2016/11/30

Rapha Super Cross NOBEYAMA Day2(UCI-C2)

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[上:落車で失ったタイム差を取り戻そうと決死の追走を続ける小坂選手]
[下:驚異の追い上げから最後はスプリント勝負を制したミルバーンが優勝を飾った]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

11月27日(日)に、ジャパンシクロクロスシリーズ第7戦となる「Rapha Super Cross NOBEYAMA(UCI-C2)」が開催されました。


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このレースに、宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手と、宇都宮ブリッツェンの阿部嵩之選手がエントリー。




ジャパンシクロクロス(JCX)シリーズの第7戦となる「Raphaスーパークロス野辺山Day2(UCI-C2)」が長野県南牧村の滝沢牧場で開催され、レース終盤に先頭パックに合流したSpeedvagen MAAPのギャリー・ミルバーンが最後はブリヂストンアンカーの沢田時選手をホームストレートで振り切り優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手は前日に引き続いての優勝を狙ってレースに臨んだものの1周回目に落車によってタイムを失ってしまい、その後も諦めることなく追走を続けましたが5位という結果でレースを終えています。

また、宇都宮ブリッツェンの阿部嵩之選手はレース途中から寒さの影響で低体温症に陥ってしまいペースを上げられず、無念のDNFとなっています。

前日に行われたJCX第6戦Raphaスーパークロス野辺山Day1でうれしい野辺山初勝利を挙げた小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)。連戦となる今日のJCX第7戦RAPHAスーパークロス野辺山Day2でも、ライバル選手勢の動きを見ながら落ち着いてレースを展開し、前日同様に一発で勝負を決める形で連勝を狙ってレースに臨みました。

レースはスタートから有力選手材がダッシュを決めてコースインしていく展開となり、小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)も5番手前後をキープし落ち着いてレースをスタートさせます。

しかし、1周回目終盤の泥セクションに進入すると、最初のコーナーで小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)は深い泥に前輪が刺さってしまい転倒。先頭パックから遅れて10番手前後にまでポジションを下げてしまう事態となります。

3列目からのスタートとなった阿部選手(宇都宮ブリッツェン)はスタート直後からなかなかポジションを上げることができずに苦戦する状態となります。

その頃、先頭パックでは前日のレースでも果敢な走りを見せていたベアード選手(Cannondale Cyclocrossworld)が先頭で強烈にプッシュする展開。その後方に沢田選手(ブリヂストンアンカー)、ミルバーン選手(Speedvagen MAAP)、ブラッドフォード選手(SET/Coachinng.com)が続きます。

落車転倒によって遅れてしまった小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)でしたが、その後きっちり立て直して5番手パックにまでポジションを上げてさらに前を走る選手たちを追い上げに入ります。

ベアード(Cannonade Cyclocrossworld)

沢田(ブリヂストンアンカー)

ミルバーン(Speedvagen MAAP)

ブラッドフォード(SET/Coaching.com)

横山(シマノレーシング)

丸山(BOMA)

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

その後、追走パックから飛び出した沢田選手(ブリヂストンアンカー)がベアード選手(Cannondale Cyclocrossworld)にジョイン。先頭パックとなってレースを展開する状態となります。

一方、3名の5番手パックからは丸山選手(BOMA)がドロップ。小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)と横山選手(シマノレーシング)の2名となります。

その後、レースも6周回目に入るとここまで先頭をパックを走り続けていたベアード選手(Cannondale Cyclocrossworld)がハイペースがたたってドロップ。逆に追走パックの2名が追いつき、先頭は3名のパックとなります。

沢田(ブリヂストンアンカー)

ミルバーン(Speedvagen MAAP)

ブラッドフォード(SET/Coaching.com)

ベアード(Cannonade Cyclocrossworld)

横山(シマノレーシング)

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

残り2周回となる8周回目に入ると、3名の先頭パックからブラッドフォード選手(SET/Coaching.com)が単独で若干先行する展開となりますが、最終周回に入ろうかという段階になると沢田選手(ブリヂストンアンカー)とミルバーン選手(Speedvagen MAAP)が合流して最終局面を迎えることとなります。

その頃、5番手パックを走っていた小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)は横山選手(シマノレーシング)から若干遅れ6番手となって最終周回に突入します。

最終周回に入ると、先頭の3名は激しく競り合いながら周回を消化。その中で沢田選手(ブリヂストンアンカー)が先行する形でホームストレートに選手たちが入ってきます。

しかしここで、ミルバーン選手(Speedvagen MAAP)が沢田選手(ブリヂストンアンカー)のインを突いて先行、そのまま先頭でフィニッシュして見事に優勝を飾りました。

小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)はドロップしてきたベアード選手(Canondale Cyclocrossworld)をパスして5番手に上がったものの、4番手を走る前方の横山選手(シマノレーシング)を捕らえることはできず。5位でレースを終えました。

また、阿部選手(宇都宮ブリッツェン)はなかなかポジションを上げることができない苦しい走りがつづき、その中で徐々に低体温症に陥ってしまいます。その後も諦めることなく走り続けましたが、惜しくも80%ルールにかかり無念のDNFでレースを終えています。

小坂選手コメント

「今日のレースは昨日のいいイメージを持ちつつ、しっかりと集中して臨みました。冷静に周りを見ながら中盤以降に勝負に出たいと思っていましたが、1周目の泥区間でラインを外して落車してしまい、大きく順位を落としてしまいました。しかし、集中を切らせることなくそこから少しずつ順位を上げていき、フィニッシュタイムもトップとの差もそれほど大きくはなかったですし、感覚としては調子も良かったのでいいイメージで2日目も終えることができたと思っています。次のレースはいよいよ、宇都宮での全日本選手権なのでしっかりと調整をして最高の状態で走ります。今回もたくさんの応援ありがとうございました!全日本選手権でも、会場を赤く染めて応援してください!よろしくお願いします!」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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◆[リザルト

[Rapha Super Cross NOBEYAMA - UCI-C2 - JCX第7戦 - EM 60m - ]

1位 ギャリー・ミルバーン (Speedvagen MAAP) 1h03m04s 21.6km/h

2位 沢田時 (ブリヂストンアンカー) +02s

3位 ケヴィン・ブラッドフォード (SET/Coaching.com) +08s

4位 横山航太 (シマノレーシングチーム) +47s

5位 小坂光 (宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム) +1m11s

6位 キャメロン・ベアード (Cannonade Cyclocrossworld.com) +1m36s

7位 前田公平 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +2m42s

8位 丸山厚 (BOMA/ROND) +2m55s

9位 織田聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +3m20s

10位 門田基志 (TEAM GIANT) +4m13s

DNF 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) -3Laps

出走=78名/完走=15名

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[明け方から降った雨の影響でコースの泥がさらに深さを増した状況となった]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[前日はキレイに見えた山々も、厚い雲に覆われてこの日は見えず]
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[前日のレースでマッドコンディションに苦しんだ阿部選手が深くなった泥の状態を試走で確かめる]
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[試走を終えた小坂選手の意見に対して、すぐさま田村メカが対応する]
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[野辺山連勝に向けて小坂選手がウォーミングアップを開始する]
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[前日に寒さで苦しんだ阿部選手はジャージの中にビニールを入れる対策を施す]
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[エリート男子のスタート時間になると予報通りに冷たい雨が落ち始めるが、小坂選手は集中した表情]
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[降り出した雨でさらにスリッピーになったコンディションの中、レースはスタート]
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[混沌とする第1コーナーを察知し片脚のペダルを外してコーナーに進入する小坂選手]
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[この日も3列目からのスタートとなった阿部選手も無難な立ち上がりを見せる]
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[この日も序盤から有力選手の先頭パックが形成される展開。小坂選手もきっちり入ったが…]
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[1周回目終盤のマッドセクションで落車してしまい、小坂選手はポジションを落としてしまう]
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[前日同様、阿部選手はなかなかポジションを上げられずに苦戦する状態が続く]
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[落車はしたものの集中は切れなかった小坂選手が少しずつ順位を上げ始める]
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[スリッピーなフライオーバーも難なくクリアする小坂選手が先行する選手たちに猛追をかける]
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[雨に泥、そして落車と厳しい状況のレースにも小坂選手の目からは力強さがみなぎる]
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[小坂選手の気迫の走りに、メカニック陣も迅速なバイク交換で応える]
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[この日も泥と寒さに苦しむことになった阿部選手も懸命の走りを続ける]
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[先行する選手たちを次々にパスし、小坂選手は5番手パックにまで順位を上げる]
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[前日よりもさらに泥が深く、重くなった状態でも軽快にシケインをクリアしていく小坂選手]
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[粘りの走りを続けていた阿部選手だったが、-3周回で無念のタイムアウトとなった]
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[先頭に追いつくのは厳しい状況となった小坂選手だが、全日本選手権を見据え追い込む走りを続ける]
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[落車でタイムを失ったが、小坂選手はきっちり挽回する走りを見せて5位でフィニッシュした]
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[しっかりと手応えを感じる野辺山2連戦を終えた小坂選手。次戦はいよいよ、宇都宮での全日本選手権を迎える]
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