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2011/06/26

Live!!! 全日本選手権エリートロード

01
[多くの報道陣やファンが会場に詰めかけた全日本選手権ロードが間もなくスタート]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[アーリーアタックに小坂選手がキッチリと対応して6名で逃げ続ける]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[小坂選手がメイン集団に戻ったあと追撃を行う辻選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[強力な高速巡航能力を生かして先頭集団との差を詰めていく廣瀬選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[エースの増田選手を守るために献身的な走りをみせる柿沼選手と中村選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[終盤の仕事を担当した初山選手と柿沼選手が力尽きてメイン集団から遅れる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[チームの期待を一身に受けた増田選手が勝利を目指して最後の瞬間に備える]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[増田選手のアタックにより形成された5名のスプリントを制したのは別府選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[期待というプレッシャーを受けながら先頭集団内でゴールする増田選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

全日本選手権ロードレース男子エリート(岩手県八幡平)

201.5km(15.5km x 13Laps)
1位 別府史之(レディオシャック) 5h13m05s
2位 新城幸也(ユーロップカー) +0s
3位 清水都貴(ブリヂストン) +0s
4位 西薗良太(シマノ) +0s
5位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) +3s
6位 鈴木譲(シマノ) +11s

日本一を決める戦い『全日本選手権ロードレース男子エリート』が、岩手県八幡平の一般公道を使用した1周15.5kmのシンプルなサーキットコースで開催され、チームメイトがいない状況下で序盤から積極的に動き続けた別府選手(レディオシャック)が、最後は5名によるゴールスプリントを制し、自身2度目となる全日本タイトルを獲得しました。

宇都宮ブリッツェン勢は、チームメイトの献身的なサポートを受けた好調の増田選手が最終局面まで先頭集団に残り、チームとしてのベース目標だった6位を上回る5位でフィニッシュしました。

シーズンのなかで最も重要なレースの一つである全日本選手権ロードレース、宇都宮ブリッツェンは好調の増田選手と昨年同レースで10位のリザルトを残している中村選手を軸に頂上決戦に挑みました。

各選手たちが高い緊張感を放ちながらレースがスタートすると、すぐに6名の選手がアタックを決めます。

佐野淳哉(ダンジェロアンティヌッチィ)
小坂光(宇都宮ブリッツェン)
阿部嵩之(シマノ)
鈴木謙一(アイサン)
小室雅成・斎藤祥太(湘南ベルマーレ)

長丁場のレースのためメイン集団はこのアタックを見送り、タイム差はみるみると開いて5分を超えるまでになりました。

その後、単独参加の別府選手(レディオシャック)などを中心にこの逃げを警戒した選手たちが複数回アタックを仕掛けて集団のスピードを上げ、タイム差は3分台へと縮まります。

ほどなくして別府選手(レディオシャック)が再びアタックを仕掛け、村上選手(シマノ)と共に先頭の6名を追いはじめました。

レース前半にも関わらず別府選手(レディオシャック)と佐野選手(ダンジェロアンテヌッチィ)という二人の優勝候補が動いたことでメイン集団も反応をみせ、アイサンレーシングを中心とした追走の動きが組織されます。

100km付近(全201.5km)で別府選手(レディオシャック)と村上選手(シマノ)が先頭集団に追いつくと、先頭集団は再編成されて5名の逃げに変わりました。

佐野淳哉(ダンジェロアンティヌッチィ)
鈴木謙一(アイサン)
阿部嵩之・村上純平(シマノ)
別府史之(レディオシャック)

宇都宮ブリッツェンは、先頭集団に入っていた小坂選手が遅れたことで、メイン集団の追撃の動きに参加。まず、メイン集団に吸収された小坂選手が最後の力を振り絞って下り区間を引き、その後、辻選手が主に平地区間でローテーションに加わって、更に廣瀬キャプテンも強力な追走をみせはじめます。

先頭集団に鈴木選手を送り込みながらもプライドを持った追撃を続けるアイサン勢を中心に、宇都宮ブリッツェン、ユーラシアなどが追撃をマネージメントして、レースは中盤から後半へと向かっていきました。

150km付近、メイン集団が別府選手(レディオシャック)と佐野選手(ダンジェロアンテヌッチィ)を含む危険な逃げを吸収。レースは振り出しに戻って再びアタック合戦がはじまります。

宇都宮ブリッツェンはここまでフォアザチームに徹した、小坂選手・辻選手・廣瀬選手が役目を終え、代わって次のアシスト役として初山選手と柿沼選手が動き出しました。

繰り返されるアタックから増田選手と中村選手を守るべく献身的に動き続ける柿沼選手と初山選手。

そんな中、残り25km付近で危険な4名の逃げが形成されます。

奈良基(トレンガヌ)
盛一大(アイサン)
畑中勇介(シマノ)
伊丹健治(ブリヂストン)

タイムは一気に30秒ほどまで開きますが、すぐに初山選手と柿沼選手が追走の動きをみせ徐々にその差を縮めていきます。

そしてこの逃げは間もなく吸収され、力尽きた柿沼選手と初山選手は静かにメイン集団から離れていきました。

最終局面に入って先頭集団の数は24名。宇都宮ブリッツェンはこの中にエースの増田選手と中村選手が残り、増田選手が勝負をかけるポイントとして想定していた最後の上りに向かっていきます。

上りに向かう下り&平地区間でも多くのアタックが繰り返されますが、ここでも中村選手が増田選手のために献身的に動いて全てのアタックに反応。

そして、いよいよ最後の上り区間に突入し、ここまでチームメイトたちによって大切に守られてきたエースの増田選手が本当の攻撃を開始しました。

増田選手(宇都宮ブリッツェン)と西園選手(シマノ)が交互にアタックを繰り返すとメイン集団は崩壊し7名の先頭集団が形成されます。

鈴木譲・西薗良太(シマノ)
増田成幸(宇都宮ブリッツェン)
別府史之(レディオシャック)
新城幸也(ユーロップカー)
清水都貴(ブリヂストン)
西谷泰治(アイサン)

アタックを仕掛ける増田選手(宇都宮ブリッツェン)と西園選手(シマノ)に対して、スプリントを意識して対応する別府選手(レディオシャック)・新城選手(ユーロップカー)・清水選手(ブリヂストン)の3名、そして苦しんで遅れかける鈴木譲選手(シマノ)と西谷選手(アイサン)という形でラスト2kmを通過。

そして、最終局面を迎え鈴木譲選手(シマノ)と西谷選手(アイサン)が遅れはじめ、残った5名でのゴールスプリントに雪崩込んでいきます。

5名のなかで最初にスプリントを開始したのは別府選手(レディオシャック)、コーナーのイン側をトレースしながらゴールに向けて加速して、そのまま追いすがる新城選手(ユーロップカー)を抑えて両手を高々と挙げてゴールしました。

2位に新城選手(ユーロップカー)、3位には清水都貴選手(ブリヂストン)が続きました。

献身的に働いてくれたチームメイトのために攻撃を繰り返した増田選手は、スプリント勝負に絡めずに5位でゴール、それでも胸を張れるレース展開をみせて先頭集団内でのゴールを果たしました。

栗村監督コメント
「各自がミーティングで決めた役割を完璧にこなした素晴らしいレースでした。もちろん5位という結果に満足をしてはいけませんが、発足3年目の宇都宮ブリッツェンがトップチームとしての走りと結果を、全日本選手権という最高の場で示せたことは大きな意味があると感じています。宇都宮ブリッツェンの選手たちを誇りに思いますし心から尊敬しています。そしてこのチームを応援して下さる全ての皆さんに改めてお礼を言いたいです。今回も本当にありがとうございました。今後も我々は進み続けますので、引き続き宜しくお願いいたします。」

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