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2012/06/17

Live!!! JPT7戦 JBCF 富士山HC

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[最後は手を挙げる余裕がないほど消耗した増田選手が森本選手との激闘を気力で制した]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

・2012/6/17  JPT第7戦
JBCF富士山ヒルクライム(静岡県小山町ふじあざみライン)

P1 11.4km(標高差1,200m/平均勾配10%/最大勾配22%)
1位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン 43m19s 15.78km/h
2位 森本誠 イナーメアイランド信濃山形 +4s
3位 飯野智行 宇都宮ブリッツェン +56s
4位 櫻井一輝 なるしまフレンド +1m58s
5位 山下貴宏 マトリックスパワータグ +2m40s
6位 狩野智也 TeamUKYO +2m45s
7位 屋部佳伸 チバポンズ川口農園cyclowired +3m19s
8位 王胤之 ボンシャンス飯田JPT +3m25s
9位 清水英樹 EsperanceStage/WAVEONE山口 +3m31s
10位 中村誠 宇都宮ブリッツェン +3m36s
15位 堀孝明 宇都宮ブリッツェン +4m14s
46位 普久原奨 宇都宮ブリッツェン +7m41s
63位 初山翔 宇都宮ブリッツェン +10m08s
80位 若杉厚仁 宇都宮ブリッツェン +12m30s
82位 廣瀬佳正 宇都宮ブリッツェン +13m24s
出走89名/完走89名

Jプロツアー個人ランキング
1位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン 4925P
2位 鈴木真理 cannondale spacezeropoint 4025P
4位 飯野智行 宇都宮ブリッツェン 3425P
3位 初山翔 宇都宮ブリッツェン 2900P
5位 廣瀬佳正 宇都宮ブリッツェン 2575P
6位 中村誠 宇都宮ブリッツェン 2501P

Jプロツアーチームランキング
1位 宇都宮ブリッツェン14250P
2位 cannondale spacezeropoint 8777P
3位 TeamUKYO 8500P
4位 シマノレーシング 6675P
5位 マトリックスパワータグ 5800P
6位 パールイズミスミタラバネロ 4700P

2012年Jプロツアー第7戦となる「JBCF富士山ヒルクライム」が、静岡県小山町にあるふじあざみラインの激坂ヒルクライムコース(全長11.4km/標高差1,200m/平均勾配10%/最大勾配22%)で開催され、宇都宮ブリッツェンの増田成幸選手が、一昨年の同レースチャンピオンである森本選手(イナーメアイランド信濃山形)との激戦を見事制し、先週の栂池高原ヒルクライムに続いて、ヒルクライムレース2連勝を飾りました。

増田選手(宇都宮ブリッツェン)はJプロツアーのランキング争いでも2位の鈴木真理選手(cannondale spacezeropoint)との差をきっちりと広げ、ルビーレッドジャージを着実にキープしています。

先週の勝利に引き続き、この日も増田選手での優勝を狙う宇都宮ブリッツェン勢は、フルメンバーの8名で霊峰富士山への戦いに挑みました。

レースがスタートすると、栂池高原ヒルクライム同様に、増田選手(宇都宮ブリッツェン)と飯野選手(宇都宮ブリッツェン)の二人が集団前方に上がり、周りを確認しながら落ち着いてレースを進めていきます。

まず最初に動きをみせたのは、国内トップクライマーの長沼選手(VAX RACING)と、先週の栂池高原ヒルクライムで2位に入った平塚選手(シマノレーシング)の強力な2名。序盤の直線区間からペースを上げて、積極的にレースをリードしていきます。

この動きで先頭集団の数ははやくも10名ほどに絞られ、更にそこから有力クライマーたちが先頭交代を繰り広げながらスピードを上げていき、ゴール地点の富士山五合目を目指していきました。

レース中盤に入り、先頭グループは更に人数を減らし、勾配がキツくなりはじめるコース後半に入ったところで3名の選手がリーディンググループを形成します。

森本誠 イナーメアイランド信濃山形
増田成幸 宇都宮ブリッツェン
飯野智行 宇都宮ブリッツェン

一昨年のこのレースのチャンピオンであり、一時はヒルクライムレースで敵なしの強さを誇った森本選手(イナーメアイランド信濃山形)が、復活の走りでハイペースを維持していきます。

しばらくすると、まず飯野選手(宇都宮ブリッツェン)が遅れはじめ、そして増田選手(宇都宮ブリッツェン)までもが少しずつ差を広げられていきます。

5月から続いたUCIレースでの疲労の影響がまだ若干残る増田選手(宇都宮ブリッツェン)は、森本選手(イナーメアイランド信濃山形)のペースに苦しみピンチに陥りますが、なんとか気力で耐え、20~30mの差を保ったまま激坂区間を消化していきます。

そして、ゴールが近づいてくると増田選手(宇都宮ブリッツェン)が再び森本選手(イナーメアイランド信濃山形)との差を縮めはじめ、逆にリードを奪って最終のインターバル区間へと突入しました。

結局、粘る森本選手(イナーメアイランド信濃山形)に対して4秒のリードを守った増田選手(宇都宮ブリッツェン)が苦しみながらもこのレースを制し、同レース2連覇を達成しました。

宇都宮ブリッツェン勢は、3位に飯野選手、そして先週に引き続いて良いクライミングをみせた中村選手も10位に食い込み、チームポイントを積み重ねることに成功しています。

増田選手コメント(ブログより)
「先週のJPT第6戦に続き2連勝を飾ることが出来ました!今日のレースは相当苦しめました…。森本選手は強くて、途中何度もキツい場面があり、最後は気力と根性を振り絞って何とか勝てた感じです。富士山五合目にゴールした時は、もう何も残っていないぐらい。支えて下さるスポンサーや応援してくださる方々のためにも、今日は負けられないレースでした。その事を思うだけで、不思議と力が湧いてくるもので。こんな環境の中で戦えるのは、幸せなことだなと感じています。いつも応援して頂き、本当にありがとうございます。今日は自分の弱さを思い知らされたレースでもありました。自分には、ここで足踏みしている暇はありません。日々成長していけるように、真剣に自転車と向き合っていきます。」

栗村監督コメント
「エースのみが知る計り知れないプレッシャーのなかで、増田選手がヒルクライムレース2連勝&同レース2連覇を達成しました。同じコースで開催されたTOJ第4ステージの増田選手のタイムは42分33秒。今回の優勝タイムはそこから46秒遅かったことからわかるように増田選手のコンディションは決して良い状態ではありませんでした。復活したヒルクライムスペシャリストの森本選手との攻防は相当にキツかった様ですが、そんな中でもキッチリと勝利を得たということは、増田選手が更なる成長を続けていることを示していると思います。年間のシリーズ戦でリーダーを守るという作業は、コースによって変わる各レースのスペシャリストや、コンディションのピークを迎えた好調な選手たちを相手に、その都度自分の状態に関わらず対等な戦いを続けていく必要がある非常に難しいチャレンジです。来週からは、東日本クラシック&西日本クラシックという、距離150kmの本格的なロードレースが続きます。夏を迎えて最初の疲労のピークがやってきますが、チーム全体で集中力を維持し、重要なこの時期をしっかりと乗り切っていきたいと思います。」

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