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2011/07/31

Live!!! JPT10戦 JBCF 東日本クラシック修善寺

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[2周目に形成された7名の先頭集団に初山・小坂・若杉の若手3選手がはいる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[この日も厳しい展開のなかでストレスを受ける走りを強いられた増田選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[チームから勝利を託された初山選手が鈴木譲選手と共に二人で逃げ続ける]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[最後は独走でメジャーレース初優勝を挙げた鈴木譲選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

2011/7/31  JPT第10戦
JBCF東日本クラシック修善寺大会(静岡県日本CSC)

P1  100km(5kmx20Laps)
1位 鈴木譲(シマノ)3h02m31s 32.87km/h
2位 鈴木謙一(アイサン)+13s
3位 鈴木真理(シマノ)+33s
4位 ヴィンチェンツォ・ガロッファロ(マトリックス)+51s
5位 伊藤雅和(アイサン)+1m00s
6位 岩島啓太(ナルシマ)+1m09s
7位 初山翔(宇都宮ブリッツェン)+1m16s
8位 西薗良太(シマノ)+2m20s
9位 畑中勇介(シマノ)+2m21s
10位 永良大誠(マトリックス)+2m37s
11位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)+2m44s
14位 中村誠(宇都宮ブリッツェン)+3m33s
20位 柿沼章(宇都宮ブリッツェン)+5m25s
25位 廣瀬佳正(宇都宮ブリッツェン)+5m37s
DNF 小坂光(宇都宮ブリッツェン)
DNF 若杉厚仁(宇都宮ブリッツェン)
DNF 辻善光(宇都宮ブリッツェン)

Jプロツアー個人ランキング
1位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) 6150P
2位 畑中勇介(シマノ) 5275P
3位 西薗良太(シマノ) 4150P

Jプロツアーチームランキング
1位 シマノ 15875P
2位 宇都宮 15278P
3位 アイサン 7851P

2011年Jプロツアー第10戦の「JBCF東日本クラシック修善寺大会」がアップダウンの厳しい日本CSC5kmサーキット(右回り)で開催され、2周目に8名で飛び出したシマノレーシングの鈴木譲選手が後半にもう一度仕掛けてラスト20kmを独走し、メジャーレースでの初優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、8名のエスケープグループに、初山・小坂・若杉の3選手が入ってレースを積極的にリード。中盤過ぎには、初山選手が優勝を飾った鈴木譲選手(シマノ)と共に二人で抜けだして勝利を目指しましたが、結局、終盤の攻防で失速して初山選手の7位が最高位となっています。

朝から雨が降ったり止んだりする不安定なコンディションのなかで開催された「JBCF東日本クラシック修善寺大会」は、震災の影響で開催中止となった春先のいくつかのレースの代替え大会として急遽設定されたレース。

宇都宮ブリッツェンはここ2戦シマノ勢に破れているので、セカンドエースの中村選手と初山選手を前半から動かし、エースの増田選手以外でも勝ちを狙える2パターンの戦略を軸にレースに挑みました。

レースがスタートすると、前半の動きを担う小坂選手(宇都宮ブリッツェン)が福島選手(トレンガヌ)と共に抜け出します。

2周目に入り、先頭の2名に更に6名が合流してリーディンググループは8名となりました。

その後、ヘルメットの破損により福島選手が脱落し先頭集団は7名となります。

初山・小坂・若杉(宇都宮ブリッツェン)
鈴木譲(シマノ)
鈴木謙一(アイサン)
永良(マトリックス)
五十嵐(フジサイクリングタイム)

宇都宮ブリッツェンは、小坂選手のほかに、東日本クラシック石川大会でも長距離を逃げ続けた若杉選手とセカンドエースを任された初山選手も入り、ミーティングで話し合った「逃げて勝つ」という攻めの展開に持ち込みます。

一方、メイン集団はここ数戦同様、有力チームは殆ど動きをみせず、先頭の7名との差は最大で2分50秒ほどまでに開いていきます。

レースが動き始めたのは中盤過ぎ、まず、先頭集団内で鈴木譲選手(シマノ)がアタックを仕掛け、これに初山選手(宇都宮ブリッツェン)が反応して2名の先頭集団が形成されます。

時を同じくして、メイン集団でもシマノ勢が揺さぶりを開始。

初山選手での勝利を狙いたい宇都宮ブリッツェンはこの動きには同調はせず、西園選手(シマノ)や畑中選手(シマノ)の攻撃に増田選手(宇都宮ブリッツェン)が応じる状況が続きます。

残り30kmを過ぎた辺りで、アタックの繰り返されていたメイン集団からようやく4名の追撃グループが抜け出します。

ガロファロ(マトリックス)
鈴木真理(シマノ)
伊藤(アイサン)
岩島(ナルシマ)

宇都宮ブリッツェンは、この追撃グループに誰も乗ることができず、ここまで優位に進めてきた展開が一気に悪化していきます。

西園選手・畑中選手(シマノ)と増田選手(宇都宮ブリッツェン)のランキング上位3名は脚はあるものの、完全に別のレースを行う状況となってしまい、勝負は序盤から逃げている選手たちと、追撃を仕掛けたメンバーたちとの戦いとなっていきました。

先頭は2名
鈴木譲(シマノ)
初山(宇都宮ブリッtェン)

追撃は5名
鈴木謙一・伊藤(アイサン)
鈴木真理(シマノ)
ガロファロ(マトリックス)
岩島(ナルシマ)

残り20kmとなり先頭集団にいた初山選手(宇都宮ブリッツェン)が脱落。

代わって、追撃集団から鈴木謙一選手(アイサン)が再度前に上がるアタックを決め、先頭の鈴木譲選手(シマノ)を追いはじめます。

しかし、粘る鈴木譲選手(シマノ)は自身初なるメジャーレースでの勝利に向けて快走、結局追い上げた鈴木謙一選手(アイサン)に13秒のタイム差をつけて初優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢では、脚が痙って消耗しきった初山選手がなんとか追撃グループに食らいついて7位でゴール。ルビーレッドジャージを着る増田選手は、この日もシマノコンビの波状攻撃を一人で受けることになり、最後は11位でのフィニッシュとなっています。

この結果、チームランキングではシマノレーシングが首位に立ち、宇都宮ブリッツェンは2位に転落。一方、個人ランキングでは増田選手が変わらず首位をキープしています。

栗村監督コメント
「7月のJプロツアー3戦は全てシマノに獲られました。悔しいですがこれが現時点での実力差です。応援してくださる皆さんには申し訳ないですが、引き続き前を向いて戦っていくしかありません。一方で、今回のレースでは新たな収穫もありました。初山選手(22)、小坂選手(22)、若杉選手(21)の、チーム内では最も若い3選手がリーディンググループに入り、勝つためのレースを展開したことです。最後は、初山選手が先輩格の鈴木譲選手(シマノ)や鈴木謙一選手(アイサン)の耐久力に敗れる結果となりましたが、ミーティングで決めた内容を若手のみで創りだせたことは今までになかったことです。現状では、登りが含まれるコースにおいて増田選手の力が際立っているため、彼が最終局面で孤立して集中攻撃を受けるシーンが目立っています。今後は、一人一人がベース能力を向上させ、勝負が始まる時の数的不利を解消しなければ、いくら増田選手が強くても勝つことが難しい状況が続いてしまいます。しばらくは戦略面で工夫をしながら勝利を目指していくしかないですが、選手たちは皆いつか力勝負で勝ちきることを求めています。いつも同じ表現となってしまいますが、引き続き地道に努力を継続しながら理想を追っていきたいと思います。今回もたくさんの応援ありがとうございました。」

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