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2013/06/22

Live!!! 全日本選手権ロード U23

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[終盤まで粘りながらも最後にレースを降ろされて無念のDNFとなった堀選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

2012/6/22
全日本選手権ロードレース(大分県のつはる少年自然の家周辺周回コース)
U23男子 135km(15kmx9Laps)
1位 徳田鍛造 鹿屋体育大 4h42m07s 28.71km/h
2位 西村大輝 シマノレーシング +1m55s
3位 山本元喜 鹿屋体育大 +2m57s
4位 広瀬樹 中央大 +3m06s
5位 石橋学 鹿屋体育大 +3m53s
6位 内野直也 EQA U23 +3m59s
7位 徳田優 鹿屋体育大 +8m15s
8位 板橋義浩 日本大 +9m35s
9位 池部壮太 マトリックスパワータグ +10m07s
10位 吉田悠人 日本大 +16m47s
DNF 堀孝明 宇都宮ブリッツェン
DNF 城田大和 宇都宮ブリッツェン
出走=112名/完走=11名

2013年のU23日本ロードチャンピオンを決める「全日本選手権ロードレースU23男子」が、全日本史上最も厳しいといわれる大分県“のつはる少年自然の家”周辺の山岳周回コースで開催され、序盤から勇気をもって飛び出した徳田鍛造選手(鹿屋体育大)が2位の西村選手(シマノレーシング)に1分55秒の大差をつける完璧な独走劇をみせつけて、見事U23全日本ロードチャンピオンのタイトルを獲得しました。

宇都宮ブリッツェンからは堀選手と城田選手の2名が参加しましたが、城田選手はレース中盤にツール・ド・熊野に続く悲運のパンクに見舞われ、掘選手は終盤までメイン集団に留まって健闘したもののレースが動いた6周目にメイン集団から離れてしまい、その後も単独で12番手(完走11名)を走り続けるもラスト2周で降ろされてしまい、2名とも無念のリタイアとなっています。

23歳以下(1991年~1994年生まれ)の日本ロードチャンピオンを決める全日本選手権ロードU23男子が、1周の距離が15kmに対して獲得標高(上り坂区間で得られる標高差)が500mにも達する全日本史上最も厳しい山岳周回コースで開催されました。

レースがスタートするとすぐにいくつかのアタックが試みられますが、これらはすぐに集団に吸収されメイン集団はその数を減らしながら序盤の距離を消化していきます。

レースが動いたのは3周目、日本大学の吉田選手が上り区間でスルスルと単独で抜け出すとメイン集団はこれを容認。

更にタイム差が50秒に広がると吉田選手(日本大)を追って3名の選手がメイン集団からアタックを仕掛けます。

そして4周完了時点ではレースは以下の様な状況となりました。

吉田(日大)
 ↓40秒
池部(マトリックス)
徳田(鹿屋)
住吉(日大)
 ↓先頭から3分
メイン集団(堀選手&城田選手を含む30名)

その後、先頭の吉田選手(日本大)が追走の3名に吸収され先頭は4名になる一方で、メイン集団は若干の牽制状態となりタイム差は4分20秒へと広がっていきます。

レースが動いたのは6周目、頂上付近でメイン集団から西村選手(シマノレーシング)がアタックを仕掛けると下りで8名の追撃集団が形成されます。

この前のタイミングで宇都宮ブリッツェンの城田選手がパンク、レースのスピードが上がったこともありそのまま復帰できずレースを降りることになってしまいます。

一方、下りの苦手な堀選手(宇都宮ブリッツェン)は8名の追走集団から30秒ほど遅れて上り区間に入りますが、重要な選手が数多く動いたタイミングでの遅れは致命的なであり、結局ここで前に残れた11名のみが最終的な完走者となってしまいました。

12番手を単独で走る堀選手(宇都宮ブリッツェン)はラスト2周に入ったところで先頭から10分弱の遅れながらも残念ながらレースを降ろされしまいます。

このあとは残った11名による単独での耐久レース状態となり、序盤から逃げていた徳田選手(鹿屋体育大)が先頭に逃げ残り、メイン集団から追い上げてきたチームメイトの山本選手(鹿屋体育大)や、この日チームメイトなしの単独参加でかなり厳しいマークを受けていた西村選手(シマノレーシング)などとの差をしっかりキープしてラストラップへと突入していきました。

結局、驚異的な粘りをみせた徳田選手(鹿屋体育大)が2番手に上がってきた西村選手に対して1分55秒のタイム差をつけて逃げ切り、23歳以下の全日本チャンピオンタイトルを見事獲得しました。

2位にはアンダー1年目の西村選手(シマノレーシング)。

3位には山本選手(鹿屋体育大)が続きました。

栗村監督コメント
「世界にも類を見ない過酷なコースで開催された今年の全日本選手権ロードレース。初日のU23男子には上りを得意とする堀選手と城田選手が出場し表彰台を目指して戦いましたが、不運があったとはいえ、まだトップとは力の差があることを認めざる得ない結果に終わりました。DNFとなったものの、この厳しいコースで最後のリタイア者となった堀選手、間違いなく多くの才能を持っている城田選手ともに、悔しさと今後に繋がるいくつかの課題を受け取ったのは間違いありません。いつも言う様にロードレースの選手が成長するにはある程度の時間がかかります。うまくいかなくても、ものすごく悔しくても、階段を上るためには努力を継続していくしか方法はありません。二人ともまだU23カテゴリーへの挑戦は残されています。今回の悔しさをバネに、365日後に向けて明日からやれることを一つずつ積み上げていくのみです。」

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