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2016年12月

2016/12/31

オランダ遠征③

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Norgのレースの後、1日挟んでVordenとLoenhoutの連戦でした。

ということでレースの振り返り。

まずはVorden。
Norgよりも有力選手が多かったので、よりハイレベルなレースになることが予想されたが、ステイ先のヒュープ夫妻も応援に来てくれたので、良い走りをしたいと思っていた。
コースは主に森の中とそれを貫く舗装路を使ったアップダウンの少ないハイスピードコース。少しでもラインを外すと路面が重く、一気にスピードダウンしてしまう。終始パックで走りつつ、前走者のラインをしっかりトレースできないと話にならない。

今回もUCIポイントを持っていたため最前列スタート。
しっかり決めて4番手でコースイン。
しかしすぐにコーナーで被せられて7番手あたりまで下がる。
こちらのレースでは、見慣れない日本人に前を走られたくないということもあると思うが、隙を見せるとすぐに割り込まれるので、ポジションの確保にも気が抜けない。

順位をキープしたまま2周目に入り、冷静に走れていたのでかなり良い感じだと思っていた矢先、前走者が丸太越えのバニーホップに失敗し、そこに自分も思い切り突っ込んで落車。
すぐに立ち上がって次のパックに入るが、リズムを失い、それまでスムーズに走れていたラインを何度か外してしまって後方へ沈む。
なんとか粘り、ピットの池本さんや松井さん、ヒュープさんの応援を受けて2周ほど走った頃には冷静になって自分のリズムを取り戻すことができた。
中盤からしばらく12位争いの4人のパックで進む。
ペースは速く、自分の限界に近いものの、落ち着いて走れている自分に少しずつ自身が湧いてくる。
そしてラスト3周のホームストレートを抜け、テクニカルなコーナーの手前で自分からアタック。
コーナーをそれまでで一番のスピードでクリアし、引き離しにかかる。
終盤に入ると皆がキツいので、折り返しのコーナーで後ろもバラけているのが見えた。
その中から1人だけ追い上げてきていたので、ラスト2周に入ってからは全開。
ペースを上げたため、前から落ちてきた選手も1人見えてきた。
間に挟まれる形だが、とにかく前だけを見て追いつくことだけを考えて走る。
10m程の差で最後のホームストレートに入り、もがいたが結局追いつけず。
12位でフィニッシュした。

限界まで追い込んでいたので、池本さんに支えてもらわないと立っていられなかった。
こんなに追い込んだレースができたのはこれまでで初めてかもしれない。
レース後、皆に良い走りだったと言ってもらえてとても嬉しかった。

ナショナルレースで得られる経験は本当に多い。
レースの規模は日本のそれと変わらないけれど、コースの難しさも選手の貪欲さも全然違う。
その辺はまた改めて書けたらなと思う。

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2016/12/27

オランダ遠征②

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オランダ遠征初戦のナショナルレースNorgを走ってきました。
コースは森の中のシングルトラックがメインなアップダウンのある砂のコース。
今回は池本さん、シマノの松井さんにサポートしていただきました。

「結果にこだわらず、とにかく前だけを見て積極的なレースを」とアドバイスをもらい、レースに臨みました。

スタートは、池本さんが僕がUCIポイントを持っていることを主催者に伝えておいてくれたおかげで1番最初にコールされ、最前列スタート。
スタートダッシュもうまくいき、4、5番手あたりでほぼ180度ターンのコーナーに全開で突っ込んでいく。
ここで混戦の中路面状況を見ることができなかったため、木の根にヒットしてしまい、その衝撃でハンドルの角度が思い切り前のめりに。幸い落車せずに済んだが、走りながら角度を直したりしていたのでその間に10番手あたりまでポジションを下げてしまった。
すぐに気を取り直して前の選手に付いていく。
直線区間に入るたびに全開のもがき。
そこからのテクニカルな砂セクションは冷静なバイクコントロールが必要なので、高い集中力が求められる。
まさにジェットコースターのようなコース。
めちゃくちゃきついけど身体はしっかり動いて調子は良かったので冷静に走ることができた。
皆限界のスピードで攻めているので他の選手も何人か落車していた。
1周目の終わりにバイクチェンジして、再出発。その間にも抜かれてしまったが、しっかりと付いていって森の中で交わす。
中盤に再度バイクチェンジしてさらに前を追っていく。
前に3人のパックが見えていて、こちらは2人。しかし一緒に走っていた選手がタレ始めたため単独で3人を追う。
ラスト2周に入ると前もバラけてきていたので、最後までプッシュ。
最終周回はとにかく全開で攻めて、あと一歩のところまで詰めたがそこでフィニッシュ。
結果は12位。
やっぱりこっちのレースは選手もコースもレベルが高い。
とにかくスピード、パワーが求められるし、スピードがゼロになるようなコーナーはほとんどないので攻めていかないと話にならない。でもうまくこなせばどのコーナーも流れるように進んでいく。


この1レースだけでもかなり得るものがありました。
帰りは松井さんのお家に寄って夕食をご馳走になり、色々お話ししたり、お子さんと遊んだりして楽しい時間を過ごしました。
1日挟んでまたナショナルレースを走るので、さらに上を目指して走りたいと思います。

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2016/12/26

オランダ遠征①

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無事オランダでの生活がスタートしています。
今回の遠征はフリッツェンの池本選手と2人です。
色々と手配していただき、今回の遠征が実現しました。
ステイ先のヒューブ家も池本さんが長年ステイして来た場所で、とても快適に過ごさせていただいています。
移動の疲れもあってか到着した日は10時間も寝てました。。。

翌日の今日はバイクを組んで1時間ちょっとのライド。

写真の場所はヘースワイク城という古城で、中には今も人が住んでいるんだとか。
そんな場所も通りつつ、長距離移動で固まった身体をほぐしてきました。
近くには森がたくさんあってシクロクロスの練習環境としては最高。
明日レースなので森に入りたい気持ちを抑えて帰ってきましたが、チャンスがあれば遠征中一度は行っておきたいところ。

ちなみに今回の遠征では2週間の滞在で5レースを予定しています。
スケジュールは以下の通り。
日本からの応援よろしくお願いします。

①12月26日(月) Norg(オランダ ナショナルレース)
②12月28日(水) Vorden(オランダ ナショナルレース)
③12月29日(木) Loenhout(DVV Verzekeringen Trofee)
④1月1日(日) Baal(DVV Verzekeringen Trofee)
⑤1月4日(水) Surhuisterveen(オランダ UCIレース)

参考までに、
①〜②はオランダ国内のレースで、オランダのアマチュア選手が主に出走するレース。
③〜④は世界最高峰のシリーズ戦。トップクラスの選手が走ります。
⑤は③、④と比べると一段落ちるものの、ヨーロッパのプロ選手も走るオランダのUCIレース。
いずれも日本人選手からするとレベルの高いレースなので、苦戦を強いられると思いますが、経験を積んで少しでも強く、上手くなって帰りたいと思います。

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2016/12/25

全日本選手権を終えて

ブログでの報告が遅くなりましたが、全日本選手権、3位でした。

Facebookでも書きましたが、今回のレースに対する思いはこれまで走ったどのレースよりも強かったです。
「選手人生で1番の大舞台、絶対勝たなきゃいけないレース」
だと思っていました。
そんなレースが終わってしまったので、まだシーズンは続きますが、正直心にぽっかりと穴が空いてしまいました。
できうる限りの準備をして、最高のサポート、応援を受けて、これで勝てなかったらもう勝てないんじゃないか、とかネガティヴな気持ちになって、未だに気持ちが前に向かえていないような。

でも、2週間経ってようやく、いつまでもそんな気持ちを引きずって怠けている場合じゃないな、と思えるようになってきました。
そろそろスイッチ入れてまた頑張ります。

さて、そんなわけで話が飛びますが、今僕はオランダに来ています。
この年末年始、オランダとベルギーのレースをいくつか走ってきます。
めちゃくちゃハードなレースに自分を叩き起こしてもらって、2週間の遠征を実りあるものにしたいと思います。

またブログアップします。
では。

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2016/12/10

全日本選手権

明日は全日本選手権。
このレースのためにやれることは全てやってきました。
調子もバッチリ合わせたし、あとはレースで全力を尽くすだけです。

選手として育ててもらった宇都宮で迎える全日本なので、特別な想いもあります。

明日は会場を真っ赤に染めて応援よろしくお願いします!

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