(ブリヂストンアンカー)
トリビオ(チーム右京)
中根/ピニツォット(チームNIPPO)
アンダーソン(バジェットフォークリフト)

先頭の10名はそのままブリヂストンアンカー勢の引きで後続との差を決定的なものとし、ゴール前の上り区間に突入します。

人数に勝るブリヂストンアンカー勢が有利かと思われましたが、その間隙を縫ってチームNIPPOの外国人選手、ピニツォット選手がよいスプリントをみせ、ガルシア選手(マトリックスパワータグ)を抑えてステージ優勝を果たしました。

宇都宮ブリッツェン勢では、終盤に脱水症状に苦しんだ飯野選手が何とかメイン集団の後方でゴール、30位に入ったのが最高順位となっています。

栗村監督コメント
「レース前夜から激しい雨が降るなか迎えた2013年ツール・ド・北海道の第1ステージ。幸いスタート直前に雨はあがり、レース後半には陽も差し込んで、警戒していた寒さよりもむしろ脱水と戦うサバイバルな展開となりました。宇都宮ブリッツェンは、第1&第2ステージが上りゴールということもあって、鈴木真理選手=ステージ狙い、飯野選手=総合狙いという布陣でレースに挑みましたが、序盤~中盤にかけて普久原選手、中村選手、郡司選手などがよく動いてくれたものの、本当の勝負がはじまった後半前に形成された40名の先頭集団に飯野選手しか残れず、その飯野選手も慣れないラインレースで補給に失敗して完全に総合圏外へと脱落してしまいました。完全なる負けレースとなってしまいましたが、明日もレースは続くので、我々が狙えるチャンスをしっかりと認識して、最大限の成果を求めて戦い続けたいと思います。」

text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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