ツアー・オブ・ジャパン 第5ステージ
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[上:アーリーアタックをつくり勇気を持ってロングエスケープにチャレンジした増田選手]
[下:アジアツアーリーダージャージを着るワン・カンポが貫禄をみせてステージ優勝を飾る]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
5/20(日)~5/27(日)の8日間に渡り、UCI2.2のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」が開催されます。
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5月26日(土)に第5ステージが行われました。
このレースに宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。
廣瀬佳正
普久原奨
中村誠
増田成幸
初山翔
飯野智行
※出場チーム=16チーム
UCI2.2のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の第5ステージが、上りと下りしかない過酷な日本サイクルスポーツセンター特設サーキットコース(1周12.2km)で開催され、ラストラップにアタックを決めた5名の選手によるゴールスプリントを素晴らしい加速で制した香港の英雄ワン・カンポー(香港ナショナルチーム)が、ジャオ(チャンピオンシステム)に対して2秒の差をつけて見事ステージ優勝を飾りました。
個人総合時間順位については、チームNIPPOのバリアーニとアレドンドが危なげなく1位と2位を守っています。
宇都宮ブリッツェン勢は、前日のミーティング通りにエースの増田選手自らがリスクを負ってアーリーアタックに参加し、序盤から積極的に攻めていきます。
1周目に形成された先頭集団は11名。
クラーク(チャンピオンシステム)
パトリック(ジェネシス)
福島(トレンガヌ)
グゥォ(香港ナショナル)
西谷(アイサン)
清水(ブリヂストン)
鈴木譲(シマノ)
平塚(シマノ)
佐野(ニッポ)
増田(宇都宮ブリッツェン)
山本(学生選抜)
このグループ内での総合最上位はシマノの鈴木譲選手で、大きなタイム差を得ているチームNIPPO勢にとっては安全圏の選手であったものの、総合3位と4位につけているアモーレエビータとブリヂストンの2チームにとっては脅威を感じるシチュエーションとなります。
先頭の11名は、先頭交代に加わらない4~5名の選手を除いて均等にローテーションを繰り返し、約2~3分のタイム差をキープしながら淡々と逃げ続け、チームNIPPOがコントロールするメイングループも同じく淡々と距離を刻んでいきました。
レースが終盤に入ると、個人総合時間で警戒感を持つアモーレエビータとブリヂストン勢が動き出し、先頭とのタイム差を徐々に縮めはじめます。
一方、先頭集団でも2回目の山岳賞をきっかけに動きがでて、人数が徐々に絞られていきました。
ラスト2周、6名にまで減った先頭集団(宇都宮ブリッツェンの増田選手含む)に、ようやくメイングループが追いつき、先頭集団の数は22名となります。
宇都宮ブリッツェン勢で残っているのは増田選手のみで、その増田選手も前半から長時間逃げ続けてきたのでかなり厳しい状況に置かれます。
そしてラスト周回に入ると、個人総合時間では遅れている5名の選手がアタックを決め、これをチームNIPPO勢が容認。
結局、この5名が最後まで逃げ切って、アジアツアーリーダーのワン・カンポーが貫禄のステージ優勝を飾りました。
終盤かなり追い込んだ増田選手は、最後のスプリントで若干遅れながらも日本勢では4番手となるステージ18位でゴール。
また、途中の山岳ポイントを2度獲得したので、個人総合山岳でも4番手へ順位を上げています。
非常に難易度の高い今回のレースに於いて、宇都宮ブリッツェンの他のメンバーたちも苦しみながらもなんとか最後まで耐え抜き、チーム総合時間順位を賞金圏内の5位に上げることに成功しました。
栗村監督コメント
「今大会最難関となった修善寺ステージ。失うものがない宇都宮ブリッツェンは、前半からエースの増田選手自らが攻めのレースに打ってでました。結果的には目立ったリザルトを得ることができませんでしたが、南信州ステージで大きくタイムを失った増田選手が富士山&修善寺ステージできっちり挽回し、日本勢では3番手となる個人総合12位にまで順位を上げています。また、団体総合時間でも、日本人チームとしては最上位となる5位をキープ。チーム発足初年度のTOJでは完走者が僅か2名だったことを考えると、6名全員が残り更にこのリザルトで東京ステージに挑めることは大きな進歩だと言えます。最終の東京ステージについては我々にできることは限られてきますが、宇都宮からもたくさんの応援団が駆けつけてくれるとのことですので、何かアピールできる走りを行いたいと思います。」
◆第5ステージ[リザルト]
[Tour of Japan - Japan - 2.2 - Syuzenji 146.4km]
1位 WONG Kam Po 香港チーム 4h32m10s 32.2km/h
2位 JIAO Peng Da チャンピオンシステム +2s
3位 XU Gang チャンピオンシステム +4s
4位 SONNERY Blaise ブリヂストン +11s
5位 YEUNG Ying Hon Ronald 香港チーム +27s
6位 BALIANI Fortunato チームNIPPO +1m07s
7位 OTHMAN Muhamad Adiq チャンピオンシステム +1m07s
8位 WIESIAK Mariusz マトリックス +1m07s
9位 黒枝士揮 学生選抜 +1m07s
10位 佐野淳哉 チームNIPPO +1m09s
18位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン +1m25s
23位 中村誠 宇都宮ブリッツェン +4m34s
31位 初山翔 宇都宮ブリッツェン +9m07s
36位 普久原奨 宇都宮ブリッツェン +9m21s
48位 飯野智行 宇都宮ブリッツェン +19m19s
55位 廣瀬佳正 宇都宮ブリッツェン +19m19s
◆個人総合時間第5ステージ終了時
1位 BALIANI Fortunato チームNIPPO 13h05m05s
2位 ARREDONDO MORENO チームNIPPO +22s
3位 DABROWSKI Jaroslaw アモーレエヴィータ +3m23s
4位 LEBAS Thomas ブリヂストン +3m30s
5位 BUTLER Christpher チャンピオンシステム +6m16s
6位 鈴木譲 シマノレーシング +6m45s
7位 WURF Cameron チャンピオンシステム +7m01s
8位 SONNERY Blaise ブリヂストン +7m04s
9位 佐野淳哉 チームNIPPO +8m38s
10位 LUKSEVICS Viesturs アモーレエヴィータ +8m48s
12位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン 10m52s
21位 初山翔 宇都宮ブリッツェン +16m49s
34位 普久原奨 宇都宮ブリッツェン +26m17s
38位 中村誠 宇都宮ブリッツェン +28m25s
44位 飯野智行 宇都宮ブリッツェン +38m02s
61位 廣瀬佳正 宇都宮ブリッツェン +47m58s
◆個人総合ポイント第5ステージ終了時
1位 WIESIAK Mariusz マトリックス 37P
2位 西谷泰治 愛三工業レーシング 35P
3位 WONG Kam Po 香港チーム 33P
21位 中村誠 宇都宮ブリッツェン 10P
◆個人総合山岳第5ステージ終了時
1位 ARREDONDO MORENO Julian David チームNIPPO 24P
2位 BALIANI Fortunato チームNIPPO 23P
3位 SONNERY Blaise ブリヂストン 13P
4位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン 13P
◆団体総合時間第5ステージ終了時
1位 チームNIPPO 39h24m17s
2位 チャンピオンシステム +15m14s
3位 アモーレエヴィータ +15m50s
4位 ブリヂストン・アンカー +16m16s
5位 宇都宮ブリッツェン +36m05s
6位 香港チーム +38m29s

[今大会最難関ステージとなる第5ステージは朝から良い天候となる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

[早朝から作業をはじめ余裕を持って準備を終える針谷メカ]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

[総合上位を狙う初山選手がスタート前にレースをイメージする]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

[スタートサインを行う普久原選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

[前回TOJに出場した際はこの修善寺ステージでリタイヤした飯野選手が再び難コースに挑む]
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[11名の先頭集団に入り積極的にペースをつくる増田選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

[増田選手が逃げたことによりメイン集団内でチャンスを伺う初山選手]
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[難易度の高いコースで持ち前の粘りを発揮した普久原選手]
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[目黒マッサーがそつなく補給の仕事をこなしていく]
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[相性の良くない修善寺のコースで耐え続ける飯野選手]
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[レース中盤にパンクに見舞われた廣瀬選手だが無事にメイン集団に復帰し完走を果たす]
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[ラスト1周で先頭集団から遅れた中村選手がステージ23位でゴール]
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[ゴールした増田選手はローラーでクールダウンを行う]
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[チームをまとめ自らも最終ステージ東京に向かう廣瀬キャプテン]
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[狙っていた修善寺ステージで遅れてしまい悔しさを隠さなかった中村選手]
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[激戦を終えたTOJは最終ステージへ]
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