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2012/06/24

Live!!! JPT8戦 JBCF 東日本クラシック

01
[競技生活20年目にして初となるメジャーロードレースでの勝利を飾った廣瀬選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

JPT第8戦
JBCF東日本ロードクラシック(群馬サイクルスポーツセンター)

P1 150km(6kmx25laps)
1位 廣瀬佳正 宇都宮ブリッツェン 3h49m02s 39.29km/h
2位 平井栄一 ブリヂストンエスポワール st
3位 鈴木譲 シマノレーシング st
4位 井上和郎 ブリヂストンアンカー st
5位 森本誠 イナーメアイランド信濃山形JPT +01s
6位 入部正太朗 シマノレーシング +06s
7位 普久原奨 宇都宮ブリッツェン +06s
8位 安原大貴 マトリックスパワータグ +08s
9位 阿部嵩之 シマノレーシング +16s
10位 椿大志 ブリヂストンエスポワール +1m01s
12位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン +1m11s
13位 中村誠 宇都宮ブリッツェン +1m12s
44位 飯野智行 宇都宮ブリッツェン +5m50s
DNF 初山翔 宇都宮ブリッツェン
DNF 若杉厚仁 宇都宮ブリッツェン
DNF 堀孝明 宇都宮ブリッツェン
出走127名/完走48名

Jプロツアー個人ランキング
1位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン 5375P
2位 鈴木真理 cannondale spacezeropoint 4475P
3位 廣瀬佳正 宇都宮ブリッツェン 4075P
4位 飯野智行 宇都宮ブリッツェン 3575P
5位 中村誠 宇都宮ブリッツェン 2951P
6位 鈴木譲 シマノレーシング 2950P

Jプロツアーチームランキング
1位 宇都宮ブリッツェン16800P
2位 cannondale spacezeropoint 9527P
3位 シマノレーシング 9000P

2012年Jプロツアー第8戦となる「JBCF東日本ロードクラシック」が、スピードパワーを要求される群馬サイクルスポーツセンターの6kmサーキットコースで開催され、16名のアーリーブレイクに乗った宇都宮ブリッツェンの廣瀬佳正選手が、最後は5名によるゴールスプリントを見事制して、自身初となるメジャーロードレースでの勝利を手に入れました!

また、注目のルビーレッドジャージ争いでも、増田選手がメイン集団内では2番手の順位となる12位でゴールし、総合2位の鈴木真理選手(キャノンデール)とのポイント差をキッチリとキープしています。

優勝者が中盤以降の動きの中から生まれることの多い群馬サイクルスポーツセンターでの戦いに対し、この日の宇都宮ブリッツェン勢は序盤にアシスト選手たちが動いて、その後後半にかけて好調な選手たちが勝負を仕掛けていくという標準的な戦略でレースに挑みました。

レースがスタートするとすぐにアタック合戦がはじまり、前半を担当する廣瀬選手、普久原選手、若杉選手、そして、本来は後半担当の中村選手なども臨機応変に対応しながらアーリーブレイクに乗るべく距離を重ねていきます。

そんな中、早速2周目に比較的大きめなグループがアタックを成功させます。

先頭16名
阿部/鈴木/入部(シマノ)
廣瀬(宇都宮ブリッツェン)
安原/池部(マトリックス)
内野(ベルマーレ)
井上(ブリヂストン)
丸山/伊藤(マッサ)
遠藤/岡(キャノンデール)
嶌田/若杉(チーム右京)
平井/椿(ブリヂストンエスポワール)

主要チームの多くが乗った逃げに対して、メイン集団はすぐにこれを容認。タイム差は徐々に開いていきます。

先頭16名とメイン集団との差が2分を超えた7周目に入ったところで、3名の選手が追撃グループを形成して前を追い始めます。

普久原(宇都宮ブリッツェン)
森本(イナーメ)
ワンインチー(ボンシャンス)

一方、スピードの上がらないメイン集団では、このコースを得意とする鈴木真理選手(キャノンデール)での優勝を狙うキャノンデール勢が集団の先頭に立ってペースアップを開始。

しかし、2周ほどペースを上げたのちに追撃は崩れて再びメイン集団はスローダウン&不安定な状況となります。

レースが丁度折り返しを過ぎた13周目、1名が脱落して15名となった先頭集団(廣瀬選手含む)と、同じく1名が脱落して2名(普久原選手含む)となった追撃と差は40秒にまで縮小。

そして、14周目には、40km以上のチェイスを実らせた普久原選手(宇都宮ブリッツェン)と森本選手(イナーメ)の2名が、2分以上のタイム差を詰めて先頭集団への合流を果たしました。

再形成された先頭集団は16名
阿部/鈴木/入部(シマノ)
廣瀬/普久原(宇都宮ブリッツェン)
安原/池部(マトリックス)
内野(ベルマーレ)
井上(ブリヂストン)
森本(イナーメ)
丸山(マッサ)
遠藤/岡(キャノンデール)
嶌田(チーム右京)
平井/椿(ブリヂストンエスポワール)

スピードの上がらないメイン集団は既にこの時点で5分以上のタイム差となり、終盤にかけて追い上げるには厳しい状況となってしまいます。

17周目に入ると、逃げ切りが現実味を帯びはじめた先頭集団内でもアタックがはじまり、いくつかの攻撃ののち2名が30秒ほどのリードを奪いました。

先頭2名
阿部(シマノ)
椿(ブリヂストンエスポワール)

30秒差で追走8名
鈴木/入部(シマノ)
普久原/廣瀬(宇都宮ブリッツェン)
安原(マトリックス)
井上(ブリヂストン)
平井(ブリヂストンエスポワール)
森本(イナーメ)

しかし、先頭の2名はスピードを維持することができずに、22周目には一旦吸収されて今度は6名の選手が飛び出します。

鈴木、阿部、入部(シマノ)
廣瀬(宇都宮ブリッツェン)
平井、椿(ブリヂストンエスポワール)

シマノ勢絶対有利な展開かとも思われましたが、先頭集団は再び合流して9名となり、そのまま最終ラップへと突入していきました。

最後の心臓破りの坂で井上選手(ブリヂストン)などが仕掛けると、先頭集団の数は5名に絞られ、そして最後のストレートへ突入。

まずは、井上選手(ブリヂストン)が仕掛け、それを鈴木譲選手(シマノ)がパス、更に若い平井選手(ブリヂストンエスポワール)がまくりにいきますが、インからシッティングのまま廣瀬選手(宇都宮ブリッツェン)が一気に差し込み、見事ロードレース初優勝をとなるビッグな勝利を挙げました。

宇都宮ブリッツェン勢は、粘りの追走を魅せた普久原選手が7位、そして、最終的には1分11秒にまでその差を詰めたメイン集団の2番手&3番手でゴールした増田選手と中村選手が、12位&13位でのフィニッシュとなっています。

廣瀬選手コメント
「今日のレースではアーリーアタックに乗ってチームの主要選手たちを前で待つ動きをするのが自分の主な仕事でした。いつも同様にレースは後半勝負になると考えていましたが、思いのほかメイン集団のペースが上がらず、タイム差が5分を超えてきたところで逃げ切りを意識しはじめました。シマノ勢が力のある3名を送り込んでいたので彼らとの勝負になると思いましたが、今年はスプリントが好調だったのでなんとかうまくゴール勝負に持ち込めるように落ち着いてレース展開をみるようにしました。自転車競技をはじめて20年が経ちましたが、この優勝がメジャーロードレースでの初めての勝利となります。これまではずっとアシストすることばかり考えていたので、2位や3位はあったものの、表彰台の頂点に立つことは1度もなく、また、自分はきっとこのまま1位にならずに引退していくのだろうと感じていました。宇都宮ブリッツェンを立ち上げてからは正直苦しいこともたくさんあったので、この勝利はきっと神様が僕にくれたプレゼントなのだと思います。今日もたくさんのサポーターの方々に応援していただき本当に幸せでした。あんなに応援してもらったらがんばるしかないですからね。皆さんの応援こそが今日の最大の勝因でした。」

栗村監督コメント
「今日のレースも各選手たちはきっちりと自分たちの仕事をこなしてくれました。そして、最後に感動的なゴールが我々を待ち構えていました。これまでのレースでは光の当たることの少なかった廣瀬選手と普久原選手の仕事人コンビに勝負のチケットが渡され、最後にたった一人しか掴むことのできない勝利というを栄冠を廣瀬選手が見事に手にしたのです。廣瀬選手がレースで勝つということは、宇都宮ブリッツェンにとって非常に特別なことです。今日は、監督としてではなくて、ひとりの友人として心から祝福したいと思います。廣瀬キャプテン、おめでとう。」

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