2019/07/17

2019 JPT Round8 第12戦 JBCF 石川サイクルロードレース

19jpt12_top01
19jpt12_top02
[上:ゴールスプリントを制した岡篤志選手が自身今シーズンJプロツアー3勝目となる優勝!]
[下:岡選手は、この日の勝利で個人ランキングもがっちり首位をキープ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
7月14日(日)に、2019年のJプロツアー第12戦となる「JBCF石川サイクルロードレース」が開催されました。
 
 
 
 
 
◆大会WEBサイトは[こちら
◆Live!!!ブログレポートは[こちら
 
 
 
 
 
このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の8名がエントリー。
 
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
小坂光
鈴木龍
堀孝明
小野寺玲
岡篤志
 
 
 
 
 
2019年のJプロツアー第12戦となる「JBCF石川サイクルロードレース」が福島県石川町と浅川町にまたがるアップダウンの厳しい公道特設周回コースで開催され、20名ほどに絞られた先頭集団でのゴールスプリント勝負を制した宇都宮ブリッツェンの岡篤志選手が今シーズンJプロツアー3勝目となる優勝を飾りました!
 
 
 
 
 
2019年のJプロツアーも後半戦に入りました。
 
第12戦の舞台となるのは、例年“灼熱地獄”と称されるほどの高い気温と湿度の中で行われる石川ロード。しかし、未だ梅雨明けの声が聞こえない今年は、シトシトと降り続く雨。気温も20度を少し上回る程度ということもあり、例年とは異なるレース展開になることも予想されます。
 
一昨年、昨年とこのレースを連覇している宇都宮ブリッツェンは、増田選手と鈴木龍選手も戦列に復帰して久しぶりに8名フルメンバーでの出走。雨中のレースということを考慮し、リスクを避けるために昨年同様に容認できる逃げを先行させた後はメイン集団をコントロール。最終周回へと向かう上りで一気にペース上げて人数を絞り、好調の岡選手で勝負というプランでレースに臨みました。
 
 
 
 
学法石川高校をパレードスタートしたレースは、3kmのパレード区間が終わってリアルスタートが切られると早速、激しいアタック合戦となります。
 
宇都宮ブリッツェンの選手たちはしっかりとチェックを繰り返しながら逃げのメンバーを選別。最終的に6名の逃げを容認してメイン集団のコントロールに入ります。
 
徳田(BSサイクリング)
小森(マトリックス)
入部(シマノ)
武山(UKYO)
新城(キナン)
雨澤(JCF強化指定選手チーム)
メイン集団
 
逃げ集団を容認したものの、有力チームの選手が満遍なく入った逃げ、かつ、有力選手が入った逃げということもあり、メイン集団をコントロールする宇都宮ブリッツェンは1分以上にタイム差が開かないようにコントロールする展開を維持してレースを進めていきます。
 
4周回目に入ると、メイン集団は石橋選手(BSサイクリング)がアタックを仕掛けたことで活性化。次々に選手が飛び出していく展開になりましたが、この動きは宇都宮ブリッツェン勢がしっかりと封じてコントロールを維持します。
 
レースも残り3周回となる5周回目に入ると、メイン集団をコントロールする宇都宮ブリッツェンがペースアップを開始。小坂選手(宇都宮ブリッツェン)と鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)、堀選手(宇都宮ブリッツェン)が先頭をけん引して逃げ集団とのタイム差を縮めていき、残り2周回となる6周回目中盤までで逃げ集団を吸収。勝負を仕掛けるタイミングにしていた最終周回前の上り区間へと差し掛かります。
 
ここで、宇都宮ブリッツェンは予定通りに阿部選手(宇都宮ブリッツェン)と小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)が一気にペースを上げて集団の人数を絞りにかかりますが、例年に比べて気温も低かったことで消耗も少なかったのか、集団を崩壊させて絞り込むところまでは至らず。逆に木村選手(シマノ)にアタックを仕掛けられ単独で先行された状態で最終周回を迎えることになります。
 
木村(シマノ)
30名ほどの集団
 
最終周回に入っても、しばらくは木村選手(シマノ)が単独で先行する展開が続きましたが、集団から抜け出した数名の選手が木村選手(シマノ)をキャッチ。後方からも数名ずつ選手が合流し、最終的に20名程度の集団のままフィニッシュに向かう上りへと差し掛かります。
 
上り区間に入り何度か攻撃はかかったものの決定的な飛び出しはなく、勝負は20名ほどの集団でのゴールスプリントへ。
 
トリビオ選手(マトリックス)を先頭に最終コーナーへと向かう集団でその番手を取っていた岡選手(宇都宮ブリッツェン)は、後方からスピードに乗って飛び出した木村選手(シマノ)の動きを見逃さずにしっかりと合わせてスプリントを開始。ほんのわずか空いたインを突いて木村選手(シマノ)をかわすと、そのまま先頭でフィニッシュ。前週の東広島ロードレースに続き、2週連続で今シーズンJプロツアー3勝目となる優勝を飾りました!
 
 
清水監督コメント
「チームとしてはプラン通りに事を運べず残念な部分はあったのですが、阿部、堀、小野寺の3選手がパンクに見舞われてしまう不測の事態が重なったということも考慮すると、それも仕方なかったのかなと感じています。むしろ、その状況の中でしっかりと勝ち切ってくれたチームの底力というものを感じられたレースだったのではないかと思います。珍しく雨が降る石川ロードでしたが、多くのファン・サポーターの方が応援に駆けつけてくださったので、その雨を忘れるほどに皆んなが頑張れたのではないかと思います。ありがとうございました!」
 
岡選手コメント
「今日は自分をエースにレースを進めるということでチーム全員でレースをコントロールしてくれたので、絶対勝たなければいけないと思っていました。その中でしっかり勝つことができてホッとしています。昨年と同じプランでレースを進めたのですが、勝負どころの部分で集団をバラけさせるところまでいかずに抜け出せなかったので、そこでプランを変更して自分はスプリントに備えて脚を温存することができたことが、結果的に優勝につながったと感じています。最後のスプリントに関しては3番手以内で最終コーナを曲がらなければ勝てないと思ってトリビオ選手の番手にいたのですが、後ろからギアを変速する音が聞こえたので後ろを見ずにそのまま合わせて、最後はインから上手く差し込めたので良かったです。今日の勝利で個人ランキングのポイントを加算できてプロリーダージャージを守れていますが、この後に強力なライバルも戻ってくると思うので、そこでしっかりと勝ってジャージを守り切れるようにしたいと思います。今日は生憎の天気にも関わらずたくさんのファン・サポーターの方に応援に来ていただき、たくさんの熱い声援を送っていただきありがとうございました!また次戦も頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします!」
 
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
Logo
シクロワイアードの記事は[こちら
 
 
 
 
 
◆[リザルト
[第18回JBCF石川サイクルロードレース - JPT第12戦 - 102.2km - ]
1位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) 2h36m46s
2位 吉岡直哉 (Team UKYO) st
3位 木村圭佑 (シマノレーシング) st
4位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +01s
5位 中井唯晶 (シマノレーシング) +01s
6位 安原大貴 (マトリックスパワータグ) +01s
7位 前田公平 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +02s
8位 近谷涼 (チームブリヂストンサイクリング) +02s
9位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +02s
10位 中島康晴 (キナンサイクリングチーム) +02s
19位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +13s
38位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +2m38s
65位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +7m14s
DNF 小坂光 (宇都宮ブリッツェン)
DNF 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン)
DNF 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン)
出走=115名/完走=69名
 
◆2019Jプロツアー 個人ランキング
1位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) 3,288P
2位 オールイス・アウラール (マトリックスパワータグ) 2,221P
3位 今村駿介 (チームブリヂストンサイクリング) 2,086P
4位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 2,076P
5位 横山航太 (シマノレーシング) 1,830P
6位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) 1,681P
 
◆2019Jプロツアー チームランキング
1位 チームブリヂストンサイクリング 9,128P
2位 マトリックスパワータグ 7,552P
3位 宇都宮ブリッツェン 7,368P
4位 シマノレーシング 6,941P
5位 Team UKYO 2,938P
6位 弱虫ペダルサイクリングチーム 2,341P
 
プロリーダージャージ 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン)
ネクストリーダージャージ 今村駿介 (チームブリヂストンサイクリング)
 
 
 
 
 
19jpt12_01
[久しぶりに8名全員そろってのレース。前夜のミーティングも念入りに行われた]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
19jpt12_02
[例年の“灼熱地獄”とは異なり梅雨空の下、気温も低い中でのレースとなった]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
19jpt12_03
[スタート時間に合わせてローラーでアップを開始する選手たち]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
19jpt12_04
[プロリーダージャージを着る岡選手が場内にアナウンスされる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
19jpt12_05
[ランキング上位選手を先頭にパレードスタート地点となる学法石川高校に選手が整列]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
19jpt12_06
[学法石川高校をパレードスタートし、選手たちが周回コースへと向かう]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
19jpt12_07
[プラン通りに逃げを先行させ、メイン集団のコントロールを開始する宇都宮ブリッツェンの選手たち]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
19jpt12_08
[昨年優勝の鈴木龍選手は膝に不安を抱える事情もあり、この日はアシストの動きに専念]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
19jpt12_09
[少しずつロード仕様の身体に戻りつつある小坂選手が率先して先頭を引く]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
19jpt12_10
[およそ2カ月ぶりのJプロツアーとなった増田選手も集団内で落ち着いた走り]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
19jpt12_11
[ゴールスプリントにプランを切り替え、集団内で脚を溜めながらの走りを続ける岡選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
19jpt12_12
[集団のペースアップで脚を使った小野寺選手が集団から遅れてフィニッシュを目指す]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
19jpt12_13
[小野寺選手とともに仕事を終えた阿部選手も遅れてフィニッシュを目指す]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
19jpt12_14
[序盤からのコントロールで脚を使った小坂選手が最終周回を前にレースを降りる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
19jpt12_15
[わずかに空いたインを突いた岡選手が先行してフィニッシュラインに姿を現す]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
19jpt12_16
[プランとは異なる展開に柔軟に対応し、しっかり勝利をものにした岡選手がガッツポーズを見せる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
19jpt12_17
[久しぶりのJプロツアーながら9位としっかりトップ10入りした増田選手がフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
19jpt12_18
[最終局面で岡選手をしっかりアシストした鈴木譲選手が少し遅れてフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
19jpt12_19
[今季Jプロツアー3勝目の岡選手は、少しずつエースの風格を身に纏い始めたように写る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

|

«2019 JPT Round7 第11戦 JBCF 広島クリテリウム