2017/12/13

全日本シクロクロス選手権大会

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[上:有力選手勢の接戦を制した小坂光が自身初となる全日本選手権優勝を飾った!]
[下:7年間目指し続けた全日本選手権の表彰台の真ん中に、遂に小坂選手が立った!]
photo(C):Nobuichi.Komori/HATTRICK COMPANY




12月10日(日)に、シクロクロスの日本チャンピオンを決める「第23回全日本シクロクロス選手権大会」が開催されました。




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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の2名がエントリー。

小坂光(シクロクロスチーム)
阿部嵩之(ロードレースチーム)





シクロクロスの全日本チャンピオンを決める年に一度の大一番「第23回全日本シクロクロス選手権大会」が長野県南佐久郡南牧村の滝沢牧場で開催され、有力選手勢の接戦を落ち着いた走りで制した宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手が優勝を飾り、悲願のナショナルチャンピオンジャージに袖を通しました!

宇都宮ブリッツェンにとっても、これが初めてのナショナルチャンピオンジャージの獲得になりました!

今年も、シクロクロスの日本王者を決めるビッグレース「全日本シクロクロス選手権大会」がやってきました。

全選手の憧れであり目標でもある全日本チャンピオンを決めるこのレースは、宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手にとっても最も重要なレースと言えます。

今年の開催地は、小坂選手の生まれ故郷である長野県、南佐久郡南牧村の滝沢牧場。毎年UCIレースが開催される名の知れたコースですが、今回は全日本選手権仕様に変更されたコースでレースが行われることになりました。

レースはスタートから、有力選手勢が飛び出して先頭パックを形成する展開に。小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)もしっかりその中に入ってレースを展開していきます。

2周回目に入ると、先頭は2名のパックが形成され、さらにその後方に2名の3番手パックが形成される展開となります。

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

前田(弱虫ペダル)

横山(シマノレーシング)

沢田(BSアンカー)

3周回目に入ると、先頭パックと3番手パックがジョイン。先頭は4名のパックとなります。

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

前田(弱虫ペダル)

横山(シマノレーシング)

沢田(BSアンカー)

↓ 15秒

竹之内(Toyo Frame)

伸び盛りの若手3選手と先頭パックを形成することになった小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)は、経験豊富な選手らしく落ち着いてレースを展開。何度かアタックを仕掛けて揺さぶりをかけ、再び前田選手(弱虫ペダル)と2名の先頭パックに戻すことに成功します。

4周回目に入っても、先頭は小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)と前田選手(弱虫ペダル)の2名パックの状態は変わりませんが、後方から横山選手(シマノレーシング)がジワジワと迫る展開となります。

5周回目に入ると、3番手を走っていた横山選手(シマノレーシング)が先頭パックに合流。先頭は3名となります。

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

前田(弱虫ペダル)

横山(シマノレーシング)

↓ 25秒

沢田

その後、3名となった先頭パックでは小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)が林区間でスリップして遅れてしまう時間帯もありましたが、しっかり持ち直して先頭パックに復帰。3名の先頭パックのままレースが進んでいきます。

6周回目に入ると、今度は前田選手(弱虫ペダル)が林区間でスリップしてドロップ。先頭は小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)と横山選手(シマノレーシング)の2名となります。

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

横山(シマノレーシング)

↓ 15秒

前田(弱虫ペダル)

7周回目に入るとすぐに、横山選手(シマノレーシング)がスリップダウン。小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)が4秒ほど先行し、単独で先頭を走る展開となります。

しかし、スリップした横山選手(シマノレーシング)もすぐにレースに復帰し、小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)を猛追し始めます。

そしてレースは、先頭を走る小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)と2番手の横山選手(シマノレーシング)とのタイム差9秒で最終周回へ。この頃になると、優勝を争う選手たち全員に疲れの色が見え始め、気力と意地がぶつかり合う好レースとなっていきます。

最終周回に入っても集中を切らすことなく、かつアグレッシブな走りを続ける小坂選手は、大きなミスを冒すことなく安定した走りで最後のストレートへ。後ろを振り返って勝利を確信してガッツポーズでフィニッシュ。

男子エリートに出場するようになって7年目。これまで何度表彰台に上がっても届かなかった表彰台の頂上にようやく上がり、悲願のナショナルチャンピオンジャージに袖を通しました!

小坂選手コメント

「ようやく、勝てました!宇都宮ブリッツェン入団してから9年目になりますが、いつも変わらずサポート・応援していただいてありがとうございました!ようやく恩返しができたかなぁと思っています。今日のレースは序盤から積極的にいって主導権を譲らずに走りきれたことが勝因かなと思います。難しいコースコンディションの中で落車もありましたが、最後まで“イケる!”と自分に言い聞かせて走り切りました。まだシーズンは続きますが、ひとまずチームで勝ち獲った勝利の喜びを味わいたいと思います。これからは全日本チャンピオンとして、日本のシクロクロスをリードしていける存在になりたいと思います」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY





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◆[リザルト

[第23回全日本シクロクロス選手権大会 - 男子エリート - 60m - ]

1位 小坂光 (宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム) 1h03m51s

2位 横山航太 (シマノレーシング) +08s

3位 前田公平 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +37s

4位 沢田時 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +37s

5位 竹之内悠 (Toyo Frame) +1m04s

6位 丸山厚 (BOMA/ROND BiCYCLE) +1m29s

7位 兼子博昭 (スワコレーシングチーム) +3m11s

8位 小坂正則 (スワコレーシングチーム) +3m13s

9位 松本駿 (TEAM SCOTT) +3m34s

10位 宮津旭 (PAXPROJECT) +3m35s
31位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) −2Laps

出走=69名/完走=20名




Cx_01
[レース前日に設けられた試走時間に合わせて会場入り。早速バイクが準備される]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Cx_02
[公式試走時間になり、小坂選手と阿部選手が試走を開始する]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[雪で覆われたコースの感触を確かめるように試走を重ねる小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[タイヤチョイス、空気圧など細部に至るまでメカニック陣と意見交換する]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[セッティングを変えたバイクで再びコースインして試走を重ねる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[試走と意見交換を何度も繰り返しながら試走時間をフルに使った]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[レース当日も南牧村は快晴。その影響でコースの雪も溶け始める]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[前日は雪に覆われていたコースも一転して泥の難しいコンディションに]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[前日とは全く異なるコースコンディションに、小坂選手の試走にも熱が入る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[これまでチームで積み上げてきた知識と経験を総動員して、タイヤと空気圧の最終セッティングが決まる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[スタート時間に合わせて小坂選手と阿部選手がアップを始める]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[大舞台に呑まれることなく自分のリズムでアップを続ける小坂選手に優勝への期待がかかる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[不得手の泥に加え60番スタートと阿部選手には不利な状況だが、最善を尽くすためにアップを続ける]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[ゼッケン1番の小坂選手が最初にコールアップされスタートラインに並ぶ]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[今シーズン重ねてきた努力を余すところなく発揮したい小坂選手が集中した表情を見せる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[スタートまで30秒となり、会場の緊張感が一気に高まり始める]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[前田選手にホールショットを許すもその後方で落ち着いてレースをスタートさせる小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[序盤から小坂選手と前田選手がレースをリードする展開となる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[60番スタートの阿部選手も一気に順位を上げてさらに前を目指す]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[スタートから安定した走りを見せる小坂選手が先頭パックを堅守する]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[有力選手4名の先頭パックがピットエリアを通過してメイン会場へと向かう]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[阿部選手は60番から着実に24番手ほどにまで順位を上げ、なおもプッシュの走り]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[先頭パックは競い会う展開のままバギーコースを進む]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[揺さぶりのアタックで上手く抜け出した小坂選手が前田選手と2名の先頭パックを形成]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[相手の状況に左右されず、ただひたすらに自分の走りを続ける小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[何度も試走を重ねた深い溝を軽快に飛び越えていく]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[しっかりと集中した表情でギリギリの争いを展開していく]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[手前でスリップするもすぐに持ち直してシケインをクリアしていく小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[手前の林区間でスリップして転倒してしまい先頭パックから若干遅れてしまう]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[転倒に慌てることなくレースに復帰した小坂選手が先頭パックにも復帰する]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[互いにギリギリまで攻める走りをする先頭パックでの戦いが続く]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[両側ともに斜面になったフライオーバーを軽快にクリアしていく小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[終日日陰でアイスバーンと化した区間も安定した走りで慎重にクリアしていく]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[横山選手のミスを見逃さずに若干のリードを奪って単独で先行する小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[阿部選手は60番手から順位を上げたものの残念ながらタイムアウトとなった]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[数秒とはいえリードを守る小坂選手がついに最終周回を迎える]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[危険な区間を危なげなくクリアした小坂選手が先頭でフライオーバーに姿を現した!]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[これまで共に苦渋を味わってきたメカニック陣がゴール後方で歓喜の瞬間を待ちわびる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Cx_39
[フィニッシュ地点にできたレッドゾーンも歓喜の瞬間を待ちわびる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[リードを守ったまま小坂選手がホームストレートに姿を見せる!]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[後ろを振り返り横山選手が追いついてこないことを確認する]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[勝利をほぼ手中にしたことを確信し小坂選手がガッツポーズを見せる!]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[最後にもう一度後方を確認し追いつかれないリードであることを確認]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[ガッツポーズでフィニッシュした瞬間、新たな日本チャンピオンが誕生した!]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[ゴールで待ち構えていたメカニック陣と抱き合い初優勝の喜びを爆発させる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[勝者の周りにはこれまでのどのレースよりも大きい祝福の輪が広がった]
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[喜びを全身で表現しながら小坂選手が表彰ステージに登壇する]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Cx_48
[“親父、勝ったぞ!”競技を始めた時からずっと見守り続けてくれた父・正則氏に改めて勝利の報告をする]
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Cx_49
[成長著しい若手選手を抑えての初優勝。笑顔で記念撮影に応じる小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Cx_50
[最大の目標を達成した小坂選手は、さらなる高みを目指して進化を続ける]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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